キャンプには、直火式のホットサンドメーカーが良く似合う
OIGENホットサンドメーカーで焼いたホットサンド 食材をパンに挟んで焼くだけのホットサンド。このホットサンドを創る器具がホットサンドメーカーだ。簡単でしかも多くの具が入ったボリュームのあるホットサンドと煎れたてのコーヒーを飲むキャンプでの朝食は充実感で満たされる。家でもできるホットサンドだが、なぜかキャンプ場で作ったホットサンドは格別な味がする。ましてや、焚き火で作ったホットサンドは、ワイルド感がいっぱい。キャンプでは、普段日常ではしない面倒な料理を楽しむがまたおもしろい。ごはんを飯ごうでわざわざ炊いたり、やきとりをわざわざ肉から切り串に刺したりと、面倒なのことが面倒に感じない。ホットサンドは、トロリ溶けるチーズや残った食材を挟んで焼くだけで、カフェ並のゴージャスな朝食になる。今では、各アウトドアメーカーからも多くのホットサンドメーカーが販売されている。ホットサンドメーカーで特に有名なのは、バウルー。しかし、私は今回、南部鉄でつくられたOIGENホットサンドメーカーを購入。重くて少し手入れが必要なホットサンドメーカーなのだが、その姿に一目ぼれ。日本の職人技が感じられる一生ものの道具だ。南部鉄特有の熱伝導によってつくりだされるカリカリに焼き上げられたホットサンドは、満足感が得られるアウトドア料理のひとつだ。何回かキャンプ場でこのホットサンドを食べ見たが、期待通りのアウトドア料理になっていてなんでもっと早くから手にしなかったのだろうかと悔やむほどおいしい。皆さんも、キャンプ場でのホットサンド作りを楽しんで見てはどうだろうか? |
ワイルドなOIGENホットサンドメーカーとは?
購入の背景
私が今回購入したホットサンドメーカーは、及源鋳造(OIGEN)の南部鉄 ホットサンドメーカー F-416 |
![]() 購入した「OIGENホットサンドメーカー」 ![]() 二つにプレートが分かれるセパレート型 |
ホットサンドメーカーを選ぶ際のポイント
ホットサンドメーカーは、大きく分けて2種類ある。ひとつはアウトドアや家でも使える直接火にかけることができる直火式と手軽に使え自動的にホットサンドを作ってくれる電気式。キャンプで電気式も使えるのだが、雰囲気が出ないのでここであえて直下式に焦点を当てたい。
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候補となったキャンプテーブル |
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及源(Oigen)先にも紹介した私が購入したホットサンドメーカー。黒光りでとにかく格好がいい。食パンに具を多くのせても鋳物だけあって強固にプレスできる。壊れる気もせず一生ものの道具。鋳物(南部鉄)の熱伝導は良く全体が狐色にきれいに焼け、表面カリカリの中味は柔らか熱々のホットサンドができる。上下のプレートが簡単に分かれるのもいい。弱点は、手入れが必要で重い。柄が長く炭火に入れ込むこともできるのがワイルド、その分収納性は低い。 |
バウルー(イタリア商事)
バウルー(BawLoo)は、ホットサンドメーカーの元祖的存在でシングルタイプとダブルタイプがある。中心に線が入っていて切り分けしやすくなっている。フッ素樹脂加工で、焦げ付き難くく手入れが簡単。熱の伝わり、厚みの限界、調理のしやすさともに高い評価を得ているロングセラー商品。重量は420gと軽く片手で調理できる。8枚切りの食パンであれば耳ごと入る。6枚切りを使う場合は耳を外した方が焼きやすい。バウルーのデメリットは、分割式ではないこと。 |
スノーピーク高価なのだが、根強いファンが多いトラメジーノ。熱伝導性の高いアルミダイカスト製で、プレス幅が広く具材をしっかり挟め、持ち手は熱くならない竹集成材。1つのプレートに2枚の食パン(4枚利用)を並べることができる。ハンドルを回転させて省スペースに折りたたむことができ解体せずに小さく収納できるのが特徴で、携帯性は抜群。密閉性を利用した料理や分割してホットプレート代わりにもなる。丈夫なキャンバス地のポーチが付いている。若干パンの厚みに制限があり、耳付きは苦しい。 |
コールマン仕切りが斜めに入っていて、三角形のホットサンドができる。ハンドル部分が取り外しできコンパクトに収納が可能な組み立て式が特徴。コールマンランタンマークが刻印されるのが人気。具は多くは入れられないが、六枚切り食パンが使用でき、耳つきできっちりプレスできる。ハンドルが長く、熱源に近づかずに調理できる。専用ポーチが付属している。 |
ロゴスロゴスの文字ロゴとメイプルリーフが、両面に刻印されるホットサンドメーカー。4辺の密着幅が厚く、ミミあり、ミミ無しのどちらでも調理が可能。収納袋等は付属していないが、ハンドルが外れるので持ち運びも楽でコンパクトにできる。押さえ付けて焼くのでパリッとしたホットサンドができる。 |
チャムス(CHUMS)チャムスのキャラクター「ブービーバード」とロゴの刻印が全面に焼き付けられるホットサンドメーカー。箱もキュートでプレゼントにはいいかも。耳付きで焼ける。若干プレスの力が弱い様とのこと。どちらかと言うとふんわりとしたホットサンドができる。具材がは多く入れられる。真ん中に仕切りの付いたダブルホットサンドクッカーも販売されている。 |