子どもとの海外旅行プラン作り(3)
航空券の予約・取得

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日程・行き先の次は航空券予約

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パスポートの取得か?航空券の予約か?を迷うところなのですが最近では、多くの航空会社(中国系など)や代理店がパスポートを要求してきます。 そこで、パスポートを取得してから 海外に行く時の航空券の購入は、大きく

  • 旅行代理店から予約・購入する
  • 航空券販売代理店のインターネットサイトを利用する
  • 直接、航空会社サイトでインターネット予約、購入する

の3通りが考えられます。 当然一番安心、確実なのは「旅行代理店からの購入」です。特にインターネットが苦手な人は店舗に行き「旅行代理店からの購入」が必要になります。

Shizengateでは、自ら計画、各プロセスを自ら行うがポリシーにため、航空券の子予約、購入も「「直接、航空会社サイトでインターネット予約、購入する。」になります。 最近では、海外の航空会社も英語のみではなく日本語でサイトで予約、購入ができます。 支払いも日本で発行されたクレジットカードなどが問題なく利用できる世の中になりました。 ここは、思いっきり自分で航空券の予約、購入にトライしてみましょう。 座席確保やオプション、時期設定などサイトで行う航空券予約は航空会社によりさまざまなで難しい部分があることも確かです。 海外の国内線航空会社は原則、現地語もしくは英語しかありません。 自分の力量に合わせ、航空券の予約、購入方法を検討しましょう。 正直、代理店からの予約と個人から予約するのでは大きく料金が変わることは稀です。多少の手数料が乗るだけですので面倒な人は代理店を利用してもまったく問題ありません。 日程、パスポート取得、そして航空券の予約、取得が決まれば、ほぼ計画の土台はできたことになります。

航空券の種類

「航空券」には、さまざまな種類があります。 航空券の種類によって、価格・有効時期・変更・キャンセルなどの可否・座席指定などができるかできないかなど、その内容に大きな違いが生じます。 以下に主な航空券の種類と内容について記述します。

  • 正規航空券

    ファーストクラス・ ビジネスクラス・エコノミークラスがあり、1年間有効。予約変更・経路変更・航空会社の変更・払い戻しなどが可能。 時期、季節による料金の変動はなくどこで購入しても金額は同額。安価航空券を求める一般観光客はこの航空券を買う人は少ないかと思います。

  • IATAペックス航空券

    どんな航空会社でも利用できるのが特徴。金額は、ゾーンペックスや格安航空券よりも割高。予約変更・経路変更などはができません。

  • 正規割引航空券

    早期予約・購入により割安になる「早割」運賃などがあります。 原則的に予約変更・経路変更はできない。

  • 格安航空券

    最近の海外旅行者にはおなじみの人気航空券。旅行会社がパッケージツアー用に購入した 帰国便を確定した短期間のFIX航空券が主流ですが、中には有効期限が長いものや帰国便が変更可能なもの片道航空券など様々な種類があります。

  • LCC正規航空券

    徹底したコスト削減によって、またIATAに加盟せず一般的な格安航空券に比べてもかなり安価な運賃を提供しています。 この航空券は、「片道」をベースとしています。 原則、キャンセルや変更が発生した場合の手数料は高額になります。 購入時点での払い戻しも不可が多くキャンセル料100パーセントという航空会社もあります。 自由度が低い分、価格は魅力的なローコストです。最近で米国などへの直距離便のLCCも登場しています。 私はほぼこのLCC航空券です。

往復航空券の種類

  • オ-プンチケット

    出発後に帰国日の変更が出来る航空券。(10日オープン、1年オープンなどがある。)

  • FIXチケット

    出発日、帰国日、航空会社、便名などすべてを事前に固定し変更ができない航空券。

  • FIXオープンチケット

    復路便の予約を事前に必要とするが、現地で日付の変更が可能な航空券。

航空券用語

TAX
出国税、税関使用料、空港利用税などの税金。航空券に付加されている場合とそうでない場合があるので、出国TAXと入国TAXが航空券にどのように含まれているかを確認する必要があります。

ストップオーバー
目的地の途中、または帰りに立ち寄った空港において24時間以上滞在できること。途中、他の国を経由する場合に、途中降機ができる航空券なのかどうかを確認する必要があります。 できる航空券は、ひとつの航空券でいくつかの国に行くことができます。

トランジット
飛行機の乗り継ぎのこと。通常24時間以内の乗り継ぎの事を指していて、空港内には滞在できますが空港外に出ることはできません。 乗り継ぎがある航空券は、ほとんどがこのパターンになります。

E-チケット
最近、多くの航空会社が取り入れていてチケットです。紙の航空券代わりに航空会社のシステム内に記録させる電子航空券で携帯電話などで表示させます。E-チケットは航空券を持たずに旅行することが可能なため、航空券の紛失・盗難に遭う危険がありません。 トラブル防止のため、事前に予約した内容をプリントアウトして持参しておくことをおすすめします。

