昇仙峡ロープウェイと紅葉の表紙イメージ画像

山梨県人気No.1の紅葉スポットで紅葉狩りと渓谷美を楽しむ

昇仙峡ロープウェイと紅葉(2017/11/10)画像01

昇仙峡ロープウェイと紅葉

前の頁で紹介したの紅葉狩りでぜひ乗ってほしいのが、。高い場所からの紅葉狩りは、山登りをするかロープウェイなどを利用して高い場所に登る必要がある。 高い場所(とくに山頂)から見る紅葉の風景は、地上からみる紅葉とはまったく違うすばらしい紅葉風景となる。昇仙峡ロープウェイは、昭和39年(1964年)11月1日に運行を開始。 昇仙峡の仙娥滝から約1km上流にある仙娥滝駅と山頂のパノラマ台駅を約5分で結ぶ46人乗りのゴンドラを持つロープウェイで、昇仙峡の人気観光スポットになっている。 紅葉時にロープウェイに乗れば、地上からの紅葉ではなく山頂などの高い場所からの紅葉のキャンパスが見ることがでえきるので紅葉時はとくにあすすめ。昇仙峡ロープウェイは、ロープの長さが1,015m(支柱4本)で、仙娥滝駅と山頂パノラマ台駅を同時発車し20分ごと(混雑時は5・10分ごと)に運行されていて、福ちゃん号、ゆめちゃん号と名付けられた2台のゴンドラがある。 昇仙峡ロープウェイのパノラマ台駅は、標高1058mあり、富士山や南アルプス連峰が一望できる。パノラマ台駅からは、徒歩20分程で弥三郎岳まで行ける。さらに頂上には、食事処やいくつかの、神社などがある。 往復運賃は、大人(中学生以上)1,300円、小人(4才から小学生)650円(2022年10月現)。昇仙峡ロープウェイの割引は、「昇仙峡ロープウェイのホームページ」からの割引クーポンを利用でき大人100円、小人50円の割引が簡単に受けられる。

昇仙峡ロープウェイの楽しみ方

昇仙峡ロープウェイの山頂の駅「パノラマ台駅」には、多くのポイントがある。特徴としてはいくつかのがある。「和合権現」「浮富士広場」「弥三郎岳」が三大パワースポット。人造的にパワースポットと称されている感はあるのだが・・・ご利益にあやかりたいのは人の情けか・・・ さらに、おすすめの絶景ポイント「約束の丘 3分」、「展望台 3分」、「うぐいす谷 5分」、「弥三郎岳 20分」がある。残念ながら今回は、展望台を除きこれらの絶景ポイントを回れなかったが、山頂の駅「パノラマ台駅」の雰囲気を紹介したいと思う。

山頂の駅「パノラマ台駅」の周辺

山頂の駅「パノラマ台駅」

山頂の駅「パノラマ台駅」は、標高1,058mにあり、駅、サンテラス、売店などがある。駅の建物からは、荒川ダムなどの絶景を望む全天候型の室内ホールとなっている。無料休憩処40席と富士山・南アルプス連峰をながめて楽しめる野外30席の休憩処も用意されている。

パノラマ台駅前の画像02
パノラマ台駅前
軽食店の画像03
軽食店
パノラマ台駅の画像04
パノラマ台駅

パワースポット

和合権現

は、縁結び・子宝・金運のパワースポット。水晶発祥の地として有名な金峰山のふもとに、男女の象徴を合わせ持った樹齢三百五十年を経た楢(なら)の木がり、近在の人々から信仰の対象として崇拝されていた。 この楢(なら)の木を、ロープウェイの開業時(昭和39年)に山頂に移し権現様としてお祀りしたとのこと。平成23年には、地元宮大工の名工の手により六角堂の祠に権現様を納めた。この権現様が霊峰富士の方向に向いている為、和合権現から最強のパワーがいただけるとのこと。 権現様は、ご覧の通リ上半分が男性、下半分が女性の象徴だ。

和合権現の画像05
和合権現
権現様(御神木)の画像06
権現様(御神木)
おみくじと絵馬の画像07
おみくじと絵馬
浮富士広場

は、山頂のパノラマ台駅前にある。世界遺産の富士山をはじめ北岳、間ノ岳といった日本有数の高峰が一望できる。 浮富士広場は、和合権現を周った後に、拝んで頂く事で運気が上昇するという人気のパワースポット。和合権現をお参り後、浮富士広場から富士山を拝むことで、運気が上がるとされている。 今回は残念ながら、富士山がうっすらとしか見えなかった。パワーが少なすぎたのか?

