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チャチューンサオ県の三大ガネーシャ

チャチューンサオ県の三大ガネーシャ像の画像01

チャチューンサオ県の三大ガネーシャ像

今回は、バンコクから車で1時間30分程度にある田園風景が広がるチャチュンサオ県(英:Chachoengsao/タイ語:จังหวัดฉะเชิงเทรา)にあるを見に行きました。 チャチュンサオ県には、パワースポットとして日本人観光客にも有名なピンクの巨大ガネーシャで有名ながありますが、他ににもそれぞれ大きなガネーシャ像があります。 非公式ですがこれらを「チャチューンサオ県の三大ガネーシャ」と呼ばれています。なんと有名な「Wat Saman Rattanaram(ワット・サマン・ラタナラム)」のピンクのガネーシァが、この中では一番小さいガネーシャになります。 チャチューンサオ県は、三大ガネーシャや百年市場以外はあまりガイドブックなどで取り上げられませんが他にも、仏教寺院でタイでもトップクラスに入る参拝客数を誇る「ワット・ソートーン」や黄金に輝く「ワット・パクナム・ジョーロー」、ステンレス製の「ワット・ファスアン」などがあります。「ワット・ソートーン」と「ワット・パクナム・ジョーロー」は、同じ日に巡ったので別のコンテンツで紹介しています。 ガネーシャはヒンドゥー教の神として有名でガネーシャ = ヒンドゥー教 = インドというイメージがあるのですが、タイでもガネーシャは、とても身近な神様です。タイをはじめとする東南アジアは古来よりインドと盛んに交易を行っていてその影響で、タイでもガネーシャ像が崇拝され街中では多くのヒンドゥー教のお寺を見かけます。 個人的には、やはり「ワット・サマン・ラタナラム」以外はあえて個別で行く場所では無いような気がします。すべてを見て回ることに価値があるかと思います。

ワット・サマーン・ラッタナーラーム(Wat Saman Rattanaram)

ワット・サマーン・ラッタナーラーム(ピンクのガネーシャ)の画像01

ワット・サマーン・ラッタナーラーム(ピンクのガネーシャ)

は、がありパワースポットとして日本観光客からも人気の観光地になっています。 このピンクのガネーシャは、幅16m、高さ24mと見た目も迫力がある大きなピンク色をしたガネーシャ像が横たわっています。 巨大さとピンク色というのが人気が高まる理由かと思いますがインスタ映えもバッチリです。 故プミポン国王の83歳の誕生日を記念して2011年に建てられ、お願い事が早く叶うお寺としてタイ人から人気があり徐々に海外観光客の間にも広まりつつあります。 ピンクの色は、故プミポン国王の「健康の象徴」を表す色とのことです。 横たわっているガネーシャ像の周りには、合計14匹のネズミ像があります。各方位に8匹、像の手前に2匹、後方に1匹、そして線香立ての場所に3匹います。 これらのネズミたちが祈願者に代わってガネーシャに願い事を伝えてくれるとのことです。 また、背後のガネーシャ像の台座下にはお土産屋があり小さなガネーシャ像などさまざまなお土産が買えます。 ワット・サマーン・ラッタナーラームはお寺なのですが、さまざまなオブジェなどが並び、市場、屋台、カフェなどもあり食べ歩きや買い物までできまるでアミューズメントパークのような雰囲気の場所です。

何とも言えない目つきの画像15 何とも言えない目つき
正面からの顔の画像17 正面からの顔
ガネーシャの背面の画像18 ガネーシャの背面
巨大さを感じるの画像19 巨大さを感じる
台座にさまざまなガネーシャの画像16 台座にさまざまなガネーシャ
土台の下にあるお土産店の画像20 土台の下にあるお土産店

お参りの仕方

  • お参りのセットを買おう

    最初に、お寺の入口となる販売所を正面に見て右手にある窓口でを購入します。 マリーゴールド、お花、ろうそく、選考、金箔が窓口の前に置いてあるのでそれらを取る。私はローソクを取り忘れてしまった。 購入のお金は窓口前に並ぶ寄付箱に入れます。

    販売の窓口の画像03 販売の窓口
    窓口前の寄付箱の画像04 窓口前の寄付箱
    お参りセットの画像05 お参りセット
  • 参拝所

    次に、の中へ入り灯篭で線香に火をつけ、大きなろうそくの火を使い自分のろうそくにも火をつけます。 そして、マリーゴールドの花と線香を持って祈願します。その後に参拝所の外に出て表にある線香立てと花入に線香と花を添えます。 最後に、参拝所内に戻り中にあるガネーシャ像や仏像に5枚の金箔を貼りつけます。

    祈願の画像06 祈願
    参拝所前の線香立てと花入の画像07 参拝所前の線香立てと花入
    ガネーシャ像や仏像への金箔貼りの画像08 ガネーシャ像や仏像への金箔貼り
  • いよいよガネーシャへ祈願

