夏キャンプの最大の敵は「暑さ」、まずは一般的な対策から検討しよう!

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夏キャンプの最大の敵は「暑さ」「暑さ」どうするかを、まずは考えなければいけないのが夏キャンプ。避暑地などの涼しい場所でのキャンプならばあまり問題ならないと思うが、私たちのように、夏だからこそ海あそびを楽しみながら暑さが厳しい海岸などでキャンプをするという場合は、「暑さ」と戦いながらキャンプをする。正直、寒い時期より暑い真夏のキャンプの方が過ごしにくい。テントは、外気温の影響を直に受けさらに、サイト地面の地熱がテントの暑さに拍車をかける。今年(2018年)のように外気温が35度~40度前後の異常な暑さの日が続くと、テント内はもうサウナ状態。そこで、夏キャンプの暑さ対策を考えてみたい。暑いキャンプを我慢しながらすれば、熱中症になったりキャンプ自体が嫌いになってしまう。このようなことにならないように、それぞれのキャンパーに合った暑さ対策を施し、無理のない範囲内で夏キャンプを楽しみたい。

①夏でも涼しいキャンプ場を選択する。

夏キャンプの暑さ対策の定番は、夏でも涼しい避暑地でのキャンプ場を選ぶこと。暑い場所に行くか行かないかで夏キャンプの暑さ対策が大きく違う。夏キャンプでも標高が1000m以上あるキャンプ場や直射日光を遮る場所が多い河川の林間キャンプ場などは、夏キャンプに適している。このようなキャンプ場ならば、暑さ対策はあまり気にならないだろう。一般的には、標高が1,000m上がるごとに6℃ほど気温が下がる。逆に標高が高いキャンプ場などは、朝晩の寒暖差が激しく昼間は半袖で過ごせても、日が沈むと気温が下がり冷え込みに対する防寒対策を施さなければならない。暑さ対策は、キャンプ場選びからはじまる

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②タープを利用し日陰をつくる。

暑さ対策のキャンプ用品と言えば、日陰を作りだすタープ。タープは、ヘキサタープやレクタングラータープ(スクエアタイプ)などの1枚布タイプと壁面がメッシュ状のスクリーンタープに大別できる。暑さ対策には、1枚布タープの方が風が通りやすく大きな日陰を生み出してくれるのでおすすめ。また、太陽の動きによってタープの形状を変化させながら日陰を作り出していくこともできるのが1枚布タープの特徴。最近では、ツールムテントやスクリーンタープを選択するキャンパーが多い。虫の侵入と言う面では重宝するが、風の通りと言う面では1枚布にはかなわない。逆にスクリーンタープで寝て暑さ対策にするキャンパーもいる。どのタイプにするかは自分のキャンプスタイルに合わせて選べばいい。

タープのイメージ画像03

③木陰(日陰)や涼しい場所を選らぶ。

サイト指定では難しいのだが、フリーサイトを利用する場合は、景色より暑さ対策を取るならば木陰を選ぼう。木陰を作っている木の下のようすもよく確認した方がいい。木によっては、毛虫などがボタボタ落ちてくる場所もあるのでご注意を!川沿いなどは、水の影響で風や気温が低くなる傾向にある。日光が直接あたらない林間サイトでの設営ならば、場所を選ばなくてもいいかもしれない。

木陰(日陰)のイメージ画像03

④打ち水やテントを日中ではなく朝夕方の涼しい時間帯に設営する。

キャンプサイトのまわりへの「打ち水」が、サイトを涼しくするのに効果がある。水が蒸発するときに地面の熱を奪って周囲の気温を下げる。大きな効果は期待できないが、やるのとやらないのとは大きく違う。また、真夏の昼にテントを設営するよりも、日が落ちてから設営する方がテントが温まりにくい。それぞれのキャンパーによって準備プロセスが違うので、可能であれば取り込める対策かと思う。

