真鶴半島 琴ケ浜海岸の表紙イメージ

真鶴半島 琴ケ浜海岸

真鶴半島 琴ケ浜海岸(2016/06/04) 大潮 晴れ大洗海岸で磯遊びを楽しむ家族(2017/07/08)大潮 晴れ

真鶴半島 琴ケ浜海岸
(2016/06/04) 大潮 晴れ

ローケションガイドの第十三弾は、「」。琴ケ浜海岸は、真鶴半島の北側にあり三ツ石海岸に行く途中の県道739号沿いにある平らな岩礁帯の海岸。スロープを下り海岸に降りると、海岸沿に遊歩道が整備されている。 テントやバーベキューは禁止されているが、サンシェードテントなどを置いて、海遊びを楽しんでいる家族連れが多い。海水浴には向かないが、。 また、琴ケ浜海岸は日本のダイビング発祥の地としても知られ、ダイビングスポットとシュノーケリングポイントとしても知られている。 波が穏やかな時は、タイドプール内や海岸沿いの近い部分で子供とのシュノーケリングが楽しめるが、少し遠い場所は急に深くなり波もあることからどちらかと言うと、上級者向けのシュノーケリングポイントだ。 また周辺には、食事処やトイレがあり海側の高台には15台程度の駐車場がある。この駐車場は、すぐに満車になるので、道を挟んだ向かい側に50台程度が停められる広い町営駐車場があるので高台の駐車場が満車の場合は、この町営駐車を利用することになる(ゴールデンウィークおよび7月1日~9月30日は有料:1000円/日)。 平らな磯も昔は、海に落ち込む断崖に小さな洞穴のある海岸だったとのこと。さらに琴ケ浜海岸は、夏になると「夜光虫」の発生する海岸として知られている。「夜光虫」が発生すると、波打ち際が青白く輝きだし幻想的な光景を繰り広げる。波が高く、気温や湿度が高い夏場の夜に一定の条件が揃えれば目にすることができる。

海岸説明

ポイント名:真鶴半島 琴ケ浜海岸

タイプ 比較的平らな岩礁帯の磯
磯遊び
シュノーケル ◎(中、上級者向)
混雑度 多め
子ども
幼児
施設 近場に食堂が数件あり
生き物 普通
海の透明度
タイドプール 大・中・小
外海 すぐに外海
駐車場 あり
トイレ・シャワー 海岸への入り口にあり

ポイントの紹介

海に向かって右側の琴ケ浜海岸ポイント

海に向かって右側の琴ケ浜海岸ポイント

海に向かって左側の琴ケ浜海岸ポイント

海に向かって左側の琴ケ浜海岸ポイント

は、海水浴はできず磯遊びとシュノーケリングのポイントになる。ポイントは、道沿いの駐車場から海に向かって右側と左側のエリアに分けてみた。 今回は、説明し易いように右側をの二つに、左側をの二つに分け合計4ポイントに分けてみた。 真鶴半島 琴ケ浜海岸は、どのポイントにもタイドプールがあり子供と楽しく磯遊びができるのが特徴。磯には様々な大きさのタイドプールがあちらこちらにできていてカニ、ヤドカリ、イソギンチャクからウミウシ、子魚まで多くの磯の生き物を見ることができる。 シュノーケリングができる範囲は広いが総じて波が強いことが多く、西伊豆などと比べるとコンディションのいい日があまり多くない。また、5mも沖に出ればすぐに深くなる海なので正直、初心者向きではなく中、上級者向きのシュノーケリングポイントだと思う。 その分、海底の岩場の起伏が富んでいて50センチを超える大物も見かけることができる面白いエリアだ。子供とシュノーケリングを楽しみたいのならば、風が弱く波が穏やかな凪状態に近い日に、磯から数m程度のところなら子供とシュノーケリングが楽しめると思う。 海水浴をしたいなら真鶴半島の付け根近辺にある真鶴半島 岩海岸をおすすめする。また、多くの磯の生き物を見たいならさらに南に行った真鶴半島 三ッ石海岸の方が磯の生き物が多い。 しかし、三ッ石海岸に行くには、250段以上ある階段を海に向かって降り15分から20分程度かかり、帰りの登りはきつい。琴ケ浜海岸は、駐車場から数分もかからず海に降りることができさらに整備された遊歩道もあるので気楽に磯遊びやシュノーケリングが楽しめるので真鶴半島では人気が高い磯遊び&シュノーケリングポイントになっている。

右Aポイント

真鶴半島 琴ケ浜海岸 右Aポイント

真鶴半島 琴ケ浜海岸 右Aポイント

は、海に向かって右側の崖前の海エリア。平らなのだが岩場が激しく磯遊びができる範囲は狭い。シュノーケリングにはよいポイントなのだが、最初は浅いが5メートルも沖にでると急に深くなるので注意したい。 また、釣り客もいるのでここは釣りエリアと思った方がいいと思う。

