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キャンプでの快眠は重要

シュラフのイメージ画像1113

キャンプでの快適な睡眠は、キャンプの良し悪しを左右する重要なもの。この睡眠をサポートするのがキャンプの必需品のひとつ。特に春、秋キャンプの寒い時期にはこのシュラフが大事なキャンプ用品になる。 シュラフは、乱暴に言えば家からの布団を持っていけばいいのだが、そんな人はいない。シュラフも多くのブランドから豊富な商品が売られている。シュラフにも種類がありそれぞれに違いがあり特徴があるのでキャンプスタイルや季節、場所により選んでいきたい道具だ。

シュラフを選ぶポイント

シュラフの形

シュラフの形は、長方形で楽な寝ごごちが確保でき結合ができると体の形に合わせたがある。
は、長方形をした上から下までの幅が同じタイプのシュラフ)。 ジッパーを閉じずに掛け布団・敷布団のように別々に使うことができたり、シュラフ同士を連結させて「大きな布団」に変化させたりとファミリーキャンプには重宝する形状であることは確か。 ゆったりとしているので布団に近く寝返りもうるのだが、体への密着性が低い分マミー型と比べると保温性が落ちる。使用範囲が広い形状なのだが、マミー型と比較すると重くなり収納時に嵩張りやす。
は、身体をすっぽりと包み込む形状のシュラフ。登山やツーリングなどでよく利用されているタイプ。体への密着性が高く無駄な隙間が少ないため体温を逃がしにくく、封筒型に比べ保温性が高いのが特徴。寒い時期のキャンプに適している。 逆に、密着性が高いため身動きがしにくく慣れるまでは寝苦しさを感じることもあるかもしれない。マミー型は軽いタイプが多く収納性も高い製品が多い。 また一人用に作られているので、ツーリングやソロキャンプのように一人キャンプでは人気の形だ。

封筒型

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マミー型

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中綿の種類

中綿には、がある。
は、化繊の約半分という軽さでダウン独特のフワフワとした肌触りで寝心地は抜群。 総じてダウンシュラフは化繊に比べ約半分程度の重さでとても軽い。圧縮性が高くコンパクトになり携行性が良い。 しかし、価格が高くなりやすく濡れに弱く保管に気をつけないとカビが生えてしまうので取り扱いに注意が必要。 は、洗濯可能で濡れに強くメンテナンスが楽で価格もダウンに比べ安い。 しかし、ダウンよりもかさ張り肝心の保温性と圧縮性はダウンに劣る。ファミリーキャンプで使うには、「化繊のシュラフ」のほうが扱いやすい。

耐久温度(快適温度)

寝袋がどのような気温の中で利用できるかの目処を示したのが「快適使用温度」や「使用温度目安」。メーカーによって「最低使用温度」や「推奨使用温度」など表記は様々なのがややこしい。 ここを誤ると「寒すぎる」「意外と暑い」などが生じてしまうので注意が必要。一般的には「記載温度+5℃程度」を目安に考えると良いと言われている。 おおまかのカテゴリーの快適使用温度の目安は、

カテゴリー別の快適使用温度の目安
  • 春夏用……5~10℃
  • 3シーズン(春夏秋)用……-5~5℃
  • 厳冬期用……-5℃以下

チェアは、値段を気にせず座り心地の良いものを

チェアのイメージ画像

チェアは、キャンプ用品の中では意外と何でも良いと考え流人が多い。しかし、チェアはキャンプでの一番長く利用する道具で安らぎと楽しみ産む重要なアイデム。 キャンプを快適に過ごすには、ゆったりとくつろげるチェアが非常に重要な位置を占める。さまざまなお店でさまざまなキャンプ用のチェアが販売されている。 見かけ上あまり変わらないチェアなのだが、座り心地比べをしてみればすぐにわかる。以外にも奥が深いアイテムなのだ。個人的には、高価なものでも迷いなく自分にあったチェアを確保することをおすすめする。 チェアだけは、実際に座ってみて買ってほしいキャンプギアだ。

チェアの種類

キャンプで利用するチェアといっても、「」、「」、「」、「」などさまざまな種類がある。 これらのさまざまな種類に対し材質や強度などがからみ本当にどれを選んで良いか迷ってしまう。 まずは、どんなスタイルでキャンプを楽しみたいかによって選ぶべきアウトドアチェアも変わってくる。ロースタイルキャンプをやるのにハイスタイルチェアはいらない。 しかし、バーベキューをやるときにはハイスタイルチェアがほしいなど要望はさまざまな。以下に主なチェアの内容を記述するので参考にしていただき自分にあったチェアを 選んでほしい。

ハイスタイルチェア
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ハイスタイルチェア(snow peak) icon

は、座面の高さが40cmより高いものを指すことが多い。 ロースタイルと比較して食事やバーベキューを楽しみやすいのが大きな特徴。 立ったり座ったりするのが楽で移動もし安い。 普段のダイニングテーブルの高さとほぼ同じなので日常の過ごしの方と違和感なく座れるのが良い しかし、ハイチェアはテーブルなどにも高さは必要になり運搬性が悪くなり大きく重たくなってしまう 立ったり座ったりが楽で、サッと移動しやすいのが特徴。

ロースタイルチェア
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ロースタイルチェア(Helinox) icon

は、座面の高さが20〜40cm程度のチェアを指す。背もたれや座面も体を包み込んでくれるような快適なものが多く、手の届く範囲にギアが置けるのでローチェアに一度座ったらもうしばらく動けなくなるほどのリラックス感が特徴。 座面が地面に近く焚き火もしやすい。テント内で使用することもでき高さが低いことがメリットとなり、空間が広々と感じられる。足を前に投げ出してリラックスして座れるのが良い。

リクライニングチェア
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リクライニングチェア icon

は、背もたれの角度を段階的に調整できるチェア。 ハイスタイルチェアの機能であることがほとんど。基本的に、値段が高く大きく重量があるのだがリラックス度は半端無い。 私は、このリクライニングチェアを利用しています。自宅での使用もおすすめ。

ベンチ
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ベンチ(Logos) icon

は2人以上で並んで座れるベンチタイプのチェア。ファミリーなどが一緒に使える点がうれしい。 一般的に収納が大きく車の積載スペースを検討してから選ぶことになる。背もたれのないものや背もたれやアームレストがついたものも売られている。 やはり、ファミリーやグループキャンプ向けのギアだと思う。

キャンプ知識を得るのに役立つ本