個人プランで行く
Island_マーク島(Koh Mak)_Part.2

朝日とハンモック(宿泊したAo Pong Resort)

朝日とハンモック(宿泊したAo Pong Resort)

Part.1でも紹介した通りマーク島は、レストランやバーが集まった賑やかな街や大型のモール等は一切ありません。 ですのでマーク島は、都会的なアクティビティに期待するのではなく、のんびり、ゆっくりマーク島のすばらしい自然の中で時間を気にしないような過ごし方がベターかと思います。 このようなアイランドライフを楽しむためには、になります。 島にレストラン等が少ないのですが、ある程度のホテルを選べばさまざまな食事やアクティビティなどを楽しむことができます。 この島で、「何をやりたいのか?」「どのような過ごし方をしたいのか?」「どのような環境を望んでいるのか?」を考えて宿泊先(ホテル)を選んで欲しいと思います。 個人的には、と思います。 今回の目的も、毎回私が島に行く時の目的とほぼ同じ内容なのですが以下になります。

今回の旅の目的
  • 海岸が目の前にある部屋に泊まりたい
  • 宿泊代は、安く抑えたい
  • 人が多くない海でゆっくり過ごしたい
  • シュノーケリングで島の海を楽しみたい
  • マーク島内を巡りたい
マーク島のイメージ

「海岸が目の前にある部屋」を見つけるポイント

タイでホテル予約に利用しているのは、「booking.com」 と「Agoda」です。この両サイトをうまく比較し宿を見つけています。 「Booking.com」や「Agoda」は、海外旅行者が利用する高級リゾートホテルだけではなく、現地の人が使う庶民的な宿までが多く掲載されているからです。当然、日本語版もあるので日本人でも安心して利用できます。 タイ語ができない私でもこの両サイトがあるおかげで、何とか安くて良い宿を見つけられています。今回は、「booking.com」 で予約をしたのですが、現時点ではすでに「booking.com」 では予約ができなく、「Agoda」ならば予約ができます。 ある程度の規模を持つ宿泊先は大丈夫かと思いますが、小規模な宿泊先は予約サイトが都度変化したりします。なので、Goolemap等を利用しながら現時点でどこの予約サイトで予約ができるのかを調べてから予約するか宿泊先のサイトがあればそのサイトで予約した方が良いと思います。 それでは、宿を探しをはじめてみましょう。今回は、2020年12月10日~12月13日の3泊4日です。マーク島は、海以外の観光ポイントが少なく宿泊先の海でほとんどを過ごす事を前提に宿を見つけけていきます。 まずは、海が目の前の宿泊先を探すのが最大の目的なので、「ビーチフロント」「プライベートビーチ」のカテゴリで検索すると、20件程度と結構多めにでてきました。マーク島は、ビーチフロントの宿泊先が意外と多そうです。 面倒ですがひとつひとつの検索結果を確認していきます。自分が理想としているは以下になります。

絞り込みのポイント
  • 部屋から海(海岸)へ徒歩1分以内。この条件馬鹿げているようですが、1分間歩くと結構離れるものです。海岸前の部屋も防風的な木々などがある場合もあり、それらが景観を邪魔しないような部屋なのかどうかの確認も必要です。  事前にサイトの部屋写真などからこれらを判断していきます。 高台から海が見える部屋は、リゾートホテル型に多くあります。高台から海の壮大な景色を見たいと方も多いと思います。しかし、私の場合は海まで歩いて1分以内が私の理想の「海が目の前に見える部屋」なのです。

今回は、部屋から海まで約30m程度

今回は、部屋から海まで約30m程度

  • 「海が目の前に見える部屋」は、海の素晴らしい景観を楽しむことができますが夕方の「夕日と海」の景観もまた格段にすばらしいものがあります。 夕日と海の景観を見たいのならば、宿泊先の場所は島の西側が優先順位1位となります。次に朝日が出る島の東側、そして次に南側、北側と検討を進めていくことかと思います。 基本は、宿泊者の好みしだいなのでこれが最良とは思いませんが、夕日や朝日で染まる海の景観は、心に残るすばらしい景観です。

