シュノーケリング(13):真鶴半島 琴ケ浜海岸 6月初旬編の表紙イメージ画像

日本のダイビング発祥の地としても知られている琴ケ浜海岸

比較的透明度が高く海底の岩場の起伏が富んでいる琴ケ浜海岸(2016/06/04 大潮 晴れ)の画像01
比較的透明度が高く海底の岩場の起伏が富んでいる琴ケ浜海岸(2016/06/04 大潮 晴れ)

6月の初旬、でシュノーケリングを楽しんだ。天候も良く海は凪状態で波がほとんどなくシュノーケリングには絶好のコンディション。 5mmのウェットスーツだったので海の冷たさをほとんど感じないほど海水も冷たくなかった。ダイバーもいる琴ケ浜海岸は、5mも行くと急に深くなる海岸。 波が穏やかな日も多くなくどちらかと言うと中・上級者向けのシュノーケリングポイントだ。子どもとシュノーケリングを楽しむなら、波が穏やかなで海岸沿いの近い部分でのシュノーケリングをおすすめする。 琴ケ浜海岸では、海岸沿いでも50センチを超える大物を見かけることができる面白い海岸だ。波が穏やか凪状態の琴ケ浜海岸は、シュノーケリングの範囲が広く楽しくシュノーケリングを楽しむことができる。 海に向かって左側のポイントは、ダイバーが多いのだが70m程度沖に出たところにブイがあり岩場がいきなり隆起しているポイントなので魚が集まりやすいポイントとなっていてシュノーケラーにも人気があるポイント。 子どもとこのポイントでシュノーケリングを楽しむにはかなり慣れた大人と子どもでないと難しいと思う。ここまでは、外海で何もなく水深5メートルから7メートルくらい外海を泳がなければならない。 一見簡単そうに感じるが、何もない外海を100m近く泳ぎポイントに向かうことは、初心者に恐怖心を与えることとなる。今回は、6月だったのでそんなに多くの魚は見かけなかったが、それでもニシキベラ、オキタナゴ、ボラ、ソラスズメダイなどが泳いでいた。 この海岸では、ウミウシも多く見ることができる。海中の岩などを注意深く見れば様々なウミウシを見ることができる。天候にもよるのだが、6月のシュノーケリングは、5mmのウェツトスーツをおすすめしたい。 子ども用の5mmウェツトスーツは、手に入りにくく数が少ないのでダイビングショップもしくはインターネットショッピングで手に入れたい。おすすめのキッズ用5mmウェツトスーツは、 AQA キッズ スキンフルスーツ だ。少し高いかもしれないが、子どもと6月のシュノーケリングを楽しむにはベストなウェットスーツだ。 真鶴半島 琴ケ浜海岸については、本ホームページの磯遊び&シュノーケリングガイド「真鶴半島 琴ケ浜海岸」を見てほしい。真鶴半島 琴ケ浜海岸での磯遊びは、「磯遊び(21)」で紹介している。

海底の起伏が富んでいるの画像022
海底の起伏が富んでいる
海藻が茂る海底の画像03
海藻が茂る海底
5mほど沖に出ると急に深くなるの画像04
5mほど沖に出ると急に深くなる
色鮮やかな魚が泳ぐの画像05
色鮮やかな魚が泳ぐ

今回シュノケーリングを楽しんだ場所

今回シュノケーリングを楽しんだエリア(2016/6/4日:大潮)の画像06
今回シュノケーリングを楽しんだエリア(2016/6/4日:大潮)

今回は、子どもと一緒だったので海岸のほぼ中央の海岸沿い5m以内を中心にシュノーケリングを楽しんだ。今回は、本当に海が凪ぎ状態で最高のコンディション。海流に流されることも波に邪魔されることのなくシュノーケリングを楽しめた。

おすすめの真鶴半島 琴ケ浜海岸の海

以下の写真は、クリックすると大きな写真が見れます。

凪状態に近いコンディション

とは、本来は、風力がないの状態のことを言うが、沿岸地域では、天気のよい日などで一般的には風がおさまって波の穏やかな状態を凪として使われることが多い。 このような凪の状態になることは、年間通して多くはなく、今回は本当に運がいい海のコンディションだったと言える。

凪状態に近い海のコンディションの画像07

波がなくエントリーが楽

いつもなら波がるのでエントリーは、波が引いたときにするのだが、凪状態では波がほとんどなくいつでもエントリーできる。さらにエントリー後も、波をかぶることなくエントリーがし易い。写真の通り、子どもでも、簡単に海に入れすぐにゆっくりと浮いて泳ぐことができる。

波がないので、エントリーが楽の画像08
沖の海も穏やかの画像09 マスク調整もやり易いの画像10 海の流れもほとんどなしの画像11

今回見かけた主な生き物

以下の写真は、クリックすると大きな写真が見れます。
不明?の画像12

ソフトコーラルかと思ったが、穴の開いたツボような突起が多くあることからホヤの仲間かと思うが断定できなかった。

タカノハダイの画像13

今回見た魚の中では、大きい方。タカノハダイの成魚だ。鰭は黄褐色で、尾鰭に多数の白い斑点がもつことが特徴なので判別し易い。

生き物の説明は、こちら

ソラスズメダイの画像14

南国を感じる色鮮やかなソラスズメダイも多かった。関東近郊の海でもよく見かける魚だが、この魚を見ると気持ちが弾む。

生き物の説明は、こちら

オキタナゴの画像15

目の間に魚が通過した。この魚が、オキタナゴ。シュノーケリング中によく見かけた魚の一つだ。

生き物の説明は、こちら

アイゴの画像16

よく撮れなかったが、琴ケ浜海岸で見る大きな魚影は、このアイゴであることが多い。とにかく素早く泳ぐので追いつけない。

生き物の説明は、こちら

ボラの画像17

これも写真によく撮れなかったが、大きなボラが2匹目の前を通った。30cm以上はあったかと思う。

生き物の説明は、こちら

ムラサキウニの画像18

この時期の真鶴半島の海は、ムラサキウニがあちらこちらにいる。真鶴半島は、ウミは、漁業権に入っていない。

生き物の説明は、こちら

サザエの画像19

イソバナの中に「オオトゲトサカ」のようなソフトコーラルがあったことを写真を見てはじめて知った。潜ったときには、見つけられなかったのが非常に残念。

生き物の説明は、こちら


スノーケリングに役立つ本

海岸ガイド

海岸ガイドのコンテンツの画像

子どもと楽しく磯遊びとスノーケリングが楽しめる海の場所を紹介しています。関東圏、特に神奈川県、静岡県が多いです。

海岸ガイドの目次へ

磯遊び

磯遊びの画像

「磯遊びコンテンツ」では、子どもと楽しく磯遊びをするための紹介ページです。磯遊びの場所や磯遊びの遊び方、磯の生き物などを紹介しています。

磯遊びの目次へ

真鶴半島 周辺の宿

真鶴半島には、天然温泉がない分、新鮮な海の幸が味わえるいくつかの宿があるので以下に紹介したい。どうしても温泉と言う人は、車で30分もかからない湯河原温泉があるのでそちらでの宿泊をおすすめする。

Shizengateショッピングモール

ShizenGate Plazaの画像

ShizenGateのショッピングモール「ShizenGate Plaza」では、スノーケリング用品などが買えるショップサイトでショッピングが楽しめます。

ShizenGate Plazaへ