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Island_サメット島_Part.1

青い海と白い砂のビーチが創り出す美しい景観

青い海と白い砂のビーチが創り出す美しい景観

は、バンコクから南東約200km離れたラヨーン・ビーチから南東の沖合い約7km地点に位置し周囲約20km、面積約10平方キロメートと南北に細長い形をした島です。 サメット島は、国立公園に指定されていて手付かずの自然がときれいな海を楽しいたい人達やタイに駐在する日本人からも人気があります。 バンコクから車で3~4時間程度で行けるため、バンコクから行けるアイランドリゾートの一つかと思います。 サメット島の魅力は、なんといってもビーチです。サメット島には、名前のない小さなビーチも含めれば15ヶ所以上のビーチが存在すると言われています。ほとんどのビーチが島の東側に位置し、透明度が高い青い海と白い砂のビーチにより息をのむほどの美しい海の景観を創り出しています。 島内には、ショッピングモールこそないですが、バンガロー、ホテル、ビーチレストラン&バー、カフェなどがありビーチ沿いには夜遅くまで営業している店も多くあります。また、コンビニ、病院などの滞在中に必要な施設は揃っていますます。 特に島の観光中心地である「」では、軽快な生演奏のリズムに合わせて踊る大迫力の「ファイアーダンス」が行われています。この「ファイアーダンス」を見ながら食べるシーフード料理は、良い思い出になるかと思います。 また、シュノーケリング、ダイビング、釣りといったマリンアクティビティも充実しています。これらの現地オプショナルツアーを利用すれば、道具の準備や移動手段などを気にせず気軽にマリンアクティビティが楽しめます。 おすすめの季節はバンコクと同様、11月~2月の乾季で観光には適しています。 今回の旅は、日本から来た家族との1泊2日のみの旅行で島を十分に見学する時間はありませんでしたが、アイランドリゾートライフとサメット島の海のすばらしさを十分に感じることができた旅かと思います。今回は、このサメット島1泊2日の旅を紹介します。

サメット島の魅力
  • バンコクからアクセスが便利
  • 綺麗な海と白いビーチの美しい景観
  • 宿泊施設、アクティビティツアーが充実
  • ファイヤーダンスが見れる
  • 手つかずの自然
サメット島のイメージ

サメット島への行き方

バンコクからサメット島への行き方は、最初にラヨーン県にあるに行き、乗り合いの船かスピードボートでサメット島に向かいます。 サメット島に渡るのは、船しかないためバーンペー港(Ban Bae Pier)までの行き方の違いで大きく5通リになります。

①高速バス+船

一般的な行き方は、BTSエカマイ駅の東バスターミナル(エカマイバスターミナル)から高速バスに乗り、ラヨーン県のバンペー港にまで向かい、そこから船でサメット島に向かう行き方です。(5時台~20時台、約3時間30分、約200バーツ)。 エカマイ東バスターミナルのチケット売り場「BANPHE KOH SAMED」と大きく書いてあるカウンターでチケットを購入します。このカウンターでは、フェリーの片道チケットも買うことができます。

②タクシー+船

バンコクやスワンナプーム国際空港からタクシーでバンペー港に行き船でサメット島へ。早くて約2時間半(約3000バーツ:約10200円)で行けるるのですが、個人的には、海外旅行者がタイのタクシーで数時間は厳しいかなぁ?この方法を好んで利用する観光者も、多くいることは事実です。

③自家用車もしくはレンタカー

海外観光者がレンタカーを利用して行くことはかなりまれかと思いますが、タイ人や私のようにタイに駐在し車の運転を日常している外国人はこの方法が最もポピュラーです。 今回私は、自家用車を利用しました自家用車の利用は、一番コストも安く自由度が高い方法です。

④ミニバンを利用する

「カオサン通り周辺」や「エカマイ東バスターミナル」などで事前にミニバンの予約をして、宿泊ホテルなどから出発しバンペー港に行き船で渡る方法です。ミニバンの会社により金額がかなり差があるのですが、事前予約できますので確実な方法かと思います。 しかし、ミニバンに他の乗客がいる場合は、満席だと車内がかなり狭くバンコク市内であちらこちらへとピックアップしますので、到着時刻がその都度違い所要時間が分かりにくいという欠点があります。

⑤サメット島へのツアーを利用する

正直、海外旅行者はこの方法が一番確実で安全かと思います。旅行会社やホテルなどで、ツアーを取り扱っていますので確認してください。 ツアーの中には、バーンペー港よリ少し北にある「ヌアンテイップ港」からスピードボードで直接島のホテルに渡るツアーもあります。

自家用車でサメット島へ

車好きの私は当然自家用車で、サメット島に向かいました。家族4人なので、自家用車だとコストも安く自由度が高いです。 自家用車を選ぶ場合は、2時間半程度の運転の覚悟が必要になり休憩も取るので行程はほぼ3時間です。 自家用車で重要なことは、「島に滞在中の駐車場が確保できるか?」です。 には、という駐車場があります。島に滞在する日数分駐車(1日約100バーツ:350円 前払い)することができます。 駐車券が渡されますので大切に保管してください。 バーンペー港(Ban Bae Pier)からのは、島まで約30分~40分で片道70バーツ(約240円)、往復100バーツ(約350円)です。 乗り合いの船は、朝8時から1時間おきに17:00までしか航行していませんので注意が必要です。 もしくは、スピードボート(約:15分片道200バーツ(約600円)、往復350バーツ(約1050円))かチャータボードで島に渡ります。

