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アンパワー水上マーケット

アンパワー水上マーケット(Amphawa Floating Market)

アンパワー水上マーケット(Amphawa Floating Market)

は、バンコクから西側に車で約1時間半のところにある水上マーケットです。 海外旅行者の中では、タイで最も有名な水上マーケットと言えば「」ですが、外国人向けに観光地化され過ぎている部分があります。 もう少しタイの庶民的な水上マーケットを見たいと言う人は、ここで紹介する「アンパワー水上マーケット」が適しているかと思います。 古い伝統家屋や長屋が残りレトロ感満載です。地元の住民も昔ながらの水上生活を続けているので、古き良き時代のタイを感じられるかと思います。 ツアーボート代や屋台やお店の飲食代、お土産などがほとんどが現地価格で展開されています。近年では、タイ人の若者からも人気を集め、タイ人がよく訪れる人気スポットになっています。 アンパワー運河の両岸約500m強ほどに展開されるアンパワー水上マーケットは、おみやげ屋やタイ料理、海鮮料理を提供する飲食店をはじめ地元のスイーツ、タイ式コーヒー、フルーツなどさまざまな店がひしめき合っています。 両岸の全部を見て回るにはけっこう時間がかかります。マーケットは毎週金土日の週末限定で開催され、15:00~21:00の間です。 アンパワー水上マーケットは、マーケット以外にボート(小船)に乗って昼間は「寺院巡り」、夕方からはメークローン川の「」が楽しめるのも大きな特徴です。 特にホタル観賞ツアーは、アンパワー水上マーケットで人気のアクテイビティです。 17世紀頃から通商拠点として発達してきたアンパワーもその役割は現在では陸上の交通機関にとって代わられていますが、それでも古い良きタイの風情を感じられる場所として多くの人々に愛され続けています。 水上マーケットらしく、調理器具を積んだ屋台船などを見て回るだけでも水上マーケットを十分感じることができるかと思います。 有名なダムヌンサドゥアックは朝から行って楽しむマーケットですが、アンパワーは夕方から夜にかけて楽しめるマーケットです。 さらに、アンパワー水上マーケットとその周辺にはいくつかの宿泊施設があり夜のマーケットの賑やかさを満足行くまで過ごすことができるのも魅力の一つです。 今回私は、一泊しました。

アンパワー水上マーケットの行き方

アンパワー水上マーケットは、車で西側に1時間半程度走ったところにあります。 行き方は、車(自家用車・レンタカー・タクシー・他)、ロットゥ(小型バス)、ツアーになります。バンコクからのツアーはあまり多くないようです。 ロットゥ(小型バス)は、チャトゥチャックミニバスステーションと旧南バスターミナルからでているようです。 鉄道でも行けるようですが、時間面や何回か乗り換える必要があるので外国人にはきついかと思います。 今回私は、自家用車で行きました。自家用車で行く場合は、毎回同じことを言うのですがやはり駐車場が問題になります。マーケットがはじまる1時間前の14:00 なら見つけられると思いますが、周辺道路が小さいため車の渋滞は激しいです。 なので、可能ならば宿泊をして事前に駐車場を確保しておくことも良いと思います。今回私は宿泊し駐車場を事前に確保しました。

タイ本来の水上マーケット文化が見れる

駐車場が必要な場合は早く行こう!

先にも説明しましたが、マーケット会場の周辺の道は小さくタイの車の路上駐車は激しいです。 中には、写真のように双方向通行の道でさえ一時的に一方通行になってしまいます。 ここは、宿泊先を確保するなど事前に駐車場を確保するかもしくはマーケット開始時間の数時間前に着いてゆっくり駐車場を探したいです。

タイの路上駐車はすごい タイの路上駐車はすごい
宿泊して駐車場を確保 宿泊して駐車場を確保
昼のアンパワー水上マーケット

アンパワー水上マーケットは、お昼よりも夕方からの方が賑やかになるマーケットです。しかしながら、お昼から運河の両岸には多くの人が訪れていました。 運河の岸を歩いていると岸のすぐそばに小型の舟が接岸しイカや海老、貝などの魚介類を焼いていて香ばしい香りが漂っています。 やはり、ここまで来たら運河を見ながら屋台船から何か買ってみたくなります。船から食べ物を買い運河に向かう階段上で食べてるのもここの定番です。 両岸の道には飲食店だけではなくお土産屋、雑貨屋など多くのお店があります。 また、店と店の間にある脇道を抜けると広場がありタイの踊りをやっていました。昼のマーケットは、昔ながらのタイを感じることができるかと思います。

