地味で目立たない「ペグ」は、とても重要なキャンプ用品
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ペグは、テントのような派手さがなく大事さを忘れがちになるキャンプ用品。もし、「ペグ」がなければ、余裕のあるキャンプは楽しめない。「ペグ」は、キャンプで重要な位置をしめる必要不可欠なキャンプ用品なのだ!!「ペグ」は、注目されるテントやラントンのように華やかさはないが、多種多様の「ペグ」が販売されている。「ペグ」は、テントをはじめとする他のキャンプ用品と違い、キャンプ場のサイト環境や用途によって使い分けをする。この使い分けを習得することによって、よりキャンプを楽しむことができる。「ペグ」は、キャンプの縁の下の力もちであり、無くてはならないものなのだ。しかし、だれもが多種多様の多くの「ペグ」を用意することは難しい。そこでShizengateでは、比較的どのようなサイト環境でも使える万能的な「ペグ」は何かを考えてみた。正道ではないものの、独断と偏見で万能に近い「ペグ」を考えてみたい。 |
主なペグの種類
「ペグ」は、大きく、「金属製」と「プラスチック製」がある。プラスチック製は、合成樹脂のABS製だが、金属製は、スチール、鍛造スチール、アルミ、チタンなどさまざまな金属のタイプがある。この中から万能的なペグを選ぶのは大変。事実上、万能ペグはないのだがあえて探していきたい。以下が私が現在持っているペグだ。
ペグの比較
ペグの種類 | 硬い 地面 |
やや硬い地面 | 柔らかい地面 | 砂浜・石川原 | 固定度 | 価格 | 評価点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
①プラペグ | Χ | ◯ | ◎ | Χ | △ | ◯ | 9 |
②鍛造ペグ | ◎ | ◎ | ◎ | Χ | ◎ | Χ | 12 |
③Vペグ | Χ | △ | ◎ | Χ | ◯ | ◯ | 8 |
④ピンペグ | Χ | Χ | ◯ | Χ | △ | ◎ | 6 |
⑤アンカーペグ | Χ | Χ | Χ | ◯ | △ | ◯ | 5 |
ペグの評価を個人の独断と偏見で表にしてみた。◎3点、◯2点、△1点、Χ0点としてみた。結果的には、個人的順位の通りになった。アンカーペグは、他のペグよりも石ころのみの川原や海岸のような砂地に対応できるが、ほぼ例外的なケースだと考えた方が良く他の「ペグ」と比較してはいけない「ペグ」なのかもしれない。やはり万能ペグは、「鍛造ペグ」だ!!私のささいな経験からも、「鍛造ペグ」の20cm、30cm、40cmを必要数用意すれば、ほとんどのオートキャンプ場に対応ができる。私は、地面とテントの間に引くグランドマットに「ピンペグ」を利用し、テント、タープ等はすべて「鍛造ペグ」を利用している。
特にタープは、しっかりとポールを固定したいため30cm,40cmの「鍛造ペグ」を使っている。また、「鍛造ペグ」は、たとえ曲がったとしてハンマーで打てば元に戻るすぐれものペグでもある。また、「鍛造ペグ」も各社から販売されているが、やはり一番の「鍛造ペグ」は、スノーピークのソリッドステークス。とにかく丈夫で強度もあり一度利用したら他社を使えなくなる。
ハンマーの種類
Shizengate流の邪道「ペグ打ち」と「ペグ抜き」
![]() ペグの打ち込み Shizengate流は、かなり邪道。鍛造ペグを、鍛造ハンマーで地面に打ち込んでしまう。このやり方は、ペグが抜けなくなったり、ロープを切ってしまうこともあるのだが固定強度は最強となり、ペグに引っかかり転ぶこともない。ペグ抜きは、少しテクニックがいる。 |
![]() ペグの抜き方 Shizengate流のペグ抜きは、上記のハンマー写真にある⑤のハンマーを使う。少し危ないのだが、⑤のハンマーの底にあるペグ抜きかきを鍛造ペグの丸い穴に通す。そして⑤のハンマー上部の平らな部分を鍛造ハンマーで下からたたく。ペグは、思ったよりすんなり抜ける。 |
![]() ペグの固定強化 ペグをさらに固定強化したいときは、思い石などをペグの上においてしまう。これは、鍛造ペグの砂地や砂浜対応にも応用できる。なぜここまでやるのかという疑問みあるかと思うが、理由は簡単。タープポールにランタンハンガーでランタンをぶら下げることからShizengate流が生まれた。 |