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Island_リペ島(Ko Lipe)_Part.1
リペ島の魅力と行き方

リペ島のメインビーチ「パタヤビーチ」

リペ島のメインビーチ「パタヤビーチ」

は、タイ最南端に位置し“タイ最後の楽園“とか“タイのモルディブ”などと言われています。 透明度の高い透き通った美しい海とゆったりと過ごせる空間の島として、海外の観光者から注目を集めています。 タイ在中時に、一度は行ってみたいと思っていたリペ島。今回は、そんな思いが実現したのでリペ島の魅力を紹介していきたいと思います。 リペ島は、タルタオ海洋国立公園の一部でアンダマン海に浮かぶ小さな島です。バンコクなどの主要都市よりも、マレーシアのクアラルンプールやランカウイ島からの方が近い位置にあります。 リペ島は、タイ随一の透明度を誇る美しいエメラルドグリーンの海と手つかずのキメ細かい白砂のビーチが魅力で、まさにキャンパスに絵を描いたような島の景観を堪能することができます。 あちらこちらで、インスタ映えする景観を見ることができます。 リペ島のメインビーチであるは、真っ白な砂浜が有名でサンゴなどがあまり落ちていないので、寝転がったり散歩をしたりするのに最適な楽園的なビーチです。 ビーチ周辺には、ホテルやレストランなどが集まりリゾートホテルもオープンしています。 もちろん、ダイビング、シュノーケリング、カヤックなどのマリンアクティビティで、きれいな海を堪能できる場所でもあります。 さらに、小さいながらも50軒以上もの店舗が軒を連ねるという繁華街もあります。 このように魅力があるリペ島なのですが、バンコクから6時間以上かかりアクセス面で気軽に行けないことや費用もかかるので、タイ人をはじめ敬遠してる人も多いと聞いています。 日本人観光者も少なく私達が行ったときも、ほぼ欧米系の人達でした。アクセス面からも考えてリペ島は、最低でも2泊以上はしたいところです。 苦労して行き着いたリペ島。私も、タイ最後の楽園を感じれる程の楽しい時を過ごすことができました。

リペ島の魅力
  • 手つかずの自然を活かした未開の楽園

  • タイ随一の透明度を誇る海

  • 外国人も集まる美しい白砂のビーチ

  • マリンアクティビティも充実

  • 飲食店が集まるタウンストリートがある

  • ゆったりと過ごせる空間がある

  • シュノーケリングに最適

感動!抜群の透明度を誇るエメラルドグリーンの海 感動!抜群の透明度を誇るエメラルドグリーンの海
  

リペ島への行き方

リペ島の行き方はさまざまですが、タイの主要都市から、飛行機・ロットゥ(ミニバス・ワゴン車など)・船(スピードボート)を使っていく方法が一般的です。 バンコクから全行程で、約6時間〜8時間ほどを要しタイ国内の観光地としては行きにくい場所になります。
他にも、列車、バス、フェリーなどを組み合わせた方法もあるのですが、費用は安価ながら時間がかかったり、手配が面倒だったり、タイ語が必要になったりと日本人には厳しい条件があります。 列車を利用する方法は、夜通し走るので約16時間程度と長時間を要しますが、寝台チケットを購入し景色を楽しみながらゆっくりと旅するのも選択の一つとは思います。 タイのどこからアクセスしても時間を要しますが、移動手段はある程度パターン化されていて観光客が迷わず島にたどり着けるようになっていて複雑ではありません。 日本から直接行く場合などは、タイの主要都市よりもマレーシアのクアラルンプールやランカウイ島から行く方が近く、ランカウイ島からはスピードボートで約1時間30分ほどで着いてしまいます。
バンコクなどからの飛行機・ロットゥ・スピードボートの全てがセットになったジョイントチケットと呼ばれるチケットがタイエアアジアとノックエアーなどから販売されていましたが、COVID19自粛期間の影響で ジョイントチケットの入手や予約が不安定な状態ですので必ず事前によく調べる必要があります。旅行ウェブサイト12Go.asiaでもジョイントチケットが販売されていたのですが、2022年10月時点で私は見つけることができませんでした。
また、日本人向ツアーは現地の日系旅行会社が不定期的に開催していますが定期的なプランはあまりないようです。

