ファミリーキャンプ(37)のイメージ画像

キャンプテーブルは、ファミリーキャンプの重要なアイテム

キャンプテーブルは、ファミリーキャンプの雰囲気を作り上げる重要なアイテムの画像01

キャンプをすると大抵一つはと呼ばれるものがあるかと思う。ソロキャンプや登山のキャンプなどでは、荷物にもなるので回りにある物を代用することがあるかと思うが、車を利用するオートキャンプの場合、キャンプテーブルは必ず用意する物の一つ。 今回、10年ぶりにキャンプテーブルを購入。最近、多くのキャンプテーブルが販売されていて、その中から好みの一つを選ぶのも大変だったが、何とか自分に合ったテーブルを買うことができた。そこで今回は、ファミリーキャンプでのキャンプテーブルについて考えてみた。 特にファミリーキャンプでは、家族団らんの場が焚き火とキャンプテーブルになるかと思う。キャンプテーブルは、ファミリーキャンプの雰囲気を作り上げる重要なアイテムなのだ。そこで今回は、今販売されているキャンプテーブルの種類、形状、機能などを比較し、皆さんが自分に合ったキャンプテーブルを見つけける事にお役に立てればと思い、キャンプテーブルについてまとめてみた。

キャンプテーブルとは?

とは、名前の通りキャンプで食事をするテーブルのこと。調理などをするキッチンテーブル、チェアなどのわきに飲み物など置くためのサイドテーブルなども最近では売られている。 また、焚き火を囲みながら食べものや飲み物が置ける囲炉裏テーブルなども販売され人気が高まっている。 キャンプテーブルは、持ち運び安くするために梱包サイズが小さくなる工夫や汚れが付きにくく錆びにくい工夫などがされている物が多い。 キャンプテーブルとは、キャンプ道具に求められる軽量、小型、耐久性、自然環境に対する柔軟性が考慮されているテーブルと言える。

キャンプテーブルの種類

キャンプテーブルは、様々な種類の物があり、大きくはスタイル面と収納面で分けられる。スタイル面では、高さが70cm前後で日常のテーブの高さとほぼ同等の高さがあると高さが35cm前後とロースタイルキャンプに利用される地面に近い低い高さのに分けられる。 最近では、脚の長さを調整し「ハイスタイル型」と「ロースタイル型」の両方に対応できるテーブルが主流だ。 収納面では、安定感があり組み立てが簡単なとコンパクト収納ができるよう天板がすのこ状になっているがある。 また、用途的には、がある。今回は、食事をするダイニングテーブルに的を絞り紹介する。

ハイスタイル型

Coleman(コールマン) のナチュラルモザイクリビングテーブルは、ハイスタイルとロースタイルの両方の高さを調整できるキャンプテーブル。写真は、ハイスタイル型の高さ70cmにした場合のテーブル。ハイスタイルにした場合は、チェアもハイスタイル型がマッチする。ハイスタイルは、座っても立っても食べられる高さで、立ったり座ったりが多いキャンプやバーベキューなどに適している。

Colemanハイスタイル テーブル

ロースタイル型

Coleman(コールマン)のナチュラルモザイクリビングテーブルは、ハイスタイルとロースタイルの両方の高さを調整できるキャンプテーブル。写真は、ロースタイル型のにした場合で、高さ40cm。ロースタイルにした場合は、チェアもロースタイル型がマッチする。ロースタイルは、ハイスタイルに比べ低い位置になり地面に近い分、足を投げ出したり視界が開けリラックスできる。



Colemanロースタイルテーブル

折り込みタイプ

ロゴスのROSY ファミリーテーブルも、ハイスタイルとロースタイルの両方の高さを調整できる2つ折りタイプのテーブル。 2つ折りタイプは、持ち運びに少し難がありますが、安定感があり組み立てが簡単なので使いやすいテーブルです。

折り込みタイプ

ロール(ジャバラ)タイプ

コールマンのナチュラルウッドロールテーブルは、ロールタイプのテーブル。ロールタイプは、若干設営に時間はかかるが、天板がすのこ状にロールするのでコンパクトに収納できるのが特徴。


ロール(ジャバラ)タイプ

私が選んだキャンプテーブルは?