残念ながら今回は、朝日です

残念ながら今回は、朝日です

  • 私が理想としている「海が目の前に見える部屋」は、リゾートホテル型よりもコテージやバンガローなどの宿泊先の方が圧倒的に多いです。リゾート型のホテルなどは、海の目の前をレストランなどの共通エリア、アクティビティエリアに利用しているためフロントビーチの部屋はかなり少なくなります。 逆に、コテージは景観が良い場所が多い、コストが安いなどのメリットがあるのですが、施設面ではリゾートホテルの部屋とは違い最低限必要な設備しかない場合が多いです。コテージやバンガローの基本は、ベットとシャワーで冷房もないのがアジアの標準です。 最近では、これらの施設にも冷房が用意されているとこが増えてきました。しかし、ヤモリなどが夜に鳴いたりする部屋も多く、慣れていない人には寝付けない人や落ち着けない人がいるかと思います。 宿泊先の部屋写真を見て自分に合っているかどうかの見極めが必要と思います。自分に合わない場所に寝泊まりすることは、かなりの苦痛になります。 私はキャンプもやりますので、コテージやバンガローでも充分な宿泊施設になります。

今回、残念ながら朝日です

今回、残念ながら朝日です

部屋はシンプルです

これらのポイントを考慮して数件に絞り込みます。次に、宿泊数が3泊なので高いホテルは除いていきます。残りのいくつかの宿泊先を見ていると・・・大きく心動いた写真がありました。それが写真です。 今回は、宿泊先での海が最大のアクティビティになります。私にとっての海のアクティビティは「シュノーケリング」になります。きれいな砂浜の海岸も魅力なのですが、私はシュノーケリングで多くのサンゴ礁や魚を見ることが要望です。 この要望に火を注いだのが、このサンゴ礁帯の写真でした。実際は、どのような場所?どの程度のサンゴ礁帯があるのか?など事前資料ではまったくわかりませんが、とにかくのこの写真の光景に期待をかけることにしました。

宿が決まる

期待をかけて予約した宿が、島の東側下(南側)に位置するアオポン リゾート (Ao Pong Resort)です。1泊1,283バーツ(約4,362円)。 この価格は、リゾートホテルなどと比較すれば安く感じますが、コテージレベルだと比較的スタンダードな価格帯かと思います。 今回は、サンゴ礁帯に期待し価格もお手軽価格のため西側の夕日をあきらめここに決めました。しかし、島の東側にあるため朝日は見れるので良しとしました。 コテ-ジは、高台にありますが海が目の前にあり歩いて1分もかからないで海に出れます、海の景観を大きく妨げる木々もなさそうなので予約確定をしました。

Ao Pong Resortの部屋から見たビーチ中央 Ao Pong Resortの部屋から見たビーチ中央

Ao Pong Resort前ビーチの北側 Ao Pong Resort前ビーチの北側
Ao Pong Resort前ビーチの南側 Ao Pong Resort前ビーチの南側
海が見えるAo Pong Resortのレストラン 海が見えるAo Pong Resortのレストラン
今回利用した高台の海岸前コテージ 今回利用した高台の海岸前コテージ
海の透明度は抜群 海の透明度は抜群
すごい木だなぁ! すごい木だなぁ!