運河に行く手前の屋台村 運河に行く手前の屋台村
階段の先に屋台船が停泊 階段の先に屋台船が停泊
昼は屋台船のパラソルが多い 昼は屋台船のパラソルが多い
橋を渡り対岸へ 橋を渡り対岸へ
運河の岸は店も人もいっぱい 運河の岸は店も人もいっぱい
運河に浮かぶ屋台船 運河に浮かぶ屋台船
運河を見ながらクイティアオを 運河を見ながらクイティアオを
運河の端の両岸には飲食店が多い 運河の端の両岸には飲食店が多い
海鮮BBQの船 海鮮BBQの船
船からBBQを買ってしまった 船からBBQを買ってしまった

アンパワーのもう一つの楽しみ「ホタル観賞ボートツアー」

アンパワー水上マーケットのもう一つの楽しみがです。お昼には「寺院巡りのボートツアー」もあります。 アンパワーは、アンパワーを流れるメークローン川は、マングローブの一種であるランプーの木が多く生息しこのハチミツを求めてやってくるホタルの生息地として有名です。 しかもほぼ一年中ホタルを見ることができ、中でも5〜10月がおすすめの時期です。 このあたりで見られるホタルは、ペトロプテックスという日本ではみられない種類のホタルで寿命3ヶ月程度ですが次々に世代交代するために、ほぼ一年中見ることができるとのことです。 ツアーにより多少時間が違いますが、乗船場を18:30頃に出発し2時間弱程度のツアーです。どこのチケット売り場でも18時30からのクルーズで「Fire Flies(蛍)」と書いてあり、しかもひとり60バーツ(約204円)なので気楽に参加できます。チケット売り場や乗船場はマーケットの運河沿いの道にいくつも点在していて看板も多く見かけると思います。 どこの「ホタル観賞ボートツアー」もほぼ同じだと思いますので、好きなとこで参加申込みをすれば良い思い出になるかと思います。 気をつけないといけないことは、ホタル鑑賞ツアーが夜の20:00前後になるので帰りのロットゥ(小型バス)などの最終便に間に合わない場合があるので注意が必要です。「ホタル観賞ボートツアー」に参加したい人は、宿泊がおすすめです。 私も自家用車で帰れるのですが、帰りを気にせず「ホタル観賞ボートツアー」に参加したいので宿泊を選びました。単に泊まるだけなら一部屋3000円以下の宿泊先も結構あります。 今回私が参加したのは7月なのですが、ホタルの光が何ヶ所かでは見られたのですが、想像していた感激するほどの数は見れませんでした。写真も真っ黒でホタルを撮影することはできませんでした。 それでも、「ホタル観賞ボートツアー」はアンパワーの運河やその周辺で生活する様子などが見れてよかったと思います。 今回は参加しませんでしたが、昼間は「寺院巡りのボートツアー」などがあり3時間程度でひとり50バーツ程度(約170円)です。水辺に建てられた寺院を5軒〜7軒巡るクルーズとのことです。

ホタル観賞ボートツアー
岸から乗り込み出発、ほぼ満員 岸から乗り込み出発、ほぼ満員
マーケット内の運河を進みます マーケット内の運河を進みます
マーケット内のホテル? マーケット内のホテル?
寺院が見えます 寺院が見えます
熱帯雨林が見え始めました 熱帯雨林が見え始めました
川の上の民家 川の上の民家
川に出て暗くなってきました 川に出て暗くなってきました
だいぶ暗くなりました だいぶ暗くなりました
すいません、ホタルは撮影できず すいません、ホタルは撮影できず
帰りはかなり早いスピードで帰ります 帰りはかなり早いスピードで帰ります
マーケットへ帰ってきました マーケットへ帰ってきました
終了です 終了です
岸に多くのツアーボートが戻っています 岸に多くのツアーボートが戻っています
今回利用したツアーの受付です 今回利用したツアーの受付です

夜のアンパワー水上マーケット

ホタル観賞ボートツアーが終了したのがすでに20:30を過ぎていたかと思います。昼間ほどでもないですが、それでもまだ多くの人が夜のアンパワー水上マーケットを楽しんでいました。 個人的には、夜のアンパワー水上マーケットの方がきらびやかで印象にのこる光景でした。 運河に、夜の店の明かりが写り全体を妄想的な空間にしているように感じます。アンパワー水上マーケットは、昼、夜ともに楽しめる場所です。

夜でも店や屋台は営業 夜でも店や屋台は営業
夜はフードコード的な店や屋台が人気 夜はフードコード的な店や屋台が人気
夜は、ツアーボートと屋台船が入り乱れ 夜は、ツアーボートと屋台船が入り乱れ
夜の方が屋台船も忙しそう 夜の方が屋台船も忙しそう
もはや運河のイルミナーション もはや運河のイルミナーション
店には人、運河にはツアー船 店には人、運河にはツアー船
船の往来が運河らしい 船の往来が運河らしい
運河の外の屋台村もにぎやか 運河の外の屋台村もにぎやか