購入の背景と要望

私が今回購入したキャンプテーブルは、 。 聞きなれないテーブルなのだが、私にとっては最適なテーブルだ。 「BBQタフライトテーブル」は、のテーブルでハイスタイル、ロースタイルの両方に対応できるテーブル。天板が金属製のメッシュで見栄えが良いテーブルではないが、水や熱に強く軽量で、ダッチオーブンなどがそのまま置けるタフなテーブルなのが特徴。 飲み物などをこぼしたときなどもメッシュ天板なので地面にこぼれていく。 私が今まで持っていたテーブルは、サウスフィールドのロール型アルミテーブルで約10年近く使用していた。ついに、テーブルを支える部分が折れてしまい利用できなくなった。 そこで、新しいテーブルの検討がはじまった。ここ数年、私たちのキャンプスタイルは、テーブル上に卓上BBQコンロまたは七輪を置いて食事をするスタイルがほとんど。そこで、キャンプテーブル選択のポイントは、たった一つ。 「七輪をテーブルに置きたい。」だった。普通のキャンプテーブルでは、七輪の網の位置が高くなり食べ物が取りにくいのでこの点の改善を最大の要望ポイントとした。

購入した「メッシュテーブル」(キャンパーズコレクション)の画像02

利用していたロール型アルミテーブルの画像03

候補となったキャンプテーブル

テーブルの上に七輪を置きたい

結果的には、テーブル上に小型BBQコンロや七輪が置けるラック等の機能があるテーブルとなる。この要望ポイントが多種多様のキャンプテーブルの中から候補を絞れる最大の要因になった。

当時、検討したテーブル

Coleman:四折テーブル

天板がメラミン加工され汚れが落としやすく卓上BBQグリル配置部分があるタイプ。長さが160cmあり8人までの対応が可能。

Coleman:四折テーブル

Coleman:二折テーブル

抗菌加工天板で汚れがふき取りやすいメラミン加工されたコールマンの新しいテーブルシリーズで、卓上BBQ配置部分がある。

Coleman:二折テーブル

LOGOS:三折テーブル

耐熱・耐汚に優れたロゴスオリジナルの「アルクリーン特殊加工」がされているテーブルで、卓上BBQグリル配置部分があり軽量なのが特徴。

LOGOS:三折テーブル

CC:二折テーブル

キャンパーズコレクションのテーブルで、150度までの対応が可能な耐滴加工を施した天板を採用している。卓上BBQ配置部分がある。

CC:二折テーブル

山善(CC):二折メシュテーブル

唯一の金属製メッシュ天板で、ダッチオーブンなどがそのまま置ける。水と熱に強い次世代タフテーブル。

山善(CC):二折メシュテーブル

WEIMALL:三折テーブル

組み立てが簡単でリーズナブルなテーブル。卓上BBQグリル配置部分があるタイプ。

WEIMALL:三折テーブル

検討したテーブルの比較表

キャンプテーブルの比較表の画像04

選んだキャンプテーブルの結果

卓上BBQグリル、七輪が置くことが条件なので当然ロール型テーブはなく選別がしやすかった。先の表を見てもらえばわかるのだが、外観の見栄えを気にしなければになる。 黒でメシュ型のテーブルなので、家族には受けが悪かったが他の商品と明らかに違う商品だということがわかる。また、Campers Collectionブランドを持つ山善は、産業機器や住宅設備機器などの専門商社。 余り身近ではなくホームセンターで安く販売されているキャンプ用品と言うイメージがあるのも事実。このキャンプテーブルに関しては、山善のこだわりが見える。メシュ天板、ダッチオーブンが置ける150℃の耐熱性と40kgの耐荷重。 他社にない大きな特徴を持つ。正直お得な買い物をしたと感じている。テーブルの上での七輪の食事が大きく改善し楽しいものになった。メシュ天板が、以外にも役に立つ。テーブルにこぼれた飲み物や食品片などが、地面に落ちてテーブルの上が比較的にきれいになり清掃が楽になった。 悪くなった点と言えば、ロール型から二つ折り型になったので運搬時のスペースが増えたことぐらいだ。

