憧れの砂浜での海キャンプ、キャンパーの経験が問われる環境でもある

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砂浜での海キャンプは、誰もが憧れるキャンプスタイルなのではないだろうか?海キャンプは、海水浴、磯遊び、釣りなど海遊びには事欠かせなく、海好きにはたまらないキャンプだ。特に、夏の海水浴シーズンともなれば海の砂浜でのキャンプを楽しみたいと思う人は多いかと思う。しかしながら、砂浜での海キャンプには整備されたオートキャンプ場のようには行かない環境がある。特に夏の砂浜での海キャンプは、ファミリーキャンパーにとって過酷で難易度の高いキャンプと言っても過言ではない。逆に、ある一定の条件下での天候と海キャンプへの十分な準備があれば海キャンプは、自然の醍醐味を充分に感じることができるキャンプでもある。本ホームページでは、海が見えるキャンプ場をいくつか紹介しているが、そのほとんどが海に隣接しているかもしくは海が見える整備されたオートキャンプ場だ。今回は、砂浜の上にテントやタープを張らなければいけない砂浜のキャンプ場「南房総 根本マリンキャンプ場」でのキャンプをベースに砂浜でのファミリーキャンプを考えていきたいと思う。

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砂浜での海キャンプで考えること

砂浜での海キャンプで、注意する点はどのような事があるのか上げてみた。季節や天候によって注意することは違うと思うが、考える事はどの季節でも共通だと思う。

砂浜での海キャンプの注意点

第一に思い浮かぶ事は、砂浜では通常のペグが使えない

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海キャンプで一番に思いつく事は、「ペグ」の事だろう。とくに夏の砂浜キャンプ三大課題は、「ペグ対策」「暑さ対策」そして「風対策」になる。この中で「ペグ対策」は季節を問わず必須の注意事項。砂浜では基本、通常のペグは無力だ。砂浜専用のサンドペグを使うなど数々の手法があるのだが、確実なのは砂袋(土のう袋)を利用することが基本。もちろん砂袋(土のう袋)は、レジ袋で代用することもできる。砂袋(土のう袋)は、ホームセンターで1枚数十円で販売されていて簡単に購入でき安価に確実に砂浜で利用できる事が特徴。この砂袋(土のう袋)またはレジ袋に砂を入れテントやタープの張りのロープを固定するのに利用する。これらの砂袋(土のう袋)やレジ袋を砂浜に埋め込んでより固定力を高める方法もある。他にも普通のプラペグや幅の広いペグまたは落ちている小枝や流木を二本使い十字に交差に組み、それを砂の中に埋めてサンドペグの代わりに使う方法もあるが、効果はあまり期待できない。また、ソリッドステーク50などの眺めのペグを利用する方法もあるが、この手法も100%とは言いがたい。もし強風などでペグが抜けたらとても危険だ。長いペグを利用するのならば、ペグの打ち込みの上に石や荷物をペグの上に重り代わりとして確実に置いて欲しい。やはり、砂浜での海キャンプにおけるペグ対策は、砂袋(土のう袋)またはレジ袋対策が基本だ。また、重要なことは、砂浜での海キャンプには、スコップと多めのロープを用意すること。砂袋やレジ袋に砂を入れる際に、スコップは必須になる。

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海岸では、突風に注意。海側、山側からどちらからでも吹いてくる。

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海岸は、風がよく吹く場所で、はじめ無風でも後に吹いてくることや突風が吹くこともある。砂浜での海キャプでは、風対策が重要なひとつになる。海岸は、海側、山側どちらかからでも吹いてくる。昼間は海風、夜間は陸風が吹くのが一般的。風の吹く方向を考えてテントやタープを張ることが肝心。特にテントの入口を、海側、山側に向けるとテントの中が砂だらけになることもある。海岸は、海と陸の間を往復するように吹くので、風に対して側面を向けるように設営するのがポイントで、テントの入口を海岸線と並行に設営するののが基本。入口から吹き込む方向に設営してしまうと、突風が吹いてきた時に、どんなにしっかりロープを張りペグを打ち込んでいても、テントが飛ばされてしまうことがある。また、風が強い日は風上からテントを設営していく。また、荷物など重しになるものをテント内に多く置いておくことも風対策になる。両側に山がある入り江などの海岸は、風をさえぎり風の影響が比較的少なくてすむ。岩などがあれば、岩を風除けとして利用するのも手だ。

