おすすめの場所
アユタヤ_Part.4

今回巡ったアユタヤの場所

先のページ「アユタヤ_Part.2」でご紹介した通り今回は遺跡と寺院で11ヶ所を巡りました。雨季でもありあまり天気はよくありませんでしたが、十分なアユタヤ観光はできたかと思います。 また、コロナ後の時期でもありおそらく本来の混雑ではなかったように感じますが、それなりに海外からの観光客も多く見られました。
これから、巡った順番で見学した遺跡や寺院を紹介していきたいと思います。

巡った遺跡の順番
    ①ワット・マハタート
    (Wat Mahathat)

    ②ワット・ラチャブラナ
    (Wat Rajaburana)

    ③ワット・プラ・シーサンペット
    (Wat Pra Srisanpet)

    ④ヴィハーン・プラ・モンコン・ボピット
    (Viharn Phra Mongkol Bopit)

    ⑤ワット・プララーム
    (Wat Phra Ram)

    ⑥ワット・ロカヤスタラーム
    (Wat Lokaya Sutharam)

    ⑦ワット・ヤイチャイモンコン
    (Wat Yai Chai Mongkon)

    ⑧ワット・パナンチューン
    (Wat Phanan Choeng)

    ⑨ワット・チャイワッタナラーム
    (Wat Chai Wattanaram)

    ⑩ワット・ターカーローン
    (Wat Tha Ka Rong)

    ⑪ワット・クディダーオ
    (Wat kudidao)

巡ったアユタヤの場所(2)

④ヴィハーン・プラ・モンコン・ボピット
 (Viharn Phra Mongkol Bopit)

高さ17mのブロンズ製の巨大な仏像の画像42

高さ17mのブロンズ製の巨大な仏像

4番目に巡ったのは、です。 ここは、遺跡ではなくアユタヤにある寺院です。ワット・プラシーサンペットと隣接していたので巡って見ました。 アユタヤの寺院の中でも、タイ人の参拝者が最も多いと言われている寺院です。 1767年のビルマ軍の侵攻によって寺院、仏像ともに損傷しましたが、現チャクリー王朝のラーマ5世(チュラロンコン王)とラーマ6世(ワチラーウット王)の時に修復されました。 外観は赤と白を基調とした明るい色使いで、お寺の中には、1603年にラーマティボディ2世により造られアユタヤでも大きい言われる高さ17mのブロンズ製の巨大な仏像を安置する塔堂です。 ビルマ軍に破壊されたあと、1951年の修理の際には仏像の体内から何百体もの小さな仏像が発見されたとのことです。

赤と白を基調とした塔堂 赤と白を基調とした塔堂
多くのタイ人が訪れる 多くのタイ人が訪れる

⑤ワット・プララーム
 (Wat Phra Ram)

とうもろこし型の巨大な塔堂(プラーン)の画像45

とうもろこし型の巨大な塔堂(プラーン)

5番目に巡ったのは、です。4番目に巡ったヴィハーン・プラ・モンコン・ボピットよりも少し南側にあります。 アユタヤで大人気のアクティビティ『エレファントキャンプの象乗り』で記念写真を撮る場所でもあり。遺跡の入口付近では、このエレファントキャンプの象乗りの象たちが往来するのを見ることができます。 ワット・プララームは、アユタヤ朝2代王が、初代ウートーン王を祀るために1369年に建てた寺院です。 ようは、ウートン王を火葬した場所に建てられたお寺です。本寺院も、ビルマ軍に破壊され現在はクメール様式の塔やそれを囲む仏塔などが残されるのみです。 中心にある「プラーン」と呼ばれるクメール様式の「とうもろこし型の巨大な塔堂」が見どころで、さらに4基の仏塔と朽ちた石像が残っています。 多くの頭がない仏像が、至るところにあります。 初代王の命によって掘られたとされる「ブン・プラ・ラーム」の池が裏手にあります。

残された4基の仏塔? 残された4基の仏塔?
塔堂の上に植物が生えていた 塔堂の上に植物が生えていた
これも仏塔? これも仏塔?
頭部分がない仏像 頭部分がない仏像
かなり痛々しい仏像郡 かなり痛々しい仏像郡
仏像が語りかけるような? 仏像が語りかけるような?
「ブン・プラ・ラーム」池 「ブン・プラ・ラーム」池
エレファントキャンプの象乗り エレファントキャンプの象乗り
ワット・プララームへのライトアップ1 ワット・プララームへのライトアップ1
ワット・プララームへのライトアップ2 ワット・プララームへのライトアップ2