  • 「SRIBANPHE PIER」駐車場入口

    「SRIBANPHE PIER」
    駐車場入口
  •  バーンペー港(Ban Bae Pier)

    バーンペー港
    (Ban Bae Pier)
  • 乗り合いの船

    乗り合いの船
    2F船内
  • ナダン桟橋(Nadan Pier)

    ナダン桟橋
    (Nadan Pier)

サメット島の移動

サメット島内の移動手段は、島内を走る緑色の荷台付き小型トラック「」と「」です。今回は、家族や荷物もあったのでホテルへの往復はソンテウを利用しました。 ソンテウは、タクシーのような要領で利用することができます。港や各ビーチ周辺など、人の移動が多い場所にはソンテウの待機所があります。船が到着するナダン桟橋では、多くのソンテウが待機し係員のおじさん方が方面別にお客さんを振り分けます。 運賃は1人30バーツ〜70バーツ程度(距離によって異なる)と安いのですが、これは乗客が定員に達した場合のみ適用の料金です。他に乗客がいないプライベートの状態だと、チャーター料金適用で1台100バーツ〜650バーツ程度になります。 私達が乗ったソンテウも10人ほど乗車し、各ホテルに停まりながら進んでいくとうスタイルでした。 ソンテウのような車は日本で走れないので、日本から来た人たちは遊園地の乗り物のように感じ楽しいと思います。 島のナダン港やサメット島入場ゲート周辺には、多くのレンタルバイク屋があります。レンタル料は1日(24時間)約300バーツ(パスポートを預ける必要あり)程度で、各ビーチ近くのホテルでレンタルする場合は、1日400バーツ〜500バーツ程度です。 また、サメット島で頭に入れておくべき事があります。サメット島は国立公園なので、2回の島の入場料を必ず払わなければいけません。1回目は、船着き場利用料で20バーツ(70円)、2回目は、島の入場料(外国人200バーツ(700円)・タイ人40バーツ(140円))です。 この入場チケットは、5日間有効で失くしてしまうと、もう一度購入しないといけないので大切に保管しましょう! ソンテウに乗れば必ず島の入場券支払いゲートに停まりますので、パスポートを見せそこで島の入場料を人数分支払ってください

ナダン(港)桟橋のソンテウ
ナダン(港)桟橋のソンテウ

ソンテウに乗る
ホテル近くで待機するソンテウ
ホテル近くで待機するソンテウ

宿を考える?

行き方が決まったら次に考えるのは、「宿」の確保。決める要因は、「費用」「環境」「豪華さ」「過ごし方」「観光エリア」「便利さ」などそれぞれの人がそれぞれの思いがあるかと思います。 今回、私は1泊2日の家族4人旅。いつもの一人で行く島旅とは違い宿の選択は非常に難しいポイントです。外国人が行く高級リゾートホテルを選択すれば全く問題ないのですが、コストもかかりなんとなく自分のポリシーに反してしまう。 そこで、今回の宿の選択条件を以下の5点に絞り込みました。

今回の旅の目的
  • 海が見える部屋に泊まりたい
  • 宿泊代は、安く抑えたい
  • 人が多くなく、きれいな海で過ごしたい
  • 日本から来た家族がある程度満足できるホテル
  • シュノーケリングツアーに参加する
宿イメージ写真

正直、最初の3つの条件は島に行く際に毎回目的としていることです。問題は、「日本から来た家族がある程度満足できるホテル」。どの程度のレベルが妥協点なのかを見極めるのが非常に難しい。 うちの家族は日本でキャンプ等を多く体験しているので、ある程度のコテージでも満足できると思いますが、そうは言えどタイに来てまで現地レベルのホテルやコテージでは悲しい。 サメット島は、海が目の前に見えるホテルやコテージが多くあり選択幅は広がります。夕日がきれいな西側の宿は少なく、ハイレベルなホテルが多く今回はパス。 サメット島の中心地「」には、多くのホテルや飲食店、バーなどがありに多くの外国人観光者が利用するエリアです。しかし、今回は1泊2日でほぼホテルライフでホテル以外に行くことはありません。 ゆっくり過ごすとなると、わざわざ人混みに行くことはないと判断しパス。 私は高いと記述していますが、タイのホテルは平均的に安いです。私が高いと言っている金額は、宿泊代(飲食費別)で1万円~2万円前後なので日本の物価から考えればけして高くはない金額です。しかし、現地に住み世間相場を知ってしまうとなんとも・・・ こうなると、あまり高くないホテルで海が見える部屋の宿は選択幅が狭まり、どうしても中心地から離れ東側の中央以南になります。 海側の部屋がなかなか見つからずやっと見つけたのが、なんと島の東側中央部の「Ao Thian(アオ サンティアン」地区にあるホテルです。 宿泊予約サイトの写真を見る限りでは、ぎりぎり要望に当てはまる金額と海の景観です。サメット島には、今回初めて行きます。サメット島は、無理をすれば日帰りも可能な島です。そこで今回は、キャンセルもできるのでまず予約をし現地へ下見に行くことにしました。 現地の確認もしたいのですが、宿泊先で予定しているシュノーケリングツサーの内容も確認したいとの思いから下見を決めました。 これらは、ホテルに確認すれば良いことなのですが自分の目で確かめたいとの思いから現地へ!
さて、その結果は・・・?