シュノーケリング(12):真鶴半島 三っ石海岸(2) 10月中旬編の表紙イメージ画像

天候に恵まれ、最高のコンディションでシュノーケリング

まるで南国のような海中の光景を見せる真鶴半島 三ッ石海岸(2015/10/12 大潮 晴れ) 画像01の画像
まるで南国のような海中の光景を見せる真鶴半島 三ッ石海岸(2015/10/12 大潮 晴れ)

10月の連休、でシュノーケリングを楽しんだ。今回は、天候と10月ならではの透明度が高い海のコンディションに恵まれ、首都圏とは思えない海の世界を見せてくれた。10月中旬の海水温度はそれほど冷たくないのだが、長い時間シュノーケリングをやれば当然体が冷える。 私たちは、5mmのウェツトスーツを着ているので海の冷たさをすぐには感じないのだが、それでも30分以上、海の中に居ると体が冷えてくる。10月のシュノーケリングは、5mmのウェツトスーツをおすすめしたい。 3mmでも大丈夫なのだが30分以上のシュノーケリングでは体が急に冷えてくる。今回、磯遊びや釣りを楽しんでいる人は多かったのだがシュノーケリングを楽しんでいる人は、私たち以外にはいなかった。 子ども用の5mmウェツトスーツは、手に入りにくく数が少ないのでダイビングショップもしくはインターネットショッピングで手に入れたい。おすすめのキッズ用5mmウェツトスーツは、 AQA キッズ スキンフルスーツ だ。 少し高いかもしれないが、子どもと10月のシュノーケリングを楽しむにはベストなウェットスーツだ。また、真鶴半島三ッ石海岸は、Shizengateのホームグランド。本ホームページでは、他のページでも、真鶴半島三ッ石海岸での海遊びを紹介している。 8月の真鶴半島三っ石海岸でのシュノーケンリングを紹介している「シュノーケリング(7):真鶴半島 三っ石海岸」、真鶴半島三っ石海岸での磯遊びのようすは、「磯遊び(13):真鶴半島 三ッ石海岸」、真鶴半島三っ石海岸全般の紹介は、磯遊び&シュノーケリングガイドの「真鶴半島 三ッ石海岸」と多くのページで紹介しているので参考として欲しい。

10月なので干潮時でも海面が高いの画像0202
10月なので干潮時でも海面が高い
ウェットの上にラッシュガードを着るの画像0203
ウェットの上にラッシュガードを着る
透明度が高い10月の海の画像0204
透明度が高い10月の海
波が海をかき混ぜるの画像0205
波が海をかき混ぜる

今回シュノケーリングを楽しんだ場所

今回シュノケーリングを楽しんだ南西側エリア(2014/7/13日:大潮)の画像06
今回シュノケーリングを楽しんだ南西側エリア(2014/7/13日:大潮)

今回シュノケーリングを楽しんだ場所は、昨年の2014/7/13日と同じ場所で景勝三ッ石を見て左側(東側)の岩礁域。大潮の干潮時に、外海と沿岸の間に岩に囲まれた大きなエリアができる。 この場所は、外海からの波が岩で遮られ、真鶴半島の豊富な生き物達が見られるポイント。今回も、サンゴイソギンチャクがやたらと目立った。また、死滅回遊魚のチョウチョウウオを見ることができた。 今回は、真鶴で常連の魚と二つのはじめて観察できた生き物を見つけられた。

今回、はじめて観察した生き物

以下の写真は、クリックすると大きな写真が見れます。

イボベッコウタマガイ
(ニグラ)

岩の上に変な物体が?手にとって見てみたのだが少し固い。どうみてもウミウシなのだが?調べてみるとこれが、ウミウシの遠縁と言われる「巻き貝」の仲間の「イボベッコウタマガイ(ニグラ)」。 和名では で、学名は「ニグラ」なので学名で呼ばれる事も多い。何回もこの真鶴半島 三ッ石海岸に来ているのだがはじめて見かけた生き物だ。何回来ても、このような見たことが無い生き物に出会える。 海の生き物の豊富さを感じざる終えない。「イボベッコウタマガイ(ニグラ)」の貝殻は、体の中にあり完全に閉じ込められ露出することができない貝。しかし、どう見ても貝の仲間だとは思えない。 外套膜が全体を覆っていて殻を見ることができないのだが、カタツムリの殻のような形をしているとのこと。

生き物の説明は、こちら

イボベッコウタマガイ(ニグラ)の画像206 ウミウシのような形、頭は右? の画像207

エビ? シャコ?