浮富士広場の画像08
浮富士広場
弥三郎岳

は、展望台から山道を10分程歩いたところに山頂があり大きな一枚岩でパノラマビューを楽しめまる。富士山・甲府盆地・白砂山・南アルプス・金峰山・荒川ダムとぐるり360°の絶景が楽しめる。 今回は残念ながら行き落としてしまった。富士山から発する龍脈が金峰山を経由して弥三郎岳頂上に流れことから、弥三郎岳が山頂最大のパワースポットと言われる所以。 実は、ここが一番のパワースポットらしい。

弥三郎岳の画像09
弥三郎岳
弥三郎岳から見る富士山の画像10
弥三郎岳から見る富士山
弥三郎岳から見る金峰山と南アルプスの画像11
弥三郎岳から見る金峰山と南アルプス

展望台・八雲神社

展望台の画像12
展望台

山頂のパノラマ台駅から約5分、白い砂の岩場を通って少し昇ると、福仙人マークのついた展望台の塔がある。 ここからの展望も見事。

八雲神社の画像13
八雲神社

永禄七年三月(今より約四百年前)建立の甲斐の国巨摩郡猪狩(こまぐん いかり)村の氏神で、古来より石祠内に石棒を安置して祀っている。近郷・近在の民衆からの信仰は厚く、特に縁結びの神様として世に知れ渡った。 金櫻神社の末社として古くはその参道の要所になっていて、参拝者の道中の安全を祈願したところでもありました。現在では、縁結びの祈願で人気がある。

ポストの画像14
ポスト

山頂のパノラマ台駅の前に赤いポストがあります。これが、「約束の手紙」用のポスト。1年後に届くはがきを持参すると運賃が20%割引されるという約束の手紙。手紙のセットが200円。メッセージを書いてポストへ投稿。1年後、あて先へ届く。

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おみくじ

パノラマ台駅には、さまざまなおみくじが販売されている。私たちは、扇子のおみくじを購入。お~大吉。全部大吉なのだろうか?

山頂の紅葉

山頂の紅葉は、地上で見る紅葉とは違ったかを見せる。山肌全体に広がる紅葉を見れることが山頂の大きな特徴。山頂では、紅葉のキャンパスを観賞してみたい。

金峰山と荒川ダムの画像16
金峰山と荒川ダム
山肌の紅葉の画像17
山肌の紅葉
松と黄葉の画像18
松と黄葉
紅葉の画像19
紅葉
黄葉の画像20
黄葉
山の紅葉の画像21
山の紅葉
尾根の紅葉の画像22
尾根の紅葉
尾根の紅葉の画像23
尾根の紅葉

仙娥滝駅

仙娥滝駅は、昇仙峡の上流側にあり「滝上駐車場」から歩いて数分、仙娥滝から約1km上流にある。ロープウェイ駐車場は、乗り場の目の前にある。 入口には、昇仙峡ロープウェイのふくろうのマスコットの音楽隊が出迎えてくれる。仙娥滝駅には、チケットウ売り場と恒例のおみやげが併設されている。 特に見てほしいのは、帰りに出口に向かう途中にパワースポットのと言う池がありそこに黄色い(黄金色)の鯉が泳いでいる。一番大きな鯉の愛称が「ジャイアン」といい写真を撮って記念に持ち帰ると金運を受け取るとか? また、入口には、現役を退いたが展示されている。昇仙峡ロープウェイは、1964年開業時の初代ゴンドラが「ふじ」、その後「オールリ号」へバトンタッチし、「らかん」から「やまばと」へと愛称を変え1988年現在のスイス製ゴンドラ1号「福ちゃん」、2号「ゆめちゃん」にバトンタッチした。