夏の海キャンプは、暑さとの戦い

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夏の海岸での海キャンプは、暑さとの戦いで過酷なキャンプだ!猛暑日の海辺は、日陰がなくとんでもなく暑く昼間は逃げようがない。とくに、夏のテント内(昼間)は大変暑くサウナ状態になる。夜になっても気温が下がりづらくPM10時くらいまではどうにもならない。昼間に蓄えた熱が、寝ている地面からポカポカと湧き出てくる。クーラーボックスの氷も普段より早めに解けてしまう。こまめに日陰をみつけて、クーラーボックスを移動することも必要だ。暑さ対策も兼ねて、テント設営を朝夕にする手もあるが、思うほど効果は期待できない。私たちが根本マリンキャンプ場でキャンプしたときは、台風が近づいていたので日中はとても暑かったが、夜になると風が吹き寝苦しい夜にはならなかった。このように夜風が吹き熱帯夜にならない天候を見定めるのも暑さ対策だ。暑さ対策は、日陰に入り体を休ませる以外に手段が見当たらないのが本音。さらに、クーラーがないと寝れないような体質の人は、残念ながら夏の海キャンプは断念した方がいいかもしれない。夏の海キャンプは、暑くても寝れる体質づくりが個人的には、一番大事かと思う。私たちは海キャンプの数週間前から冷房を28℃以上もしくはクーラーなしで寝る習慣をつけ海キャンプの体質づくりに努める。小さい子どもの夏の海キャンプは、体力がつく小学生くらいになるまでは避けた方が無難だと思う。小さな子どもとの砂浜の海キャンプは、暑さ対策があまり必要ない春や秋が良いと思う。

夏の海キャンプには、熱中症対策が必須

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砂浜でのキャンプには、必ず帽子をかぶり日射病対策をしよう。考えにくいが、昼間に締め切ったテントの中にずっと入っていると熱射病になる恐れがある。炎天下での設営作業などは、熱中症にならぬよう充分な水分補給や休憩を取りながら時間をかけてやることが大事。熱中症は、高い気温の下で起きる全身の障害の総称で、熱射病はその障害の一つ。日射病は、熱射病の一種で太陽の光が原因となって起こるもの。私も、海岸でテントを立てる作業中は汗がダクダク出てくる。首にかけているタオルも瞬く間にびしょびしょになる。テントやタープの設営作業中には、2リットル程度の麦茶を飲むが、尿は少しも出ない。恐ろしい!! いかに水分補給が大事なことかとわかる。また、夏の海辺の紫外線量は相当なもので、特に小さな子どもの日焼けは注意したい。しっかりと日焼け対策するこも忘れてはならない。

砂浜(海岸)での天候や環境の変化・潮の流れをいつも頭に入れておく

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海岸の天候は変わりやすい。晴れていたかと思うと突然雲が出てきて強い風が吹きはじめ、大雨になることもある。海の天候の判断は、山よりもさらに厳しく判断したい。台風や発達した低気圧などがもたらす悪天候は、暴風雨、海面の上昇、高潮や高波など危険となることがあるので天候の変化は適時確認して欲しい。当然と言えば当然なのだが、砂浜では「潮の干満・満潮」の時間や状態を常に把握することが大事。潮見表などで事前にキャンプ日の潮の状態を理解していて欲しい。海岸に、運ばれてきた流木や海藻が満潮ラインのひとつの目印になる。海藻が横一線に並んだ所が満潮ライン、それよりさらに上がったところに流木が横一線に並んだ所が大潮の満潮ライン、さらに上がったところに大きな流木が転がっている所が高波ラインの目安と言われている。天気のいい日は、満潮ラインより上にテントを設営し雨の日や、風の強い日は、高波ラインより上にテントを設営すると言われているが、基本は高波ラインよりさらに上の安全な場所にテントを張るのが基本。

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