    よいよいへの祈願です。 ここにもやり方があります。ガネーシャへの祈願はガネーシャではなくガネーシャ像が横たわる台座周りに立つネズミに願い事を囁ささやきます
    ガネーシャへの参拝方法は、ネズミ像は曜日ごとの色に分けられているのでお願い事は自分の誕生日の曜日と同じ色のネズミに祈願します。靴を脱いでネズミの前にある踏み台の上に立ち、ネズミの片耳に直接お願い事を囁いてお願いしどちらの耳でもよいのですが、願い事を囁いている間は、もう片方の耳を手でしっかり塞ぎお願い事が外に漏れないようにするのがここのやり方です。 と言われながら人さまざまな方法で参拝しているような感じもします。 曜日の色は、「日曜=赤色、月曜=黄色、火曜=ピンク、水曜=緑色(午前)・黒色(午後)、木曜=オレンジ、金曜=青色、土曜=紫色」です。 ガネーシャ正面に立つ2体のにお願い事を囁いているタイ人が多いです。この2体のネズミは「最も金運や仕事運に強い」との言い伝えがあるので多くの人がお願い事を囁いています。私も誕生日の曜日野ネズミとこの黄色のネズミにお願いごとを囁きました。・・・ある意味参拝の方法は参拝する人がある程度柔軟にする方が良いかと思います。
    日本人の間では、ここは「3倍速で願いを叶えてくれる」という噂がありますが、日本人の間だけで流れているようです。

    片方の耳を手でしっかり塞ぎ囁くの画像09 片方の耳を手でしっかり塞ぎ囁く
    人気の薄い黄色のネズミ「ムシカ」の画像10 人気の薄い黄色のネズミ「ムシカ」
    赤のネズミの画像11 ガネーシャ像前の赤のネズミ
    緑とピンクのネズミの画像12 緑とピンクのネズミく
    青色のネズミの画像13 青色のネズミ
    赤と青(奥)のネズミの画像11 赤と青(奥)のネズミ

その他の寺院内の見どころ

ワット・サマーン・ラッタナーラームの中心はピンクのガネーシャしであることは事実なのですが、寺院内にもさまざまな見どころがありちょっとしたアミューズメントパークの ような寺院になっている。不思議な世界がこの寺院何は広がっているので紹介したいと思います。

蓮の花のオブジェの周辺

ピンクのガネーシャに向かって右側の奥には、大きな蓮の花のオブジェがバンパコン川の中に浮かんでいる。このオブジェ迄行く間にも生々しお坊さんの像が並ぶエリアや多く仏像やガネーシャが祀られている。 蓮の花のオブジェへは橋で渡ることができ、ぐるっと1周することができる浮島のような場所。タイの川に浮かぶ蓮の花を描いているようななんとも不思議な場所です。 角度によっては花の中に埋もれているような写真が撮影することもでき、ちょっとしたインスタ映えポイントになっています。 また、蓮の花のオブジェの前の建物にはきらびやかな色の仏像をはじめとする多くの仏像が陳列されているエリアもある。

蓮の花のオブジェの画像21 蓮の花のオブジェ
蓮の花の中心にある龍と仏像郡の画像22 蓮の花の中心にある龍と仏像郡
魅力的な仏像も中心にの画像23 魅力的な仏像も中心に
蓮の花の中から見る寺院全景の画像24 蓮の花の中から見る寺院全景
こんな面白い写真も撮れるの画像25 こんな面白い写真も撮れる
蓮の花への橋の画像26 蓮の花への橋
まるで生きているようなお坊さん達の像の画像27 まるで生きているようなお坊さん達の像
きらびやかなガネーシャ像の画像28 きらびやかなガネーシャ像
龍のオブジェの画像29 龍のオブジェ
きらびやかな色の仏像の画像28 きらびやかな色の仏像
インパクトあるガルーシャの画像31 龍のオブジェ
建物の中にある多くの仏像の画像32 建物の中にある多くの仏像
エメラルド色の仏像の画像33 エメラルド色の仏像
願い事を書く絵馬のような葉の画像34 願い事を書く絵馬のような葉
観音様と多面の阿修羅オブジェの周辺

ピンクのガネーシャに向かって左側の奥には、巨大ななどインド神話に出てくる像があります。 この多面の阿修羅像は、インドのブラフマー(Brahma)と言われる宇宙の根源を人格化させた神様をベースにしたものかもしれません? どれも大きな像なので迫力があります。また、これらの前からはリバークルーズなどが発着する船乗り場もあります。 周辺には、お土産屋台や中華系オブジェが所々にありガネーシャを忘れてしまうようなエリアになっています。 ワット・サマン・ラタナラムは本当にさまざまなオブジェやモニュメントがあり来る人を楽しまさせてくれる場所だと思います。