BBQラック未使用時は平坦にの画像05

微調整アジェストの画像05

折りたたみ部分の安全ロックの画像07

キャンプテーブル選びのポイント

キャンプスタイルが人によってそれぞれ違うのと同じで、キャンプテーブルに求めるものもそれぞれだ違うと思う。要は、自分の要望を明確にし、その各要望に妥協できるかできないかの妥協レベルを定めて置くことが大事。 自分で定めた要望点に対して候補のテーブルを比較し、最終的に自分が妥協できるぎりぎりの点をクリアしているテーブルを選ぶのがいいのだろう。

  • 自分のテーブルスタイルをまとめる
  • 要望点に妥協レベルの設定をする
  • 価格、強度、重量、機能を比較する

流行の囲炉裏テーブル

キャンプで焚き火を囲むことは、一つの楽しみ。そこで最近、焚き火を囲みながら語り合ったり、料理を作りながら食事を楽しんだり、お酒を飲んだりとそれぞれのスタイルに合わせられるが注目を浴び人気が高まっている。ロースタイルキャンプのテーブルにもなる囲炉裏テーブル。囲炉裏テーブルは、40cm程度の高さが主流なのでロースタイルチェアとの相性がいい。ここで、いくつかの囲炉裏テーブルを見てみたい。

スノーピーク ジカロテーブル

スノーピークの「ジカロテーブル」は、独自のシステムデザインで自在にアレンジできることで人気が高い囲炉裏テーブル。使い勝手の良さはテーブル界の中でも随一。4枚の天板と4本の脚部を組み合わせて立てるシンプル構造で、天板の向きを変えることにより囲炉裏スタイルをはじめ様々な形にアレンジすることができる。その日のキャンプスタイルによってテーブルの形を決めることができてしまう。テーブルと脚部は錆に強く丈夫なステンレス製。3万円以上と高価だが納得のいく逸品。

尾上製作所 マルチファイアテーブル

1万円オーバーの囲炉裏型テーブルが多い中、「尾上製作所のマルチファイアテーブル」は7000円前後で手に入りコストパフォーマンスが高い製品。板は網目で、黒色なので重厚感があり安定したしっかりとした作りになっている。また、4つのテーブルが自立するアイテムで囲炉裏テーブルだけではなく、組み合わせ次第では、ミニテーブルやコの字テーブルなどにできる。鉄製なので熱いスキレットを載せても問題ない。弱点は、重量が約9kgと重め。コンパクトに収納ができ収納ケースも付属している。

コールマン ファイアープレーステーブル

コールマン ファイアープレーステーブルは、オールステンレス製で耐久性に優れ、手入れが簡単な製品。重量も6kgと軽量でコンパクトに収納でき収納ケースも付属している。軽量、清掃がしやすくお手頃な価格で人気がある。2枚のテーブルは、自立する作りになっていてバラバラにし、ミニテーブルや棚として使用できる。

ロゴス テーブル ウッド囲炉裏テーブル

ロゴス テーブル ウッド囲炉裏テーブルは、唯一木製天板を採用している。「和」の雰囲気を出すロゴス テーブル ウッド囲炉裏テーブルは、まるで本物の囲炉裏を囲んでいるかのような空間を創り出す。平らな天板なので汚れが隙間に入らず掃除が楽に行える。また細長くコンパクトに収納できキャリーバッグも付属している。ただし、重量約10.9kgとかなり重いテーブルになる。

キャンプ知識を得るのに役立つ本