個人プランで行く
Island_サムイ島_Part.3


今回の観光コースルート

Part3は、サムイ島の旅で最後の目的である「いくつかのサムイの観光地にも行きたい」を紹介したいと思います。サムイ島は、タイで三番目に大きい島なのでそう簡単にすべてを回ることはできません。 また、観光できる日は1日しかありません。そこで、どこの観光地に行くか考えてみました。宿が、島の西側中央部のナント地区にあるため、まずは島の中央部に向かいそこから東海岸経由で北側回りで宿に戻るルートにしました。 今回は、の5ヶ所を巡るコースです。 結局、サムイ島の観光中心地である東側海岸がメインになってしまいました。南は、シュノーケリングで楽しんだので良いかと。 今回もレンタルバイクなのですが、これだけまわるのには6~8時間が必要になるかと思うので買い物やモール、市場などは除きました。 また、島で人気がある海岸にもいくつか行きたかったのですが、最終的には「クリスタル・ビーチ」のみになってしまいました。 それでも、個人的には1日でまわれたので良い観光ルートだった思います。サムイ島全体の雰囲気もつかめたので、次回来るときに活かして行きたいと思います。

観光ポイントを選んだ理由
  • ナンムアンの滝(map:B)

    ・サムイ島で、一番多くの旅行者が訪れる滝。

  • ヒンダヒンヤイ(map:C)

    ・古くから知られているサムイ島の観光名所。

  • クリスタル・ビーチ(map:D)

    ・海の透明度がサムイ島で一番と言われているビーチ。

  • RAD KOH(map:E)

    ・サムイ島で一番有名な絶景ビューポイント。

  • ビックブッダ(map:F)

    ・サムイ島のシンボル的な存在。

ナンムアンの滝

ナンムアンの滝

サムイ島の西側ナント地区にある今回のコテージ「Think & Retro Cafe Lipa Noi Samui」から島の中央に向かいバイクで約20分の所に「ナンムアンの滝」があります。この滝は、サムイ島の中で一番多くの旅行者が訪れる滝です。 入口には、駐車場やお店・屋台などがありちょっとした空腹を満たせる通りになっています。「ナムアンの滝」は、滝1と滝2の2本の滝からなります。今回は、駐車場から近い滝1へ。滝2は、駐車場から30分程度も山を登るとのことで今回はパスしました。 滝1は、駐車場から少し歩き急な森の階段がある斜面を降りて10分もかからないところにあります。名前が「紫の滝」を意味するらしく滝が流れ落ちる岩肌が紫がかって見えます。 滝の高低差は18m程度あり、サムイ島の滝の中でもダイナミックな滝と言われているのですが、個人的にはあまりダイナミックさを感じませんでした。しかし、原生林に囲まれた滝壺に落ちる滝の音がすさまじく自然のパワーを感じられる場所であることには間違いありません。 ここは、岩の上から飛び込んだり、滝に打たれたり、滝壺に入り遊ぶことができるので人気も高いとのことです。滝2は、「高さが80mで圧巻するよ」と言われたのですが次回に持ち越しました。ちなみに、滝への入場料はないので騙されないように。

入口付近の店
入口付近の店
駐車場になぜゾウが?
駐車場になぜゾウが?
ゾウに乗りたかった!
ゾウに乗りたかった!

入口の横にゾウが何頭かいたのですが、タイだからだろうと気にも留めませんでした。後から知ったのですが実はこのゾウ達は、サムイ島でも大人気なエレファント・トレッキングができる「ナムアンサファリパーク」のゾウ達でした。 ジャングル・ヤシの木の間、川渡り、川登り、背の高いフルーツの木の観賞などがゾウに乗りながら楽しめるエレファント・トレッキングが体験できる場所でかなりおもしろいとのこと。 一人なのか一頭のゾウなのかわかりませんが、1時間で1200バーツ(4000円程度)程度とか?半額の30分もあるらしいです。高く感じるかもしれませんが、タイでゾウに乗ることは縁起の良い事です。 次回に来た時は、必ずこの「エレファント・トレッキング」に挑戦してみたいと思います。