⑥ワット・ロカヤスタラーム★おすすめ★
 (Wat Lokaya Sutharam)

広大な草原にある巨大な寝釈迦仏の画像54

広大な草原にある巨大な寝釈迦仏

6番目に巡ったのは、です。 ガイドブック等でも紹介されているのですが、中洲内なのですが人気の遺跡郡がある中心より少し離れたアユタヤの西側にあり行きにくい場所にあります。 しかしながら、個人的には何もない広大な草原に巨大な寝釈迦仏像が横たわっている光景は目に焼き付きおすすめしたい遺跡です。 ワット・ロカヤスタラームは、広大な草原の中にある仏教寺院の廃墟で周囲に寺院や本堂はないのですが、奥の寺院跡の中心には仏塔がまだ残っています。 この仏塔の建築様式がワットマハタートなどと同じクメール様式であったことから、ある程度の時期の特定ができ後期アユタヤ王朝の中期に建設されていたといわれています。 寝釈迦像は、80歳で入滅したブッダを表現していて1956年に復元されました。寝釈迦仏は、レンガと石灰石を焼いて水を加えた消石灰を主成分とした建築材料の漆喰(しっくい)で作られていて、全長57.7m、高さ8mもあり迫力があります。 ガイドブックなどではオレンジ色の袈裟を纏った姿を見ることが多いと思いますが、雨季などには袈裟を纏っていない姿を見ることができます。時期やタイミングによって袈裟の有無が異なります。

横に寝ています 横に寝ています
やさしい顔に感じます やさしい顔に感じます
大事な足裏です 大事な足裏です
お供えの仏像も寝釈迦仏像 お供えの仏像も寝釈迦仏像
残っている仏塔 残っている仏塔
寺院跡 寺院跡

⑦ワット・ヤイチャイモンコン
 (Wat Yai Chai Mongkon) ★必見★

72mの仏塔と右側前にある仏像の画像61

72mの仏塔と右側前にある仏像

パワースポットでもある涅槃仏の画像62

パワースポットでもある涅槃仏

7番目に巡ったのは、です。 ここは、訪れたい遺跡のベスト3に良く上げられる一つです。アユタヤの中洲の外にあり少し移動に苦労しますが、ぜひ訪れたい遺跡です。 ワット・ヤイチャイモンコンは1357年、初代ウートン王がセイロン(現スリランカ)の留学中の修行僧たちの瞑想の場として建立した寺院といわれています。 ひときわ目を引く中央にある高さ72mの仏塔へは登ることもできます。仏塔の前には、大きな仏像が左右にあります。 この仏塔は、1592年に19代ナレスアン王が象にまたがり一騎打ちでビルマ王子を破り、ビルマ軍との戦いに勝利した記念の塔です。鮮やかな黄色い衣をまとった数十の仏座像が塔の周りを囲んでいます。 お釈迦様が亡くなる時の姿を表している寝釈迦像も必見です。涅槃仏は大きく、漆喰で作られていて仏像の足の裏にコインを貼り願い事をすると願い事が叶うと言われているパワースポットです。 目を閉じていれば亡くなった後のお姿、目を開けていれば悟(さと)りを開いた釈迦(しゃか)が涅槃(ねはん)に入る直前のお姿を表しているとのことですが、ここの寝釈迦像は目を開けています。 ワット・ヤイチャイモンコンは、チャオプラヤー川の中州地域の外に建立されたためビルマの攻撃から逃れることができ破損がほとんどありません。 アユタヤにおける絶景スポットだけでなく、勝運が得られるパワースポットとしても人気があります。

仏塔と左側前にある仏像 仏塔と左側前にある仏像
仏塔の周りにある多くの仏像 仏塔の周りにある多くの仏像
仏像が並ぶ 仏像が並ぶ
仏塔の脇にも仏像がある 仏塔の脇にも仏像がある
仏塔裏にある白い仏陀像 仏塔裏にある白い仏陀像
本堂 本堂

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