おすすめの場所
アユタヤ_Part.3

今回巡ったアユタヤの場所

先のページ「アユタヤ_Part.2」でご紹介した通り今回は遺跡と寺院で11ヶ所を巡りました。雨季でもありあまり天気はよくありませんでしたが、十分なアユタヤ観光はできたかと思います。 また、コロナ後の時期でもありおそらく本来の混雑ではなかったように感じますが、それなりに海外からの観光客も多く見られました。
これから、巡った順番で見学した遺跡や寺院を紹介していきたいと思います。

巡った遺跡の順番
    ①ワット・マハタート
    (Wat Mahathat)

    ②ワット・ラチャブラナ
    (Wat Rajaburana)

    ③ワット・プラ・シーサンペット
    (Wat Pra Srisanpet)

    ④ヴィハーン・プラ・モンコン・ボピット
    (Viharn Phra Mongkol Bopit)

    ⑤ワット・プララーム
    (Wat Phra Ram)

    ⑥ワット・ロカヤスタラーム
    (Wat Lokaya Sutharam)

    ⑦ワット・ヤイチャイモンコン
    (Wat Yai Chai Mongkon)

    ⑧ワット・パナンチューン
    (Wat Phanan Choeng)

    ⑨ワット・チャイワッタナラーム
    (Wat Chai Wattanaram)

    ⑩ワット・ターカーローン
    (Wat Tha Ka Rong)

    ⑪ワット・クディダーオ
    (Wat kudidao)

巡ったアユタヤの場所(1)

①ワット・マハタート
 (Wat Mahathat) ★必見★

菩提樹の根元に埋まった仏頭の画像14

菩提樹の根元に埋まった仏頭

アユタヤ巡りの最初は、アユタヤ観光の代名詞的存在として多くの人に知られている「菩提樹の根元に埋まった仏頭」があるにしました。 この場所の写真で、アユタヤを思い浮かべる人は多いかと思います。場所的にも、中洲のほぼ中心にありアユタヤの観光をはじめるには良い場所かと思います。 ワット・マハタートは、1374年に建立された寺院です。 1369年~70年の2代ラーメスアン王が建てたという説と、1370~88年の3代ボロムラーチャー1世が建てたという説がありますが、いづれにしても13世紀の重要な寺院の一つです。 補強修理はされつつもビルマ軍との戦いで破壊された姿がそのままに残されています。中でもワット・プラ・マハタートを有名にした「」はアユタヤ観光の代名詞的存在です。 「菩提樹の根元に埋まった仏頭」は、ビルマがアユタヤを侵略した際に近くにあった仏像から切り落とされたもので時間がたつにつれ、木を切らない限り取り出すことができなくなったもので戦争の悲惨さを物語っています。 この仏頭の撮影マナーとして、必ず膝まずいて、自分の顔が仏頭を見上げる位置になるようにして撮影するように告知されています。 また、寺院では略奪・破壊の憂き目に逢い数々の仏像の頭部が切り落とされ胴体のみになっている仏道を多く見る遺跡ともなっています。 寺院の痕跡も、瓦礫や土台しか残っていないのがほとんどです。何とも言えない神秘的な雰囲気の中で、戦争の悲惨さを感じることもできる場所で見どころが多い遺跡です。

破壊された大仏塔郡 破壊された大仏塔郡
レンガによる芸術的な積みと装飾 レンガによる芸術的な積みと装飾
頭が破壊された仏像郡 頭が破壊された仏像郡
頭が破壊されている仏像があちらこちらに 頭が破壊されている仏像があちらこちらに
修復され頭がある大仏 修復され頭がある大仏
これも修復されている仏像 これも修復されている仏像
ここに建物があったのだろう? ここに建物があったのだろう?
遺跡の敷地は良く整備され管理されている 遺跡の敷地は良く整備され管理されている
仏塔が倒れそう! 仏塔が倒れそう!
外側から見たワット・マハタート 外側から見たワット・マハタート

②ワット・ラチャブラナ
 (Wat Rajaburana)

クメール様式のチェーディー(大仏塔)の画像25

クメール様式のチェーディー(大仏塔)

2番目に巡った場所は、最初のワット・マハタートの北側に隣接する。アユタヤで見ておきたい遺跡の一つに上げられている人気のある遺跡です。 ワット・マハタートからも歩ける(約200m程度)のでぜひ巡っておきたい遺跡です。 ワット・ラチャブラナは、アユタヤ王朝第8代の王であるボーロマラーチャーティラート2世(サームプラヤー王)によって1424年に建立されその後、ビルマとの戦いで破壊されてしまいましたが、クメール様式の美しい大仏塔や入口にあるアーチが綺麗に残っています。 寺院の中心にあるクメール様式のチェーディー(仏塔)には、ガルーダや仏像などのレリーフが施されていて迫力があり見所となっています。 1958年の修復作業では、塔内部から宝物や壁画が多く発見されています。他の遺跡より知名度は低いのですが、遺跡の美しさには定評があり大仏塔に登ることができ中腹部分からは遺跡全体を見渡すことができます。 ワット・ラチャブラナも他の遺跡と同様に、多くの頭部分が破壊された仏像がありなんとも言えない気持ちになります。

残った入口のアーチ 残った入口のアーチ
綺麗に残っているアーチ 綺麗に残っているアーチ
ここにも頭が破壊された仏像郡 ここにも頭が破壊された仏像郡
破壊された頭が置いてある 破壊された頭が置いてある
仏塔の上から入口側のアーチを見る 仏塔の上から入口側のアーチを見る
仏塔の上から見る西側 仏塔の上から見る西側
残骸が痛々しい 残骸が痛々しい
ここにも建物があったのだろう ここにも建物があったのだろう

③ワット・プラ・シーサンペット
 (Wat Pra Srisanpet) ★必見★

東側から見た3基の仏塔の画像25

東側から見た3基の仏塔

西側から見た3基の仏塔の画像25

西側から見た3基の仏塔

ワット・プラ・シーサンペットのライトアップ

ワット・プラ・シーサンペットのライトアップ

3番目に巡ったのは、です。 ここは、巡りたい遺跡にいつも上げられている人気の遺跡です。 ワット・プラシーサンペットは、1491年に建立され東西に並ぶ3基の仏塔が特徴の王室守護寺院でアユタヤ王宮において最も重要な寺院遺跡といわれています。 かつては16mの純金で覆われた立仏像がありましたが、ビルマとの交戦で破壊されました。この仏像をプラシーサンペットと言い、寺院の名前の由来となったとのことです。 現在はアユタヤ朝中期に建立された高40mの3基の仏塔のみが残っています。この仏塔には、それぞれに王たちの遺骨が納められていたと言われています。 戦争が終わってから寺院の修復が始まり現在の姿となっていて今では、仏教遺跡群の中でも美しい景観を見せる人気のスポットとなっています。 夜には、ライトアップされます。ワット・プラシーサンペットは、当時のアユタヤ建築を偲ばせる貴重な遺跡となっています。

柱が残っている 柱が残っている
当時の寺院が思い浮かぶような光景 当時の寺院が思い浮かぶような光景
これも仏塔か? これも仏塔か?
ここも仏像の頭が破壊されている ここも仏像の頭が破壊されている
敷地が良く整備されていると思う 敷地が良く整備されていると思う
仏塔の前にもレンガの何かが? 仏塔の前にもレンガの何かが?

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