ヒンダヒンヤイ

ヒンダヒンヤイ

ヒンダヒンヤイ

ビッグブッダとならんで古くから知られているサムイ島の観光名所の一つ「ヒンダヒンヤイ」。主幹道路から小道に入って行くのですが、このポイントがすぐに混雑してしまう困った箇所です。少し入ると駐車場があるですが、車で来るのは至難の業のように感じます。 この入口から「ヒンダヒンヤイ」に向かう小道は両サイドに、お土産屋さんや食べ物屋さんが軒を連ねていて、まるで江の島の参道のような雰囲気です。 ヒンダヒンヤイは、簡単に言えば海に突き出た大きな岩礁帯です。ここから見る海の景色はすばらしく、海も澄んでいるのでサムイ島らしい景観です。タイ人観光客も多く「子宝に恵まれる場所」として人気があります。 理由は簡単で要は、男性と女性の性器に似た岩がある場所なのです。でも、日本のような変な感じに結びつかないところが良いところです。 サムイ島では、です。今回、一番人が多かった場所でサムイ島では人気の観光スポットであることがわかります。

ヒンダ(おじいさん岩) ヒンダ(おじいさん岩)
ヒンヤイ(おばあさん岩) ヒンヤイ(おばあさん岩)
お土産やなどの小道 お土産やなどの小道
観光看板スタンド 観光看板スタンド

今回、事前に知ってはいたのですが失敗したかなぁと思うことがあります。なのです。奥の沖に見える黒い岩群周辺が、シュノーケリングポイントらしく回遊魚が回って来たり、南側にリーフが続いているらしいです。

左側の入り江 左側の入り江
右側のシュノーケリングポイント 右側のシュノーケリングポイント

クリスタル・ビーチ

クリスタル・ビーチ(トンタキアンビーチ)

クリスタル・ビーチ(トンタキアンビーチ)

クリスタル・ビーチは、海の透明度がサムイ島で一番と言われているビーチです。正式名称は「トンタキアンビーチ」なのですが、通称の「クリスタル・ビーチ」の方が最近広がっています。 昔は、「シルバービーチ」とか正式名称の「トンタキアンビーチ」の方が多く使われていたので、ローカルの人には、これらの名前の方が通じるらしいです。 ここは、ココナッツ・アイランドと言われるサムイ島らしいビーチだと思います。サラサラの白い砂浜に遠浅で波も穏やかな海が続きファミリーにも安心して遊べるビーチです。このプライベート感満点のビーチと景色は、「クリスタル・ビーチ」の特徴かと思います。 クリスタルビーチには、 Crystal Bay Beach Resortホテル、 高級(コテージ中心)感ある Crystal Bay Yacht ClubホテルSilver Beach ResortホテルThongtakian Resortホテル がビーチフロントにあります。 いずれもビーチ前なので、オーシャンビューの部屋を確保すれば、クリスタルビーチを1日中堪能することができます。周辺には、お土産屋やお店、レストランなどが少ないので少し不便を感じるかもしれませんが、個人的には宿泊して楽しむビーチなのではないかと思います。

クリスタル・ビーチの北側
クリスタル・ビーチの北側
クリスタル・ビーチの中央?
クリスタル・ビーチの中央
クリスタル・ビーチの南側
クリスタル・ビーチの南側
記念に1枚
記念に1枚
Crystal Bay Beach Resortで昼食
Crystal Bay Beach Resortで昼食
駐輪場のようす
駐輪場のようす

事前に調べた時は、クリスタルビーチはシュノーケリングスポットとしても人気が高いとのことでシュノーケルに挑戦。特に、ビーチ北側のクリスタルベイビーチリゾート付近の岩場には、サンゴ、イソギンチャクやカラフルな魚がたくさんいるとの情報でこの北側ポイントでシュノーケリングをしてみました。 ところが、魚が少しかおらずがっかり・・・ポイントを間違ってしまったのか???お昼過ぎという時間帯が悪かったのか???潮の影響で居なかったのか???よくわかりませんがダメでした。 サンゴはありましたが、ここもやはり成長段階のようなサンゴが多かったです。やはり、温暖化の影響なのでしょうか???コロナ禍なので、タイの海は比較的以前のようなきれいな海に戻っているところが多かったのですが??? 海岸線や海の透明度はすばらしかったのですが、個人的にはシュノ-ケリングが期待外れたので・・・ちょっと残念。 次回に期待しようと思います。

ヤスジチョウチョウウオ
ヤスジチョウチョウウオ
ウミアザミ系か?
ウミアザミ系か?
イシサンゴ系
イシサンゴ系
エダサンゴ系
エダサンゴ系
イシサンゴ系の群衆
イシサンゴ系の群衆
スズメダイ系か?
スズメダイ系か?