航空券購入の注意点

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海外航空券の購入方法は、さまざま方法があります。 このコンテンツは海外旅行プラン作りに焦点を置いているので海外航空券の買い方の詳しい説明は、他の多くのホームページにお任したいと思います。 購入した海外航空券の種類や条件、制限に沿って計画を作らなければならないので、海外旅行の計画は購入した海外航空券の種類によって進め方が変わります。 海外航空券を代理店で購入しようが、自分でLCCの航空会社にダイレクトに申し込もうが海外航空券購入のポイントは変わりません。 特に自分自身でダイレクトに購入する際やサイトから購入する際には、自分自身で以下のポイントを必ず確認しておくことが重要です。

  • 購入先(サイト含む)信用度の確認

    JTB、大手の航空会社、大手旅行代理店ならば問題ないのですが、旅行関連の会社およびサイト経営会社には中小企業が多く倒産は結構数多く起きています。 購入先が倒産すると、旅行代金が戻ってこない上に旅行にも行けないという最悪の事態になりえます。 以下の点について注意し購入先を見極めてください。
    ・中小旅行代理店で極端に値段が安い場合は疑い理由をつかむ。
    ・1ヶ月以上先の旅行に、全額入金を求められた場合は疑う。
    ・郵便物や、メールなど記録は必ず残す。
    ・領収書や振込控は、旅行が終了するまで捨てない。

    これらをしていると万が一購入先が倒産した場合に、旅行業務弁済保証金から弁済金を受け取る可能性を高められます。 ただし、総額が決まっているので大勢の被害者がいると、全額が戻ってこないことが多いのが現実です。

  • 飛行ルートの確認

    購入した航空券が、どのようなルートで目的地に何時に着くのかは大事なポイントです。格安航空券の中には、中継空港がある可能性が多く、また夜中や朝早く着いて空港内の店もほとんど閉まっていたりします。(24時間空港ならば問題は無いですが?) 空港から泊まるホテルまで行くのに、危険な目に合うこともある時間帯はなるべく避けたいです。 到着時刻とルートは、計画する上で必ず確認する大事なポイントです。

  • 有効期間の確認

    FIX(固定日)かオープンか?帰りの便が変更できるのか?格安航空券の場合は、ほとんどが帰りの便も固定されているFIX券が多いです。 中には、1回のみの帰路便変更ができるチケットもあります。航空会社によっては手数料を払えば何回でも変更可能なものもあるので事前に確認しておくことも大事です。 天災、病気になってしまってFIX日に帰れない場合など、航空券を新たに購入する場合に備え海外旅行保険でこれらの航空券代がでる保険に入るのもひとつの手です。 また、あまり関係ないと思う人も多いかと思いますが経由地で途中降機できるストップオーバーチケットかどうかも確認するポイントです。

  • 荷物重量の条件確認

    航空券代の中に、手荷物が?kgで預けられるかを確認することは非常に大事です。LCCは特に注意が必要です。 LCCの中には、手荷物のみとか10kg前後しか含まれていない場合が多くファミリーは特に注意しなければいけないポイントです。 安い航空券を購入しても重量超過費がすぐに発生し、格安の意味を持たなくなってしまう場合もあります。 荷重超過が事前に申請できる場合は、申し込んでおくべきです。事前申し込みの方がダントツに安いです。

  • サービスの確認

    購入し航空券がどこまでのサービスを含んでいるかの確認も必要です。 LCCの中には、お酒をドリンクをはじめ水(ミネラル)、ひざ掛けの毛布等がほぼ有償です。 よく事前に調べて欲しい部分です。 基本は、「安い=サービスなし」です。 子ども用の飲み物や食べ物、そしてオモチャは手荷物として持参が必須です。 飛行機の中では、子供に可能な限りに日常生活のものを使うのが鉄則です。 サービスを調べると格安航空券がいいか?正規割引航空券がいいかが見えてきます。 LCCや格安航空券が万能ではないことがわかるかと思います。

  • 航空会社の連絡先確認

    当然だと思うのですが、日本、目的先での航空会社への問い合わせ先、受付時間、言語、問い合わせ方法等は必ず事前に確認しておくべきです。 事前に、日本語で問い合わせができるかの確認も必要です。

  • 予約確認書(バウチャー)の入手もしくは予約確証の保管

    従来は、事前発券で当日の空港カウンターでのチケットの引き渡しが日本では多かったのですが、 最近では、E-チケットの利用が主流になってきています。 またLCCのほとんどが、Webサイトでの予約完了、チェックインがWeb画面や携帯画面でできる用になっています。 このような状況でも、確証は必ず紙をプリントアウトして保管しておいた方が良いです。 トラブル発生時には、確証を持って人が勝ちの場合が多いです。

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