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観察 | 動物①

家の周り(相模原市南区):出ました家の守り神!!「ニホンヤモリ」

ニホンヤモリの画像 子どもが近所で友達とトカゲ取りをしていて捕まえたというニホンヤモリ。逆に今の子どもでも、この奇妙なヤモリを触れるのかとうれしさを感じてしまった私は???・・ヤモリはハ虫類で、両生類のイモリとは違います。ヤモリは、昔から家の守り神といわれています。家の害虫を食べてくれるからだそうです。漢字でも、ヤモリは「家守」と書きます。ヤモリは、足の指の裏側に小さな毛が密生している指下板(吸盤のような働きをする)と言う器官で壁や天井を歩ける事がトカゲと違うとこです。見た目は気味悪いですが、家の守り神の風格がある生き物であることが、ギョロとした目から感じることができます。(Date:2012/06/10)

熱川バナナワニ園(南伊豆):長寿生物が放つ不思議なパワー「アルダブラゾウガメ」

アルダブラゾウガメの画像 ここのゾウガメは、熱川バナナワニ園の分園にいる世界で二番目に大きなリクガメであるアルダブラゾウガメ。分園には、人気があるレッサーパンダがいてこのゾウガメはあまり人気がないようだが、子どもたちはよろこんで見ていた。このカメ、1988年9月30日に生息地であるセイシェル共和国政府から雌2頭と子ガメ2頭が寄贈されて今に至るとのこと。鼻孔が他のリクガメと違い縦長であることが特徴で、ペットとして日本にも輸入されているらしいです。ゾウガメらしいゾウガメで特に珍しくないのですが写真を撮ってしまいました。100年以上生きるカメの長寿パワーが、多く子どもに何らかのパワーを与えてくれているのかも。(Date:2012/05/01)

相模原市 近所:なぜか子どもに人気ある爬虫類「カナヘビ」

カナヘビの画像 子どもが友達といっしょに近所で、トカゲを捕まえてきた。どうやら男の子の中で、トカゲ取りがはやっているらしい。私も確か、小学校3,4年頃にトカゲ取りに熱中した記憶がある。このトカゲ、いわづもと知れている「カナヘビ」。 写真のカナヘビが、ニホンカナヘビかどうかは定かではないが、おそらく固有種のニホンカナヘビだろう。褐色で、乾いた感じの粗い鱗で覆われたトカゲだ。草やぶや、林縁などに広く生息し、昆虫やクモなどを食べる。カナヘビやヤモリは、虫を餌にしいろんな害虫を食べてくれる貴重な生き物。また、花や木に害を及ぼすこともなく人畜無害なのです。爬虫類は、見た目が悪く気持ち悪いと感じてしまう人も多いと思いますが、カナヘビは、人と共存できる生き物です。このような生き物がいるからこそ、自然のサイクルがうまく回っていると思う。人が殺虫剤や農薬から受ける穏健もわかるのですが必要最低限に利用すべきと考えてしまう。子どもが、いつまでも親が体験した自然や生き物に触れられる環境をいつもでも残さなければいけないと痛感してしまうのは私だけでしょうか?(Date:2012/07/01)

カナヘビの飼育ケースに白いものが3つ??「カナヘビのタマゴ」

カナヘビの卵の画像 上の写真のカナヘビを飼育していたケースに小さい白い者が3つ目についた。これが、カナヘビのタマゴ。エサが豊富な飼育下で、たくさんの卵を胎内に宿すと聞いていましたが、まさかこのカナヘビが?卵がいるカナヘビは、はちきれんばかりに膨らむとのことでしたが、あまり膨らんでいなかったように見えたがタマゴを宿していたようです。タマゴの形も丸に近い形をや、カプセルの様な細長い時もあるそうで、このカナヘビのタマゴは、丸とカプセルの間のような形をしていました。産卵が終わるとすぐに次の卵を宿すときも多く、早いものは10日程度のサイクルで次々に産卵するとのこと。お~そんなにいらない。これだけの繁殖力があるのは、カナヘビのタマゴは、猫など他の動物に食べられる可能性が非常に高いことのようです。6月から7月にかけてカナヘビは盛んに産卵を繰り返し、8月に入るとほとんど産卵しなくなる。このタマゴに、カビが生えてきているのでおそらくふ化しないのではないかと思います。 カナヘビのタマゴを見ると、自然の生き物が生きようとする力が感じらた。責任をもって育てる気が無いのならば、すぐに自然に返すべきとと思い、カナヘビもタマゴも、もとの自然に帰してました。(Date:2012/07/10)

座間谷戸山公園:子どもなら、一度は体験する人気の釣り「アメリカザリガニ」

アメリカザリガニの画像01アメリカザリガニの画像02 アメリカザリガニは、見ての通りエビ目のアリカザリガニ科に分類される。生まれた時に褐色で成長し、赤色を帯びてくる。褐色のまま成長するアメリカザリガニもいる。北アメリカが原産な完全な外来種。周りの環境によって色素が変化する。ブリなどの青み魚をエサとして与え続ければが、色が青色になるらしい。1927年(昭和2年)で、日本にウシガエルの餌用として神奈川県鎌倉に20匹持ち込まれ、今に至っているとのこと。繁殖がすごい。日本には、日本固有のニホンザリガニが、北海道西部、青森、秋田、岩手に生息している。ニホンザリガは、体色が暗褐色でずんぐり体形、ハサミが丸くて大きいのが特徴。残念ながら絶滅に近づいているらしい。 ザリガニは、外来種繁殖の怖さを感じさせる生き物。無責任な生き物の投げ捨てはやめたいね。子どもたちの楽しい遊びであるザリガニ釣りができる場所も、年々減ってきているようだ。自然の遊びをなくすということは、子どもの遊びを減らしていくことなのかもしれない。(Date:2012/07/01)

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