秩父路三大氷柱(3):あしがくぼの氷柱

秩父路三大氷柱(3):あしがくぼの氷柱の表紙イメージ画像

秩父路の冬の風物詩、幻想的な空間を創り出す秩父三大氷柱

は、大滝の、小鹿野の、そして横瀬にあると三つの氷柱会場からなる。各氷柱は、寒さなどの気温と天候によって左右されるが1月中旬から2月中旬まで楽しむことができる。 秩父三大氷柱は、寒い秩父エリアの冬の観光資源でもあり冬の秩父路の冬の風物詩にもなっている。特に「三十槌の氷柱」は、天然の氷柱があり自然が創り出す芸術ともいえる氷柱(つらら)を見ることができる。 「尾ノ内の氷柱」と「あしがくぼの氷柱」は、人口の氷柱(つらら)なのだが、地形を上手く利用し立派な氷柱が見れる。どの会場でも、厳寒の秩父の自然が作る神秘の世界を見ることができる。 寒さが厳しくなればなるほど、氷柱が大きな姿を現し幻想的な空間を創り出す。氷柱は、その時その時の気候で形が左右されるので毎年、毎日その姿を変えているのも見ものだ。また各会場では、指定された日(土、休祭日など)の夜にライトアップされ、日中とは異なる光景が楽しめる。 また2018年度も、秩父路三大氷柱を巡りスタンプ集ると3か所の協賛温泉施設(秩父湯元武甲温泉、両神温泉薬師の湯、丸山鉱泉旅館:2018年1月現)で日帰り入浴を半額で利用できる「秩父路氷柱めぐり」というスタンプラリーが開催されていた。 年度によって開催内用が相違したり実施していない場合もあるので、イベントに関してはジz念い確認して欲しい。 寒い時期に開催されるイベントなので、防寒対策をはじめ、滑りにくい靴などの履物への留意も必要。また、自動車で行く場合は、路面の凍結対策が必要だ。各会場間は、車で30分~1時間程度離れているので1日で回るには入念な計画が必要。特に昼と夜のライトアップを1日で見るのは、かなりきつい。ライトアップは、会場にもよるが20:00もしくは21:00に終了してしまうので3会場のライトアップを同日に見るには、日没後にどこかの会場に居て手短に回らないと難しい。

三十槌の氷柱の画像01

三十槌の氷柱

尾ノ内の氷柱の画像02

尾ノ内の氷柱

あしがくぼの氷柱の画像03

あしがくぼの氷柱

あしがくぼの氷柱

昼のあしがくぼの氷柱(2016/01/24)の画像49

昼のあしがくぼの氷柱

ライトアップされた夜のあしがくぼの氷柱(2016/01/24)の画像50

ライトアップされた夜のあしがくぼの氷柱

は、埼玉県横瀬町の新しい観光名所として芦ヶ久保の山の斜面を利用した氷柱会場。300m以上にわたって「氷(兵)の沢」から汲み上げた水を撒き、人工的に作り上げた氷柱群。 会場面積が約1,500㎡で山肌への氷柱形成面積が約3,600㎡、氷柱の平均高が30mで氷柱群が120mに渡り作り出されている。秩父路三大氷柱の中では、一番広い会場で人気がある。 さらに、あしがくぼの氷柱会場は最寄りに西武鉄道の芦ヶ久保駅があり徒歩10分程度で会場に行ける便のよさが人気のひとつ。会場内には、斜面を歩けるようにした滑り止め用の木材チップが敷かれた遊歩道がある。 山の斜面に作り出された氷柱は、圧巻されるほどの強さがある。毎週金・土・日曜の日没から午後8時までのライトアップが開催され、 赤・緑・青のLEDライト24基が、1分ごとに色を変化させる。 照らされた巨大な氷柱の壁は、さまざまな色に変化し神秘的な冬の世界を創り出す。会場の一番上には、休憩広場、売店、薪ストーブとベンチがある。この休憩広場からあしがくぼの氷柱の全景を見ることができる。 イベント開催期間中はここで、甘酒または地元産の紅茶を1杯無料でもらえる。会場のすぐ脇に西武鉄道の線路が通り、公開期間中は西武鉄道も協力し、特急レッドアロー号の一部列車が速度を落としたり、芦ケ久保駅に臨時停車したりして氷柱を盛り上げている。 あしがくぼの氷柱は、2014年から始まったが、きっかけは2013年の同線の廃線危機を同町の地元住民らが、鉄道の利用客が減少する1、2月に観光客を誘致する方法の一案として開始された。2023年度の開催期間は、2023年1月7日(土)~2月23日(祝・木)の8:30時~17時を予定していて、ライトアップは毎週金・土・日曜日の午後8時まで。 入場料は、環境整備協力金として200円(中学生以上)。会場付近は、気温が低く凍結し滑りやすくなっているので防寒対策を忘れずに。

