ビーチコーミング(2):冬の海でのビーチコーミング(三戸浜海岸)の表紙イメージ画像

どんな貝が拾えるのかなぁ?

三戸浜海岸で拾った貝を洗うの画像07

三戸浜海岸で拾った貝を洗う

三戸浜海岸で拾った貝を、まずは水で洗った。水道の水が冷たく冬を感じる!! ビーチコーミングは、漂流してきた物を拾い集めることなどで「貝」は、その一部なのだが、さまざまな貝があるので、拾い集めるのも楽しい。 今回はあえて冬の海の浜に打ち上げられた「貝」がどのような貝なのかを一つ一つ見てみたいと思う。冬に限られた「貝」だけではないが、大きさや色なども冬の時期でしか見られないものもあるかもしれない。

タカラガイ(まったく判別がつかない?)の殻

「タカラガイ」は、面白い形ときれいな模様の貝として「ビーチコーミング」の中でも人気がある。しかし、タカラガイの名称を区別しようとすると非常に難しい。 拾ったタカラガイはは、海岸へ打ち上げられた貝で、表面や貝自体がかなり摩耗していて、表面の模様などがすっかりなくなってしまっているものが多い。 また、色なども変色したものも多く、判別は素人ではお手上げ・・・・ しかし、判別予測をしてみようかなぁ??

タカラガイの殻の画像01

これは、「メダカラ」?日本で一番多く見つかるタカラガイ。確かに今回一番多く落ちていた。波で擦れると模様が消えダカラの場合は背中が全体的に紫色になるとのこと。「殻口左右の黒斑はかなりボロになっても残る」とあるのだが、黒斑が見えない。?????

タカラガイの殻の画像02

これは、「オミナエシダカラ」?三浦半島でも普通に見られる種。薄茶から緑がかった表面に濃茶の点又は眼状斑を散らした模様がある。螺頂から背線にかけて濃茶線状の染みが見られるとのこと。なんとなく、当たっているかなぁ?

タカラガイの殻の画像03

「シボリダカラ」か? 青灰色の地に、白い斑点のある中型のタカラガイ。茶色っぽいものもあり、未成貝は茶色で、そこから成長とともに左右から白い斑点が出始め、同時に地色も青っぽくなっていくとのこと。削れると土細工みたいに明るい茶色一色になってしまうとのこと。白い斑点と削られて茶色になったと判断するか?

タカラガイの殻の画像04

これは、「ヒメヤクシマダカラ」か?潮間帯~水深20mの岩礁、サンゴ礁に生息。殻の側部は広がり褐色点があり、背上は丸みがなだらかで、細かい亀甲模様や白点があるとのこと。白点が見えないが????

タカラガイの殻の画像05

これは、「チャイロキヌタガイ」の可能性大。潮間帯の岩礁に普通に見られ卵形で、やや厚く硬い。背面は丸く、平滑で光沢があり濃褐色をしていて、中央に広い濃色帯がある。三浦半島では、メダカラガイの次にたくさん拾える。大きくなっても2cmくらいまで。これ当たっているかも??

タカラガイの殻の画像06

「メダカラガイ」では?潮間帯の岩礁に生息。背面は丸くふくらみ、むらのある灰色がかった紫褐色で、中央付近に形や大きさの違う褐色の斑紋がある。左右両側部に黒褐色の小さな斑紋がちらばっている。裏側に斑点模様がある。これも、当たっているかも??