ナーガ(蛇の神様)の像の画像35 ナーガ(蛇の神様)の像
リバークルーズの船乗り場の画像36 リバークルーズの船乗り場
多面の像の画像37 多面の像
観音様のモニュメントの画像38 観音様のモニュメント
途中のお土産屋台の画像39 途中のお土産屋台
これはなんだろう?の画像40 これはなんだろう?
恒例の小僧像達の画像41 恒例の小僧像達
中華系?の画像42 中華系?
寺院から駐車場までのようす

ワット・サマン・ラタナラムから駐車場までは歩いて5~10分程度なのですが、ありあり、さまざまなありでこれまた 楽しめる通りになっています。駐車場には、多くの人が気になるがあります。 工事をしていたオブジェもありましたので今後も、謎だらけのオブジェが増えると思います。

途中にあった月を食べるラーフ像の画像43 途中にあった月を食べるラーフ像
3つの頭の象のオブジェの画像44 3つの頭の象のオブジェ
屋根付きの市場とお土産屋台の画像45 屋根付きの市場とお土産屋台
駐車場にある「黄金の岩」の画像46 駐車場にある「黄金の岩」

ワット・サマン・ラタナラムへの行き方

バンコクからワット・サマーン・ラッタナーラームへ行くには、車、バス+ソンテウ、ツアーの3通り。私はいつものように自家用車なので、自由にチャチューンサオ県の観光ポイントを巡れました。 しかしながら、海外からの観光客の方々など足がない場合は個人的には車もしくはツアーかと思います。 ワット・サマーン・ラッタナーラームは、田舎町なので英語も通じにくくタイ語や現地をよく知らないとバス+ソンテウで行くのはしんどいと思います。 うまく乗り継げればバス+ソンテウで安く行けるとのことです。バス+ソンテウの利用方法は、いくつかのサイトで紹介されていますので参考にしてください。ワット・サマーン・ラッタナーラームのみに行くのならツアーがあるので便利で確実かと思います。 ただし、チャチューンサオ県の三大ガネーシャ像を1日で巡るには、ツアーを見かけたことがないのでやはり車しか無いと思います。バス+ソンテウを多用して巡れるようなのですが、私には複雑できついです。 です。


ワット・プローン・アカート(Wat Phrong Akat)

ワット・プローン・アカートのピンクのガネーシャの画像70

ワット・プローン・アカートのピンクのガネーシャ

チャチューンサオ県の2つ目のガネーシャが、ピンクのガネーシャです。 ここにも、鎮座しているピンクの巨大なガネーシャ像があります。 ここのガネーシャ像は、高さ49m × 幅19mと巨大で三大ガネーシャ像の中では一番大きく迫力があります。このガネーシャ像は完成からまだ数年ほどらしく色彩も鮮やかできれいです。 ガネーシャ像の足元に、ガネーシャ像恒例の願い事を伝えてくれるネズミが3体居ます。ここも、お願い事は直接ガネーシャへ祈願せずこれらのネズミの耳に囁く習わしとのことです。 さらに、ガネーシャ像を取り囲むようにさまざまなスタイルのガネーシャ像が並んでいて見ごたえがあります。 また、ガネーシャ像から100m離れたところにタージマハルのデザインに影響を受けて建てられた黄金の大きな本堂が建物の屋上にあります。 見ごたえはあるのですが、管理状態が悪く足元に瓦礫などがあり注意が必要です。

一番の大きさを誇るガネーシャの画像71 一番の大きさを誇るガネーシャ
色鮮やかレッドピンクの画像72 色鮮やかレッドピンク
王宮と同じ鬼の神様??の画像73 王宮と同じ鬼の神様??
3匹のネズミ達の画像74 3匹のネズミ達
土台の下にあるさまざまなガネーシャの画像75 土台の下にあるさまざまなガネーシャ
顔が2つあるガネーシャの画像53 顔が2つあるガネーシャ
本堂
屋上にある本堂の画像71 屋上にある本堂
本堂建屋の入口の画像72 本堂建屋の入口
本堂の建屋1階の画像79 本堂の建屋1階
屋上の本堂の画像80 屋上の本堂
本堂の中の仏像の画像81 本堂の中の仏像
本堂屋上から見るガネーシャの画像82 本堂屋上から見るガネーシャ
駐車場横の仏像の建物の画像83 駐車場横の仏像の建物
1階の仏像の画像84 1階の仏像

ワット・プローン・アーカートへの行き方

ワット・プローン・アーカートへは、残念ながら直通のソンテウがないようです。ここも、車(チャータ車)の利用がベストです。 ここに来るツアーもほとんどないと思います。チャチュンサオバスターミナルからトゥクトゥクを往復チャーターしても来れるとのことです。 田園風景のど真ん中にあるので当然、流しのタクシー、トゥクトゥクは走っていません。