仙娥滝駅の画像24
仙娥滝駅
黄金池」の黄金の鯉の画像25
黄金池」の黄金の鯉
オールリ号の画像26
オールリ号
昇仙峡ロープウェイの駐車場の画像27
昇仙峡ロープウェイの駐車場

紅葉の昇仙峡への画像

昇仙峡ロープウェイ周辺の施設

山梨ワイン王国
山梨ワイン王国の画像30
山梨ワイン王国

は、昇仙峡ロープウェイの仙娥滝駅の隣にある。山梨特産のワインの試飲や、ワインセラー見学、オリジナルワインの購入などができる。昇仙峡で飲むワインは一味違った味がするかもしれい。

夫婦木姫の宮
夫婦木姫の宮の画像31
夫婦木姫の宮

は、昇仙峡仙娥滝の上の高台に位置し、樹齢800年余りのヒノキの御神木がある神社。 御神体は、内部より女性の象徴を示し男女が参詣して祈れば結ばれ、子宝の欲しい夫婦が揃って祈願すれば授かり、更には家族、夫婦の和合、出世、財宝繁栄が図られるという。

昇仙峡クリスタルサウンド

は、昇仙峡ロープウェイ乗り場の横にある山梨県下で最大級の水晶宝石博物館。水晶をはじめ、ダイヤモンド・エメラルド・サファイヤ・ルビー等の宝石や珍しい鉱石や暗闇の中で光る鉱石、巨大なパワーストーンなど世界中から集められた宝石が多く展示されている。 博物館には、宝石を使って加工された数々の美術品や、宝石を使って描かれた「貴石画」、戦国武将の武田信玄と上杉謙信をモチーフに製作された「宝石立体像」などを見ることができる。様々な水晶等が展示されていて見応え十分。入館料は無料。
は、武田信玄公と上杉謙信公の戦いを宝石で製作したのもの。全部で600万キャラットの宝石を使用し、職人6人がかりで2年半かけて製作された宝石立体像。

昇仙峡クリスタルサウンドの画像32
昇仙峡クリスタルサウン
12トンの白水晶の画像33
12トンの白水晶
宝石立体像「川中島の合戦」の画像34
宝石立体像「川中島の合戦」
クリスタルスカルの画像29
クリスタルスカル

お~・・・インディ・ジョーンズだ。クリスタルスカルは、水晶で作られた人間の頭蓋骨をさす。現在、十数個が確認されており、そのほとんどがマヤ文明やアステカ文明、インカ帝国といった中南米の考古遺物とされているが、当時に作られたかは懐疑的な説も。

1億年前の水入り水晶の画像41
1億年前の水入り水晶

数千年前から1億年前の水が閉じ込められている水晶。水晶を揺らすと中の水晶が揺れるのが見れる。

展示スペースの画像42
展示スペース

和田峠:もみじ街道

甲府方面から昇仙峡入口に向かう途中の山道が。両脇に紅葉する木々がとてもきれいだ。途中に見晴らし広場があり甲府分地や富士山などが一望できる。

和田峠の画像39
和田峠
和田峠の紅葉の画像40
和田峠の紅葉
みはらし広場から見える富士山の画像41
みはらし広場から見える富士山
昇仙峡の宿

昇仙峡渓谷ホテル

昇仙峡渓谷ホテルは、昇仙峡の川岸にあり昇仙峡の四季折々の自然を満喫することができる。全5室、通常定員10~12名までのプチホテル。丸太柱を使用した木造2階建てのダイニングルームの屋根を支える2本の丸太は、昇仙峡の山より切り出した杉の丸太。テラスは、昇仙峡の渓流の流れを見ながら休めるすばらしいテラスとなっている。昇仙峡を満喫するためのホテルだ。

2023紅葉情報