木陰(日陰)のイメージ画像05

⑤扇風機をはじめ、暑さをしのぐグッズを利用する。

邪道だと言われるかもしれませんが、熱帯夜や暑くなるテントには扇風機が重宝する。電源サイトであることが必須なのだが、我が家は扇風機2台が最大の暑さ対策になっている。昼間でもテントの中で回し、テント内の空気を循環し熱気を外に出している。電源がない場合は、扇風機ほどではないが電池式ポータブル扇風機を利用する。テントが密集している場合は、扇風機の騒音でトラブルにならないように心がけたい。 他に、冷却材を利用した枕、クールタオル、シャツミストなどをはじめ、コットの上で寝るなど様々な暑さ対策グッズがあるので、うまく利用し暑さ対策を施していきたい。私たちは、テントマットの上に「ござ」を敷くことも暑さ対策にしている。

扇風機のイメージ画像06

⑥コテージなどを利用する。

夏キャンプは、テントにこだわり過ぎないというのも大きな暑さ対策だ。夏だけは、エアコンも効いて寝具も揃っているコテージ、キャビンなどの宿泊施設を検討するのも対策のひとつ。コテージやキャビンの前でバーベキューをしたり、外で星を眺めながら食事ができたりと、十分にアウトドア生活が楽しめる。タープやハンモックを使えるなど、テント区画と同じ過ごし方ができるキャンプ場も多い。難点は、夏はどこのキャンプ場のコテージなどは、予約がすぐにいっぱいになってしまうこと。予定が決まり次第すぐに予約しよう。

コテージのイメージ画像07

砂浜キャンプの暑さ対策

海キャンプのイメージ画像08

砂浜でのキャンプ場では、自然の風を最大限に利用することが暑さ対策の原点

夏に行きたいキャンプロケーションと言えば、砂浜のキャンプ場海岸のキャンプ場が浮かぶ。しかし、海のキャンプ場は暑さが過酷なキャンプ場でもある。今まで話してきた「暑さ」対策ができないな場合が多い。特に砂浜は、日陰などがまったくなく電源も使えない。それでも砂浜のキャンプ場には、他にない魅力がある。しかし、海には幸い朝凪夕凪の時間帯を除いて、ほぼいつも風が吹いている。この風を最大限に利用することが暑さ対策の原点になる。昼間が暑くても、夜は想像以上に涼しい場合もある。

①暑さに順応できる体にする

いきなり変な対策かと思われるかもしれないが、冷房などがない自然環境での暑さに順応するには、暑さに耐えられる体に日ごろからしておくことが一番の対策。 日頃、冷房の中だけで過ごし冷房がなければ生活できないような体だと、灼熱のキャンプ場での生活は非常に厳しいものになる。海キャンプに行く前には、冷房から少し離れて生活し、体を暑さに慣れさせることが大事。順応が忍耐になってしまえば、もはやキャンプではない。

②炎天下の日中は、無理をせず体のクールダウンを

炎天下の日中は、海水浴などの体をクールダウンできる遊びをするか、日陰に入り体を休ませるかもしくは冷房が効いている他の施設で遊ぶことが暑さ対策。無理に炎天下で暑いサウナようなテントの中にいる人はいないと思うが、サウナ状態のテントの中にいれば熱中症になってしまう。小さな子どもは、特に要注意だ。水分補給を十分に取り、自分に合ったレベルで何事も無理をしないことが基本になる。

③風が吹き抜ける空間を広く多く持つ

砂浜の暑さ対策は、風を最大限に利用すること。テントは小さな物より広くて高さがある大き目のテントを選び、風が吹き抜けられるようにベンチレーターやメッシュパネルをすべて開けテント内に熱をためないようにする。通気性の良いコットンやポリコットンの大きめのテントが理想。インナーテントだけを利用するというのも対策の一つ。スクリーンテントも同様。サイトを広く取ることも暑さ対策になる。