リペ島の位置とルート


リペ島は、タイの最南端に位置する

バンコクから飛行機+ロットゥ+船での行程

私は今回、飛行機とロットゥ(ミニバス・ワゴン車など)+船(スピードボート)のルートを利用しました。航空券は単独で予約し、ロットゥ+船のジョイントチケットを別に事前予約してリペ島へ向かいました。今回は、この基本的な行き方をご紹介します。 航空会社によって違いますがバンコクからは、まずドムアン空港もしくはスワンナプーム空港に向かい飛行機でタイ南部にあるへ行きます。 飛行時間は、おおよそ1時間半ほどです。ハートヤイ(HatYai)国際空港へは、エアアジア、タイスマイル、ノックエア、ライオンエアなど一日25便以上が運航されています。 ハートヤイ(HatYai)国際空港からは、ロットゥでという港へ向かいます。港に行くまでも1時間半から2時間程度ほどかかります。 さらに、パクバラ港(Pakbara Pier)からスピードボートでへ向かいます。リペ島までは、こちらも1時間半ほどの道のりです。 リペ島へ行く行きの場合は、休憩と島観光として2つの無人島に寄りそれぞれ30分程度の停泊時間があります。 なので、バンコクからはほぼほぼ半日コースとなってしまいます。
今回は、私が利用したバンコクからの標準的な行き方である航空機+ロットゥ+船での行程を紹介してみたいと思います。


バンコクからドムアン空港

ドムアン空港からハートヤイ空港

ハーヤイ空港からパクバラ港

パクバラ港からリペ島

飛行機

私達が選んだのは、ノックエアのNokAir DD500便です。理由は、一番早くリペ島へ行くことができかつ安かったからです。LCCなのでドムアン空港からの出発で朝5:50発です。 朝早いため、ドムアン空港に2時間前に行くのがきついかもしれません。私達は、クレジットカードの無料リムジンタクシーを事前に手配しました。 LCCは、日にち、出発時間、席予約、荷物重量などさまざまな要因で価格が変動します。今回は、大人1人往復5,074バーツで、25kgの荷物と事前席指定などが含まれるクラスチケットにしました。 単に搭乗するのみの基本チケットならば、約1000バーツ程度は下がるかと思います。 この便は、バンコクからハートヤイ空港に一番早く着く便でロットゥ、船への乗り継ぎが良ければ午後一番にはリペ島に入れます。 私達は、この便でリペ島に13時半に到着しました。


NokAir DD500便(ハートヤイ国際空港)の画像
NokAir DD500便(ハートヤイ国際空港)

  •  朝4:30頃のカウンタ

    朝4:30頃のカウンタ
    朝4:30、すでにカウンター前は搭乗手続きをする人たちで賑わっていた。
  • DD500便は3番目

    DD500便は3番目
    朝早くから賑わうドムアン空港。私達のDD500便は朝の1番便から数えて3番目の便になります。
  • 搭乗を待つ

    搭乗を待つ
    搭乗Gate前では、多くの人がすでに待っていました。いくつかの店は営業していました。
  • まだ暗い中での搭乗機

    まだ暗い中での搭乗機
    朝の5:50発なので、空港の外はまだ暗いです。暗い中で、搭乗機が駐機していました。

ロットゥ(ミニバス、ワゴン車など)

私は、航空機+ロットゥ+船のジョイントチケットを見つけることができなかったので、航空券は単独で予約しロットゥ+船のみのジョイントチケットをWeb予約で購入しました。 私が利用したのは、と言うスピードボートの会社です。 わかりやすい英語版WebがありWeb決済もでき予約確認表も出力することもできるので助かります。(大人一人:片道980バーツで往復で1960バーツ) すべての船会社が、Web予約ができるわけではないのでご注意ください。
ハートヤイ(HatYai)国際空港の到着ロビーからでる出口付近で、SATUN PAKBARAのカウンターを探し手続きをします。 空港には、多くのロットゥ+船のチケットを販売するカウンターがあります。タイ語が話せれば、もっと安い方法でこれらのチケットを購入できるかと思います。


利用したロットゥ
利用したロットゥ

  •  ハートヤイ空港の出口

    ハートヤイ空港の出口
    朝7:15には、荷物を受け取りハートヤイ国際空港の到着口から到着ロビーへ出られました。
  • ロットゥのカウンター

    ロットゥのカウンター
    到着口を出て左側へ向かうと空港出口になります。出口の手前に、各ロットゥ会社のカウンターがあり手続きをします。
  • ロットゥは満員

    ロットゥは満員
    ロットゥは、少し時間が空いて2時間後の9時30分発。時間になると、どこからか人が集まりロットゥは満員でした。
  • Parkbara港の事務所

    Parkbara港の事務所
    空港から約1時間半でパクバラ港のSATUN PAKBARA事務所に到着。そこで船への手続き用シールをもらいます。

船(スピードボート)

パクバラ港(Pakbara Pier)の乗船場入口は、SATUN PAKBARA事務所の前にありました。出発は、30分後の11時30分。 パクバラ港周辺には、お土産屋さんやいくつかの飲食店があり時間がつぶせるかと思います。 さらに、パクバラ港の乗船場までは屋根のある長い渡り廊下のような通路を歩きます。この通路の両側には、お土産屋やいくつかの屋台が並んでいます。 数分歩くと乗船場入口があり公園利用料(200バーツ)を支払い乗船の待合ロビーに入ります。 ロビー内に乗船の手続きカウンターがあり番号札が渡され出発するPierNoや荷物の預け方などを教えてくれます。 なんとなく不安な手続きなのですが、時間になると番号札順に乗船が開始されます。