アオポン リゾート (Ao Pong Resort)は、 白い砂浜が長く続くきれいなビーチがあるのではないのですが、透明度も高く島の海としての景観はすばらしいものがあります。 宿の敷地内には、熱帯植物などが随所に植えられていて熱帯の島を感じさせてくれる雰囲気があります。部屋はすべてコテージで、木造のコテージかコンクリートでできたデラックスコテージになります。 オーナーがポルトガル人でタイの奥さんと経営していますので、非常にアットホームな感じがする宿です。休みのシーズンになるとポルトガルから多くの人が来るようです。 周りに施設がなくほぼプライベートビーチ的な海岸のため人混みはなくゆっくりと海を堪能することができます。レストラン等もリゾートホテルのような豪華さはありませんが、おいしい食べ物が食べられます。 ここでは、ゆっくりと、のんびり自然と共に過ごすのが良いかもしれません。宿のボートも持たれていて、レンタルバイクや周辺の観光への手配なども気兼ねなく対応してくれます。 周りには、閉鎖か休みかわかりませんが閉まっていた1軒のBBQ屋さん以外は、コンビニ、店やレストラン等がまったくありません。バイク等で10分程度走るとあるそうです。 正直、あまりポピュラーな宿ではないと思いますが私的には非常に満足した宿です。 この宿の最大の魅力はやはり、ことです。そんなに広い範囲ではないのですが、海岸線から50m程沖に行くとサンゴ礁帯がところどころにあり魚影も多かったです。 サンゴの種類も多く非常に楽しめました。残念ながらイソギンチャクとクマノミには合えませんでしたが、十分楽しめました。 「Ao Pong Resort前でのシュノーケリング」は、次のページで紹介しています。 来ないとわからないことがたくさんあると、あらためて思います。ガイドブックやWebの施設案内ではわからない部分を発見した時に、個人プランの楽しさを感じます。 今回、5時間の島めぐりを除く3泊4日のほとんどをこの場所で楽しみました。やはり、のです。

海が最高のおもてなし 海が最高のおもてなし

  • 木造のコテージ

    木造のコテージ
    入口に近い方か中央に向かって高台に経つのが木造のコテージです。どのコテージにも冷房が有ります。熱帯植物と目の前の海とのバランスがとても気持ちが良いです。
  •  デラックスコテージ

    デラックスコテージ
    敷地内の南側の高台に新設されたコンクリートのデラックスコテージ。 デラックスコテージは、見た目や部屋もきれいなので安心して泊まれるコテージかと思います。
  • Ao Pong Resortの受付

    Ao Pong Resortの受付
    これが受付です。受付の前には、レストランとなるテーブルや少し広い懇談のエリアなどがあります。
  • レストラン(食堂)

    レストラン(食堂)
    朝、昼、晩とここで食事を取ります。もちろんお酒もここで飲めます。当然目の前は海で巣ので海を見ながらの食事ができます。
  • 夜、海を見ながらビール

    夜、海を見ながら
    ビール
    夜の海は、月明りが頼りです。特に漁火が見えました。
  • コテージのベランダ

    コテージのベランダ
    コテージのベランダが結構広くて洗濯物を干すのに役だった。夜は夜で海を見ながらビールをここで飲む。 但し、外なので蚊取り線香や虫除けスプレー持参は必須です。
      
  • 海岸のハンモック

    海岸のハンモック
    Ao Pong Resortの海岸の数か所にハンモックがかけられている。海のそばでハンモックに揺られながら波の音を聞くのも気持ちがいい。
  • 海岸のブランコ

    海岸のブランコ
    島の海岸には、大抵なぜかブランコがある。Ao Pong Resortの海岸にもブランコが。タイ人はブランコが好きなのだろうか?

Ao Pong Resortの場所

Ao Pong Resortは、マーク島の東側の下に位置し、港のAo NidPierから徒歩5分程度の場所にあります。 Ao NidPierは、チャン島などの周辺の島に行く船などが利用しているので周辺の島に行くには良い場所です。 今回の私が着いたマカタニー桟橋(Makathanee Pier)からは、ソンテウで約20分程度かかります。 目の前にプライベートビーチエリアがありレストランなどがあります。 バイクや自転車のレンタルも手配してくれます。オーナーがポルトガル人なので休みのシーズンになるとポルトガルの人たちが良く利用するそうですが、日本人はまれに来る程度らしいです。

Ao Pong Resortは、2021年8月1日時点では、以下の「Agoda(アゴダ)」で予約ができます。

次のページ(3ページ目)で「Ao Pong Resortでのシュノーケリング」を紹介します。