真鶴半島 琴ケ浜海岸 右Aポイント①

真鶴半島 琴ケ浜海岸 右Aポイント①

真鶴半島 琴ケ浜海岸 右Aポイント②

真鶴半島 琴ケ浜海岸 右Aポイント②

右Bポイント

真鶴半島 琴ケ浜海岸 右Bポイント

真鶴半島 琴ケ浜海岸 右Bポイント

は、子供と磯遊びが楽しめるポイントだ。遊歩道も整備され目の前には大小さまざまなタイドプールができ多くの磯の生き物を見ることができる。 ごつごつとした岩が少ない磯で干潮時には、大きな平らな岩が海の波を遮ってくれて子供を安心して磯遊びをさせることができる。正直、三ッ石海岸よりも磯の生き物は豊富ではないのだが、真鶴半島の中では小さな子供と磯遊びする場所に適しているのかもしれない

大きな岩が波を遮ってくれる

大きな岩が波を遮ってくれる

さまざまなタイドプールが出現

さまざまなタイドプールが出現

左Cポイント

左Cポイントの全景

左Cポイントの全景

も、右Bポイントと同様子供と磯遊びが楽しめるポイントだ。遊歩道も整備され目の前には大小さまざまなタイドプールができ多くの磯の生き物を見ることができる人気の場所だ。 駐車場から降りる入口に近く遊歩道には朝早くからサンシェードなどが建ち並ぶ。左Cポイントもごつごつとした岩が少ない磯で干潮時には、大きな平らな岩が海の波を遮ってくれて子供を安心して磯遊びをさせることができる。 また、風が弱く波が穏やかな凪状態に近い日には、磯から数mならば見晴らしもよく子供とのシュノーケリングも楽しめる場所だ。 魚も多く、時には大物も見れることがある。5mも沖に行くと急に深くなるのでシュノーケリングには注意して欲しい。

さまざまなタイドプールが出現

さまざまなタイドプールが出現

遊歩道に建てられたサンシェード

遊歩道に建てられたサンシェード

磯場近くでシュノーケリング

磯場近くでシュノーケリング

海で泳ぐソラスズメダイ

海で泳ぐソラスズメダイ

5m程度沖にでると急に深くなる

5m程度沖にでると急に深くなる

海底の岩場は、起伏に富む

海底の岩場は、起伏に富む

左Dポイント

真鶴半島 琴ケ浜海岸 左Dポイントの全景

真鶴半島 琴ケ浜海岸 左Dポイントの全景

は、右Bポイントや左Cポイントと同様に磯遊びができるが海が近く磯遊びができる範囲が狭い。左Dポイントは、遊歩道を荷物置き場として右Bポイントや左Cポイントで磯遊びを楽しむ場所とした方が賢明だと思う。 左Dポイントの奥は、スキューバーダイビングの練習場所となっていて、左Dポイントは、スキューバーダイビングやシュノーケリングを楽しむエリアだと思ってもいい。 左Dポイントの奥の沖から70メートルぐらいにブイがありシュノケラーやダイバーが楽しむポイントとなっている。このブイポイントは、岩場がいきなり隆起していて魚が多く集まる場所だ。

左Dポイントは、磯遊び場が狭い

左Dポイントは、磯遊び場が狭い

左Dポイントのタイドプール

左Dポイントのタイドプール

スキューバーダイビングの練習場

スキューバーダイビングの練習場

シュノーケリングには良いポイント

シュノーケリングには良いポイント

真鶴半島 琴ケ浜海岸の施設

海岸沿いの駐車場

海岸沿いの駐車場

真鶴半島 琴ケ浜海岸には、海岸沿いの駐車場と市営駐車場がある。便利なのは海岸沿いの駐車場なのだが、年中無料で15台程度しかなくすぐに満車になってしまう。夏などは朝の6:30前後には満車になってしまうほど確保が難しい。

琴ヶ浜広場駐車場

琴ヶ浜広場駐車場

もう一つの駐車場が、市営の「琴ヶ浜広場駐車場」。琴ヶ浜広場駐車場は、ダイビングセンターの横にあり道の山側に沿ってある。入る場所がわかりづらいので見失うことがあると思うが写真の看板を見つけてほしい。 トイレから真鶴港側に100mもない場所にある。琴ヶ浜広場駐車場は、ゴールデンウィークおよび7月1日~9月30日は、1日1000円と有料駐車場になるがこの期間以外は無料となる。朝7:00~午後6:00と時間にも制限があるので注意してほしい。50台程度のキャパだと思うので、混雑する夏場はここも確保するのが難しい。

琴ヶ浜トイレ

琴ヶ浜トイレ

トイレは、海岸沿いの駐車場にある。

食堂&店

食堂&店

海岸の道沿いにはいくつかの食堂や軽食、飲み物が買える店がある。駐車場やシャワーなどを用意している店もあるので、夏場などは利用すると便利だと思う。  

遊歩道の看板

遊歩道の看板

琴ケ浜海岸には、日産マリーナまでよく整備された遊歩道がある。

遊歩道

遊歩道

最近では、この遊歩道にサンシェードなどが立ち並び海遊びを楽しむ家族連れが多くなった。遊歩道と言うよりは、休息の場となっている。

ShizengatePlaza

真鶴半島周辺の宿

真鶴半島には、天然温泉がない分、新鮮な海の幸が味わえるいくつかの宿があるので以下に紹介したい。どうしても温泉と言う人は、車で30分もかからない湯河原温泉があるのでそちらでの宿泊をおすすめする。