RAD KOH ビューポイント

北側のビュー
北側のビュー
中央のビュー
中央のビュー
南側のビュー
南側のビュー

RAD KOHは、チャウエンノイビーチとラマイビーチの間の峠にありサムイ島で最も有名な絶景ビューポイントです。遊歩道があり、崖下の岩場まで降りることができます。 夕方になると、たくさんの磯釣り客が来る場所としても有名です。確かに、目の前には雄大な大海原が拡がり壮大な景色を堪能できます。 しかし、個人的にはこのような景観は逆に日本国内では良く見られる景観かなぁと少し後ろ向きな感想となってしまいました。 ここが有名なのは、左側の景観が島の中心的観光地であるチャウエンノイビーチ、チャウエンビーチなどのサムイ島東海岸の海岸線が一望できるからではないかなぁと感じてしまったのですが?

ビックブッダ

ナンムアンの滝

いよいよ、最後の目的地「ビックブッダ」。1日中観光しているので、疲れ気味でしかも16:00と夕方近くに到着。やはり、詰め込み過ぎの観光は良くないなぁと実感。 また、慣れない島の中をバイクで夜に走るのはかなり危険。宿まで1時間程度の帰り道なので日が落ちる前に宿に着くよう足早の見学となってしまった。「ビックブッダ」は、サムイ島のシンボル的な存在。 1972年に建立された高さが12mほどある黄金色に輝く大きな“ワット・プラヤイ”は、一見の価値があります。 ブッダの周囲に鐘がいくつかあり、鳴らしてまわるとご利益があると言われています。 本来は、高台まで登りパンガン島まで見渡せるほどの眺望を満喫するとこなのですが、疲れ気味と帰らなければならない時間になってしまったので写真撮影のみになってしまいました。 サムイ島の中では、タイらしさを感じられる見学ポイントかと思います。私は、バイクなので簡単に来れたのですが、この場所は移動が難しそうで、移動手段を手配しるかやはりツアーなのかなぁと感じます。

最後に・・・

何とか日が沈まぬ内に、無事に宿へ到着。朝8時から動きだし戻ったのが17:00頃なので、9時間近くは観光していたことになります。少し忙しい旅程になってしまいました。 しかし、サムイ島全体の雰囲気や観光ポイントも大まかに理解できたので今回はこれで良かったかと思います。 サムイ島は、観光シーズンが他の場所とズレていて飛行機を利用すればバンコクから比較的簡単にアクセスできる島です。また、近いうちに来てみたいと思います。

自由とリスクは反比例

私は今回、レンタルバイクで自由にコストを抑えて旅をすることができました。しかし、忘れてはいけない事は、「自由は大きなリスクを抱える」と言うことです。 ツアーやタクシー等の旅行サ-ビスを利用した方が、少し高くはなりますが確実にリスクは下がり安全を確保できます。 また、タイのバイクマナーは日本とは桁違いに悪いです。ヘルメットをかぶっている人は、ほとんど居ません。どこから、車、バイク、人が出てくるかわかりません。 万が一事故になった場合、言葉等の壁もあり緊急時対応は海外旅行者や外国人にはかなりハードルが高いものです。日本から来る人は、必ず海外旅行保険に入りましょう。 私は、現地で外国人向医療保険に入っていますが損害保険はタイで一般的ではなく加入していませんので大きなリスクを持っています。 島のほとんどの人は、バイク保険や高額な医療保険など入っていません。

宿で借りたレンタルバイク

タイでは、日本人は外国人です。個人プランの旅行を楽しむためには、下調べ等をして「リスク対策は可能範囲で徹底し、自分と同行する人たち全員の安全を最優先にする」を絶対に忘れないで欲しいと思います。