おすすめの場所
ワットクンチャン(Wat Khunchan)

ワットクンチャンの全景の画像01

ワットクンチャンの全景

鮮やかな天井画で有名な「ワットパクナム」の大仏塔の5Fから裏手の運河沿いに見えるちょっと風変わりな大仏が気になるかと思います。 このお寺が「」です。正式名は「ワットワラーマータヤパンタサーラーラーム(วัดวรามาตยภัณฑสาราราม)」です。 このお寺をあえて目的に行く人はあまり居ないかと思いますが、「ワットパクナム」と抱合せで見学すれば良い観光ポイントになるかと思います。 ワットクンチャンの第一印象はとにかく、カラフル!奇妙!かと思います。 ワットクンチャンは、ワットパクナムよりもずっと歴史が古くて1827年に建てられたそうです。ラーマ3世の治世に、プラヤー・マハー・アムマータヤーティボディー(ポーム・アマータヤクン)という人がビエンチャン王国(現ラオスの一部)との戦いに勝利したことにちなんで建立された寺院とのこと。 その後、ラーマ5世の治世に改修工事が行われ、ワット・ワラマータヤ・パンタサララームと名付けられました。 ビルマ(現ミャンマー)風の像や建築様式が見られ、一般的なタイの寺院とは違った独特の雰囲気が楽しめます。 建物や仏像もかなりインパクトが強く楽しめるのではないかと思います。 「ワットパクナム」の紹介ページはこちらです。

ワットクンチャンの場所と行き方

個人的には、ワットクンチャンの行き方はワットパクナムと同じで良いと思います。タクシーやバイクタクシーへ言う行き先の違い程度かと思います。 最寄り駅も徒歩もほぼワットパクナムと同じです。 なので、BTS(スカイトレイン)、MRT(地下鉄)の最寄り駅から徒歩またはソンテウなどで行く行き方、 MRTバーンパイ駅の1番出口を出て徒歩で約15分程度、BTSタラートプルー駅の3番出口を出てThe MALLというショッピングモールの前て赤いソンテウを利用し ていく行き方、などワットパクナムと同じです。
私は今回、いつものごとく自家用車で運転して直接行きました。

自家用車(車)で行く場合の駐車場

ワットクンチャンの前広場に駐車場または駐車できるスペースがありました。今回、私はワットパクナムの駐車場を利用しましたのでこの駐車場の内容が良くわかりません。 おそらく、駐車場の係の人に言うか無料なのかもしれませんが、ワットパクナムの駐車場の方が私は安心して利用できるかと思います。 ワットパクナムのページでも紹介していますが、ワットパクナム駐車場は、ワットパクナムの入口ゲートの前に大きな駐車場ビルがあります。この駐車場を利用すると楽です。 Googlemapでもワットパクナムの隣にP駐車場マークがありますのでそこを行き先にすれば良いと思います。 ただし、駐車場までの道が狭く一方通行になっていますので気をつけてください。

ワットクンチャン前の駐車場の画像02 ワットクンチャン前の駐車場
ワットパクナムの駐車場ビル入口の画像03 ワットパクナムの駐車場ビル入口
ワットパクナムの駐車場内の画像04 ワットパクナムの駐車場内

独特の雰囲気を持つワットクンチャン

ワットパクナムからワットクンチャンへ

ワットパクナムのトンネル(アーケード)を抜けた右手にお店が立ち並んでいる小路があります。その小路は入り小路沿いに歩いていくとやがて、川を渡る橋が現れ目の前に風変わりな大仏が見えてきます。 これがです。

ワットクンチャンに抜ける小路の画像03
ワットクンチャンに抜ける小路
橋の前に現れるワットクンチャンの画像04
橋の前に現れるワットクンチャン
ワットクンチャンの仏像

寺院には、運河に背を向けてそびえる巨大な仏像があります。しかし、仏像の前に大きなアーケードの屋根がありこの屋根が仏像の全景を撮影するのに非常に邪魔です。 はじめてこの仏像を見ればだれもが、一般的な仏像のお顔と違い何とも言えない表情をしたお顔で怒っているようにも感じるかと思います。ある意味この表情が特徴なのかもしれませんが?
仏像の下には、3頭の象がいてその上に座っているように見えます。なんとなくここも他の寺院と相違するような光景です。
仏像の台座には、インド神話に登場する「」が奉られています。ラーフ神は、神話において月や太陽でさえも巨大な口で食べてしまうことができ日食や月食はラーフ神によって引き起こされるとのことです。 口の前にある金色の玉が、月なのかもしれません。
大仏の向かって右側には、ナーガを背にした赤い体をした多面のが奉られています。
いづれにしても、一般的なタイのお寺とは一にも二にも違う感じがする仏像です。

ワットクンチャンの仏像の画像05 ワットクンチャンの仏像
アーケードの屋根が邪魔だよ!の画像06 アーケードの屋根が邪魔だよ!
雨の時は良いだろうけど?の画像11 雨の時は良いだろうけど?
ラーフ神の画像08 ラーフ神
チャトゥカームラーマテープ神の画像09 チャトゥカームラーマテープ神
お参りはここからの画像10 お参りはここから
アーケードにあった???像の画像11 アーケードにあった???像
広場周辺のビルマ風の建物

ワットクンチャンの仏像があるアーケードの前の広場から少し歩くとビルマ風寺院建築のお堂やなんやら動物の像がいっぱい奉られている建物がある。 確かに色鮮で一般的なタイのお寺とは違う雰囲気が感じられる。

ビルマ風寺院のお堂の画像12 ビルマ風寺院のお堂
これは神話の何かか?の画像13 これは神話の何かか?
色鮮やかな竜か?の画像16 色鮮やかな竜か?
多くの動物の像が前にの画像14 多くの動物の像が前に
どれも色鮮かの画像15 どれも色鮮か
これもお堂なのかなぁ?の画像17 これもお堂なのかなぁ?
ワットクンチャン敷地内の涅槃仏

涅槃仏は、釈迦が入滅する際の様子をあらわした仏像で右手を枕に頭は北向き、顔は西向きに寝そべった姿になっています。 ワットクンチャンでは2つの涅槃仏を見ました。確かに2つの涅槃仏は、頭は北向きで顔は西向きに寝そべっています。 仏像のアーケード前にある涅槃仏は、右手が枕ではなく手を床につけているのが特徴で独特のお姿です。 もうひとつの涅槃仏は、仏像の裏手にあり土台にトラとライオンが向かい合っています。この涅槃仏も手右手がまっすぐ地についていました。 いろいろと想像と空想が描けるお寺、ワットクンチャンです。

アーケード前の独特の涅槃仏の画像18
アーケード前の独特の涅槃仏
仏像裏、運河沿いの涅槃仏の画像19
仏像裏、運河沿いの涅槃仏