子どもとの海外旅行プラン作り(4)
ビザ(Visa)

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ビザ(Visa)の確認と取得

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パスポートの確認や取得の次は、が必要かの確認を行います。 ビザは、受入国の大使館(または領事館)の査証部が外国人に与える入国許可証のことです。 旅行先国によっては、ビザの取得が必要ない場合もありますし各国の空港でビザ発給を受けなければならない場合もあるなど国によってさまざまです。 適切なビザを得ていない場合は、旅行先国に足を踏み入国することさえもできなくなり、強制帰国させられる場合もあります。 ビザの申請方法は国家間の関係や認可プロセスの変更や自動化などに応じて適時変動しますので必ず旅行先国のビザに関する最新情報を得ることが必須です。 ビザは、入国目的によって様々な種類が存在します。

ビザの確認は、日本国内にある旅行先国の大使館・総領事館ホームページから最新情報を得ることができます。 各国の領事館は、で調べてください。 航空会社や旅行会社から各国の見やすいビザ条件表なども提供されますので参考にしてください。 しかし、あくまでも旅行先国の大使館・総領事館ホームページの情報が最新です。 ビザは、入国審査を受けられる資格のようなものでビザが取得できたからといって入国が認められたことにはならないことを念頭に入れましょう。 滞在許可とビザを混同する人が多いようですが、入国の許可は入国審査で判断され、入国審査に通れば“滞在許可”が与えられるしくみです。 ビザと同時に、先頁でも紹介した入出国に必要な旅券残存期間も同時に調べておきましょう。 ビザの申請も、Shizengate流なら自己申請、自己取得するのが基本です。 書類の書き方や自信がない方は、旅行代理店やビザ取得の代行サービスにお願いする方が賢明かと思いますが、旅行先国の領事館で説明してくれます。 ビザではないのですが、ビザのような入国前に事前手続きが必要な手続きがある国もあります。 米国のESTA(電子渡航認証システム)は、この代表格です。ESTAは、米国が2009年1月12日より米国に短期商用・観光等の90日以内の滞在目的で旅行する場合(米国における乗り継ぎ含む)は、査証(ビザ)は免除されていますが、 米国行きの航空機や船に搭乗する前にオンラインで渡航認証を受けなければなりません。なお、米国政府は、2022年5月26日以降ESTA申請時には、一人当たり21米ドルを課しています。 出発時、航空会社などのチェックイン時に確認され取得していないと搭乗が許可されません。 また、オーストラリアの ETAS(電子入国許可システム)のように、外国籍の人がオーストラリアへ渡航する際に必要となる電子渡航認証システムです。 これらのように、旅行先国がビザのような他の手続きが必要な国であるかどうかは必ず旅行先国へ入国前に確認し終了しておいてください。 個人で計画、実施する個人旅行は、ここが結構難しい部分です。 旅行代理店などを通じて海外旅行を計画すればこれらの手続きは、抜けがなく完璧に実施してくれます。 Shizengateでは、面倒なこれらの部分も自分で行うことを前提としています。

ビザ確認のポイント
  • 旅行先国の大使館・総領事館で必ず確認する

    何度も記述しているが、ビザは旅行先国の大使館・総領事館で必ず確認すること。 当たり前だが、最新情報や更新情報は、大使館・総領事館が一番早い。 海外旅行会社、航空会社、海外旅行サイトなどでまずは確認し、最後に大使館・総領事館に確認するのがベター。

  • 日本入が入出国時にビザが必要かどうかを確認する

    最初に調べる項目は、当然ながらビザがいるかどうかだ。日本は、各国政府との間で一定期間の観光目的の渡航に限りビザの免除が許されている協定を多くの国としています。 日本人は、事前にビザをとらずに済むケースが多いです。 しかし、相手国や日本側の社会情勢などで内容が変更されることもあり必ず事前確認が必要です。 ビザの取得で確認することは、「ビザが必要」「条件付でビザ免除」「ビザ免除」のどれかなのかを把握することです。 条件付きの場合は、特に注意し条件を満たさなければいけません。 「空港で取得可」の条件も多いのですが中には規定サイズの写真が必要な場合もあります。

  • 取得可否の次は、ビザの条件(滞在期間or取得可能日数)確認する

    Shizengateでは、「観光ビザ」に限って記述していますが、ビザの条件もしっかり頭に入れておくことが大事です。 観光の場合は、滞在期間が一番大事です。数週間~3ケ月程度が一般的なのですが、シンガポール(2024/1現)のように入国管の裁量により最長14日間又は30日間の二つの滞在期間があるとこもあります。

  • パスポート残存期間の確認する

    先にも記述した通りビザ取得の際に、取得に必要なパスポート残存期間があります。 3ケ月以上や6ケ月以上が多いかと思いますが、中には事前確認などの国もあります。 ゆるいのは、帰国日まであればいい国もあります。 パスポートの残存期間が足らない場合は、パスポートを再取得しなければいけないので早めに確認することが大事です。

  • ビザ申請以外に事前申請・登録をする手続きがあるか?

    先にも記述した通り米国のESTA(電子渡航認証システム)のような、ビザ以外の事前申請があるかどうかの確認も必須です。 これらは、インターネットで事前に登録できるものが多いです。 電子入国許可システムの国もあるので、海外旅行者は、最低限のインターネット能力と英語力は必要かと思います。 事前申請が難しいと感じた人は、旅行代理店やビザ取得の代行サービスへの依頼が適切です。

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