家に帰っていろいろ調べたが、エビなのかシャコなのか判断がつかなかった。よくよく調べれば 。シャコとエビの違いは、シャコは、前脚が鉄拳のように驚くべき迅速さでパンチを放つ。エビには、付属肢にはさみがありシャコにはない。その代りに6~7個の棘がありエビにない。おそらく写真から判断してシャコの仲間だろう?

おそらくシャコの仲間の画像208
平らな体の画像209 前脚をつぼめている?の画像210 尾に棘があるような?の画像211

今回見かけた主な生き物

以下の写真は、クリックすると大きな写真が見れます。
サンゴイソギンチャクの画像212

個人的には、真鶴半島三ッ石海岸と言えば、この「サンゴイソギンチャク」。真鶴半島南部は、サンゴイソギンチャクの北限と言われている。クマノミは発見できなかったが、多くのサンゴイソギンチャクが見られた。サンゴイソギンチャクを見ると、心がワクワク。

生き物の説明は、こちら

オオサンゴイソギンチャクの画像213

今回、このオオサンゴイソギンチャクがやけに目に付いた。近年の研究で、サンゴイソギンチャク・オオサンゴイソギンチャク・タマイタダキイソギンチャク・ウスカワイソギンチャクは、サンゴイソギンチャクにまとめられたとようだ。

生き物の説明は、こちら

マタナゴの画像214

目の前を横切った魚がいた。この魚は、「マタナゴ」だと思う。鰓蓋にある黒い斑点の数が1個しか見えなかった。(マタナゴは1個、ウミタナゴは2個)

生き物の説明は、こちら

チョウチョウウオを発見の画像22

死滅回遊魚のチョウチョウウオを発見。写真が後側しか撮れず判別がつかないが、おそらく関東近辺で普通に見られるチョウチョウウオの稚魚だと思う。チョウチョウウオを見るとダイビングを思い出す。

オハグロベラの画像221

通常のオハグロベラよりもやけに透き通った色をしていると思ったが、よく調べたらやはり「オハグロベラ」とのこと。雌で幼魚の可能性が高い。

生き物の説明は、こちら

イソバナの画像24

イソバナの中に「オオトゲトサカ」のようなソフトコーラルがあったことを写真を見てはじめて知った。潜ったときには、見つけられなかったのが非常に残念。

生き物の説明は、こちら

真鶴半島 三ッ石海岸の常連さん魚

以下の写真は、クリックすると大きな写真が見れます。
オヤビッチャの画像212

生き物の説明は、こちら

ニシキベラとソラスズメダイの画像217

ニシキベラの説明

ソラスズメダイの説明

クロメジナの幼魚の群れの画像218

生き物の説明は、こちら

カゴカキダイの画像219

生き物の説明は、こちら

イシダイの幼魚の画像217

ソラスズメダイの説明

海面下に居た小魚の群れの画像218

何の幼魚なのか?すでに成魚なのかわからず?


スノーケリングに役立つ本

海岸ガイド

海岸ガイドのコンテンツの画像

子どもと楽しく磯遊びとスノーケリングが楽しめる海の場所を紹介しています。関東圏、特に神奈川県、静岡県が多いです。

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磯遊び

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「磯遊びコンテンツ」では、子どもと楽しく磯遊びをするための紹介ページです。磯遊びの場所や磯遊びの遊び方、磯の生き物などを紹介しています。

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真鶴半島 周辺の宿

真鶴半島には、天然温泉がない分、新鮮な海の幸が味わえるいくつかの宿があるので以下に紹介したい。どうしても温泉と言う人は、車で30分もかからない湯河原温泉があるのでそちらでの宿泊をおすすめする。

Shizengateショッピングモール

ShizenGate Plazaの画像

ShizenGateのショッピングモール「ShizenGate Plaza」では、スノーケリング用品などが買えるショップサイトでショッピングが楽しめます。

ShizenGate Plazaへ