④地面からの熱を逃がす工夫

いつものマットの上に、「い草シート(ござ)」を敷いて汗のべたつきを減らし、汗を吸い取るタオルケット上に寝るのも暑さ対策になる。私たちはこのパターン。最近では、背中側に風が通るコットを利用する人も増えている。コットは、ベットのような寝台で地面から離れて寝ることことができ、地面からの熱を遠ざけることができる。

新技術、新キャンプスタイルによる暑さ対策

最近では、キャンプの暑さを軽減する新たなキャンプ用品が発売されはじめた。今回は、夏キャンプの暑さ対策になるコールマンの新機能『ダークルームTM テクノロジー』を利用したテントとDOD(ドッペルギャンガー)から発売された『カンガルースタイルのテント』を紹介したい。これらの新商品を利用すれば、従来の夏キャンプの暑さが軽減できる。今後は、新たなキャンプ用品が誕生し夏キャンプをより快適に過ごせるようになるだろう。

日光を90%以上遮断し温度上昇を軽減する
コールマンの「ダークルームTM テクノロジー」

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タフドーム/3025+

ダークルームTM テクノロジーは、遮光性に優れた素材で光を90%以上ブロックしテント内の温度上昇を大きく防ぐ。コールマンの実験では、通常のテントと比較すると最大温度差は約13.5℃とのこと。テント内の熱量も11.4%削減する。個人的な意見としては、夏の暑さ軽減テントしては最適なのだが、夏以外のキャンプでテントの中が暗いのは? また、春や秋のキャンプで日の暖かさが欲しいキャンプには、逆に適していないのではと感じる。コールマンもその部分を感じているのか、販売も独自オンラインか一部ショップでの限定的販売になっている。タフスクリーン2ルームハウス+,タフドーム/3025+,クイックアップドーム/W+,クイックアップドーム/S+の4つの商品がある。
販売サイトはこちら(SPORTS AUTHORITY) icon

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フライシートがないカンガルーテントとタープで構成する
DOD(ドッペルギャンガー)のカンガルースタイル

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DOD(ドッペルギャンガー)のカンガルーテントM

大型テントの中に就寝用の小型テントを入れ込むカンガルースタイルのキャンプの人気が高まっている。本来は、暖房効率が良くレイアウトもしやすいなどから増加しているのだが、夏の暑さ対策にも役立つキャンプスタイルだ。夏キャンプの場合は、大き目のタープの下にカンガルーテントを設置して就寝するスタイルにする。風通しが良く暑さを軽減できる。カンガルーテントは、カンガルースタイル専用のテントでフライシートがなく全面メシュにすることができるインナーテントと考えていい。このカンガルースタイルのテントがDOD(ドッペルギャンガー)から発売されている。DODのカンガルーテントは、透湿性に優れたコットン100%生地を使用し、結露を最大限に抑えて快適なテント内空間を実現でき、しかもワンタッチ構造を採用している。
販売サイトはこちら(ナチュラム) icon

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DOD(ドッペルギャンガー)のロクロクベース

カンガルースタイルのキャンプは、大型テントの中にカンガルーテントを設置するのだが、夏キャンプの場合は、大型タープテントの中にカンガルーテントを置きシェルターテントとして利用する。DOD(ドッペルギャンガー)のロクロクベースは、大型シェルターテントに分類される。6m×6mの正方形構造をしていて組み立てやすく昼はフルメッシュで風通し抜群のタープになるのが特徴。夜はフルクローズでカンガルーテントを入れてシェルターテントとして利用する。夏キャンプでは、カンガルーテントをフルメシュにしロクロクベース側もテントが隠れる部分以外はメシュにし通気性抜群のシェルターテントとして利用すれば夏キャンプの暑さを軽減することができる。個人的には、このスタイルが今のところ、最適な夏キャンプのテントスタイルかと思う。
販売サイトはこちら(ナチュラム) icon

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