今回乗船したスピードボート
今回乗船したスピードボート

  •  パクバラ港の入口

    パクバラ港の入口
    パクバラ港への行くにはこの写真の入口を入り向かいます。ここには、おトイレがあります。
  • 乗船場に向かう通路

    乗船場に向かう通路
    写真ではわかりませんが、この通路の両側にはお土産屋やいくつかの屋台が並んで賑やかです。
  • 乗船場

    乗船場
    乗船場には、いくつかの乗船する場所があり、Pier(No)として記されています。
  • スピードボートも満員

    スピードボートも満員
    出発時間になると、どこからと多くの人が集まりだし、スピードボートは満員状態でした。
タルタオ島とカイ島

パクバラ港の乗船場の入口で公園利用料(200バーツ)を微集された理由がわかりました。リペ島へ行く行きのスピードボートは、途中でトイレ休憩も含めと2つの島に寄ります。 公園利用料は、これらの島に上陸する費用だったのです。この2つの島は、にあります。 スピードボートは、この2つの島にそれぞれ30分程度留まりますので写真撮影などには十分な時間かと思います。 このタルタオ海洋国立公園は、マレーシアとの国境からわずか4.8キロメートルのアンダマン海に位置し大小合わせて51ある美しい島々から成り立っています。 帰りは、この2つの島には寄らず直接パクバラ港に向かいます。 このタルタオ島とカイ島に寄りたくない人にとっては余計な部分なのですが、ほとんどの人はこの2つの島もリペ島に劣らずきれいな海と島なのでリペ島観光の一つとして楽しんでいました。

タルタオ島(Koh Tarutao)

タルタオ島は、タルタオ海洋国立公園内で最大の島で真っ白な砂浜と洞窟などの大自然がそのまま残されています。かつては、政治犯を収容する収容所が長くあった場所でもあります。 島は、海が荒れない乾期の間だけ観光客を受け入れています。この島の砂浜は鳴き砂で知られています。裸足で踏みしめれば「キュッキュッ」と鳴ります。 ビーチは長く大きく美しいですが、リゾート開発はまったくされていないので自然以外の遊び場はまったくありません。 島には、宿泊施設として公営のバンガローがあるようですが、ほとんどの観光客は他の島の行き帰りに立ち寄る方が圧倒的に多いとのことです。

鳴き砂のビーチ
鳴き砂のビーチ

白砂のビーチと海
白砂のビーチと海

島内の公園
島内の公園

手つかずの自然が残る
手つかずの自然が残る

カイ島(Koh Khai)

カイ島は、エッグアイランドとも呼ばれています。タイ語の「カイ」には「卵」という意味もありこの別名があるのでしょう。 カイ島は、アーチ型の岩がとても素晴らしい景観を引き出し、白砂とエメラルドグリーンの海に映え一度は行ってみたい場所として人気があります。 また、ウミガメが産卵をしにやって来る島としても有名です。 カイ島の海やビーチは大変きれいですので、無人島のすばらしさを写真に撮りたいと思っている人には最適な場所になると思います。

アーチ型の岩(ストーンアーチ)
アーチ型の岩(ストーンアーチ)

絶妙な海とビーチのコントラスト
絶妙な海とビーチのコントラスト

抜群の透明度
抜群の透明度

島周辺も海底が見える透明度
島周辺も海底が見える透明度

やっと・・・リペ島に到着!

バンコクの家を朝の3:30に出てから約10時間後の13:30にやっとリペ島に到着しました。 リペ島は、海に浮かぶ筏をつなげたものが乗船場代わりです。 筏なので、揺れるし海水に浸るなど離島の雰囲気を醸し出しています。船からビーチに降りるとビーチには、宿泊施設の名前が書いてあるボードをもった宿泊施設の係員が多く立っています。 ほとんどの宿泊先が送迎付きなので、事前に何時の船で着くか帰るのかを伝える必要があります。 自分の宿泊先の係員を探せば、その係員の人がボートから荷物もおろしてくれるし宿泊施設まで送迎してくれます。 着けば、10時間と言う長い時間も忘れてしまいそうな景観が目の前に広がります。

筏の上を歩いて行く
筏の上を歩いて行く

揺れるし海水に浸かるのでご注意を
揺れるし海水に浸かるのでご注意を

ビーチには宿泊先の係員が
ビーチには宿泊先の係員が

係員の人がボートの荷物も運んでくれる
係員の人がボートの荷物も運んでくれる

次のページでは、「リペ島での宿泊先」を紹介します。