クロンクアン・ガネーシャ公園

クロンクアン・ガネーシャ公園の巨大なブロンズのガネーシャ像の画像47

クロンクアン・ガネーシャ公園の巨大なブロンズのガネーシャ像

チャチューンサオ県の3つ目のガネーシャが、にあるガネーシャです。 クロンクアン・ガネーシャ公園(英:Klong Kuan Ganesha Park/タイ語:อุทยานพระพิฆเนศ องค์ยืน คลองเขื่อน )は、クロンクアン郡バンタラート地区を流れるバーンパコン川沿いにある公園。ここにも巨大なガネーシャ像があることで有名です。 ここのは、ブロンズで造られていて土台を含めて高さは約39m(ガネーシャ像30m、台座9m)と巨大な像で迫力があります。周囲に高い建物もなく広々した田園の中にそびえ立つ巨大なブロンズのガネーシャ像で公園のほとんどを締めているといっても過言ではありません。 ここのガネーシャ像は、他のガネーシャ像と違って直立しているのが特徴で、お腹もふっくらとでています。 また、ここのガネーシャ像で注目されているのが手に持っている物です。右手にバナナとジャックフルーツ(パラミツ)、左手にはマンゴーとサトウキビを持っています。ここのガネージャ像は、チャチュンサオ県が造ったガネーシャで農業地帯の豊作の願いが込められっていてこれらを手に持たされているとのことです。 当然、ネズミもいます。ここは寺院ではないので仏像などはないですが、さまざまな形のガネーシャ像、ガネーシャの母にあたるヒンドゥー教の女神パールヴァティー像、そして父であるシヴァ神像を見ることができます。

直立しお腹もふっくらの画像48 直立しお腹もふっくら
公園を仕切っているガネーシャ像の画像49 公園を仕切っているガネーシャ像
右手のバナナとジャックフルーツの画像50 右手のバナナとジャックフルーツ
左手のマンゴーとサトウキビの画像51 左手のマンゴーとサトウキビ
なんとも言えぬ顔立ちの画像52 なんとも言えぬ顔立ち
鎧をつけてる?の画像53 鎧をつけてる?

その他の見どころ

ここのガネーシャへのお参りは、靴を脱ぎガネーシャの土台の周りを回りながら花やお線香でお参りしていました。 正式なお参りの仕方はあまりわかりませんでした。
クロンクアン・ガネーシャ公園は、個人的にはガネーシャ像以外にあまり見るものがないかと感じています。 あえて言うならば、ガネーシャ像に向かう道の両側に様々な像があるのでこれらは見ていて面白いかと思います。

沿道脇にあるさまざまな像
ガネーシャのお参り像?の画像54 ガネーシャのお参り像?
ネズミ像が居ましたの画像55 ネズミ像が居ました
ガネーシャの彫り物の画像56 ガネーシャの彫り物
ここでもネズミの耳をふさぎ願い事の画像57 ここでもネズミの耳をふさぎ願い事
ガネーシャの下がお参り場所の画像59 ガネーシャの下がお参り場所
ガネーシャの土台の周りを歩いてお参りの画像58 ガネーシャの土台の周りを歩いてお参り
ガネーシャ像から離れた公園の端

ガネーシャ像と反対側の公園の端は川(バーンパコン川)になっています。川側にはレストランや売店、ベンチなどがあり公園らしくなっています。

金のネズミ達の画像60 金のネズミ達
公園端の川の画像61 公園端の川
川沿いのレストランの画像62 川沿いのレストラン
こんなネズミのオブジェもの画像63 こんなネズミのオブジェも
このオブジェは?画像64 このオブジェは?
これも何を表しているのかなぁ?の画像65 これも何を表しているのかなぁ?
駐車場

公園の前には、とても広い駐車場がありますので駐車に困ることはありません。公園の横には、いくつかのお店がある沿道がありそこに縦列駐車をしておる車も多いです。

大きな駐車場の画像66 大きな駐車場
沿道の縦列駐車の画像67 沿道の縦列駐車
公園の沿道の画像68 公園の沿道
公園の門の画像69 公園の門

クロンクアン・ガネーシャ公園への行き方

クロンクアン・ガネーシャ公園は、ピンクのガネーシャ像があるワット・サマーン・ラッタナーラームから北北東へ車で約20分程度、ワット・プローン・アカートからは、少し南に下り車で約30分程度の場所にあります。 ここも、チャチュンサオバスターミナルからソンテウ、トゥクトゥク往復チャーターで来れるとのことですが、やはり外国人には、ここも車(チャータ車)の利用がベストです。 ここに来るツアーもほとんどないと思います。