アイコン1の画像あしがくぼの氷柱会場:横瀬町観光 産業振興協会ホームページ

あしがくぼの氷柱の行き方とみどころ

あしがくぼの氷柱の行き方

氷柱のある場所は、西武秩父線の「芦ヶ久保駅」ならびに「道の駅果樹公園あしがくぼ」の場所と思っていい。氷柱会場は、「芦ヶ久保駅」、「道の駅果樹公園あしがくぼ」から徒歩で12分程度のところにある。他の秩父路三大氷柱と違い、電車の駅から歩ける範囲にあるほど便がいい。 車ならば、飯能から国道299号正丸トンネル経由で、圏央道「狭山・日高I.C」から国道299号正丸トンネル経由、関越自動車道「鶴ヶ島I.C」より国道299号正丸トンネル経由、関越自動車道「花園I.C」より国道140号経由と行き方もさまざまなので事前にどこから行くのが近いのかを事前に調べた方がいい。

あしがくぼの氷柱のみどころ

夜のライトアップは必見

あしがくぼの氷柱のみどころは、個人的には夜のライトアップだと思う。基本は、昼、夜の両方の景観をみることをおすすめする。入場料も、昼の入場券を見せれば夜も見学できる。あしがくぼの氷柱は、とても広い山肌の斜面に幅広く氷柱をつくりだしているので、ひとつひとつの氷柱というよりは、山肌を覆う氷柱の壁の迫力を楽しみたい。また、氷柱に触れるほど氷柱が身近に見れる場所があるので、氷柱の中に枯れ枝がある氷柱の不思議かつ神秘的な氷柱の魅力を感じ取れる会場でもある。また、氷柱と電車のコラボレーションや会場全体の光景など、他の秩父路三大氷柱とは違う楽しみ方ができるのも特徴。今回のように雪が降った後に行くと斜面の氷柱の上に雪がかぶってしまい、のぺっらな風景になってしまうこともあるので、見学日前後の天候や気温を考慮しながら氷柱の状態を事前にしらべて行く方が、より良い氷柱見学ができると思う。

赤く染まる氷柱の画像51

赤く染まる氷柱群

会場上から会場下を望むの画像52

会場上から会場下を望む

太陽に輝く氷柱の画像53

太陽に輝く氷柱

枝に垂れ下がる氷柱の画像54

枝に垂れ下がる氷柱

透き通った氷柱の画像55

透き通った氷柱

枝の氷柱の中の画像56

枝の氷柱の中

山肌にできた氷柱群の画像57

山肌にできた氷柱群

電車が会場下に走るの画像58

電車が会場下に走る

グリーンとブルーの氷柱群の画像59

グリーンとブルーの氷柱群

レッドとブルーの氷柱の画像60

レッドとブルーの氷柱

夜の神秘的な氷柱の画像61

夜の神秘的な氷柱

噴水のような散水ライトアップの画像62

噴水のような散水ライトアップ

あしがくぼの氷柱の施設

は、会場の頂上に軽食などの販店、トイレや休憩場所がある。また、斜面の遊歩道の途中に数箇所の広スペースがあり氷柱を望むことができる。また、会場から徒歩12分のところに「道の駅果樹公園あしがくぼ」がり特産品や食堂、トイレがある。 駐車場は、この道の駅の駐車場と臨時駐車場が設営されるのでどちらかを利用することになる。

臨時駐車場の画像63

臨時駐車場

道の駅果樹公園あしがくぼの駐車場の画像64

道の駅果樹公園あしがくぼの駐車場

あしがくぼの氷柱会場への入り口の画像65

あしがくぼの氷柱会場への入り口

あしがくぼの氷柱会場入口へ向かう遊歩道の画像66

あしがくぼの氷柱会場入口へ向かう遊歩道

氷柱会場チケット売場の画像67

氷柱会場チケット売場

氷柱会場入口の画像72

氷柱会場入口

会場内の遊歩道の画像68

会場内の遊歩道

会場頂上にある売店の画像69

会場頂上にある売店

会場頂上にある薪ストーブとイスの画像70

会場頂上にある薪ストーブとイス

秩父路三大氷柱:キャンペーン協賛温泉施設

薬草風呂の宿 丸山鉱泉旅館

は、自然の薬草を鉱泉で煮出した薬草風呂が自慢の宿。ほんのり香る薬草の香りと淡い褐色のお湯で心身共にリフレッシュができる森の中の一軒宿。地元食材の素朴な料理が楽しめる。心温まる秩父路の薬草風呂でゆったりすごし自然に囲まれた部屋でのんびりしたい宿だ。薬草の湯 丸山鉱泉旅館は、秩父路三大氷柱をすべて巡りスタンプ集ると日帰り入浴を半額で利用できる「おもてなし温泉入浴キャンペーン」の協賛温泉施設だ。

秩父湯元 武甲温泉 武甲の湯 別館

は、独立した和室の部屋でまるで一軒家の雰囲気。露天風呂や檜、岩風呂などの武甲温泉は美肌の温泉。武甲温泉 武甲の湯は、秩父路三大氷柱をすべて巡りスタンプ集ると日帰り入浴を半額で利用できる「おもてなし温泉入浴キャンペーン」の協賛温泉施設だ。