横須賀 燈明堂海岸

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ロケーションガイドの第十八弾は、横須賀にある燈明堂海岸(とうみょうどうかいがん)。私は子どもの頃から数十年間神奈川県に住んでいるが、この燈明堂海岸は知らなかった。あるプログで、「都内から最も近いスノーケリングエリア」と言われているとのことで、この燈明堂海岸に来てみた。広くはない海岸なのだが、その第一印象は想像以上に澄んだきれいな海と白い砂浜のコントラストがきれいな海岸だということ。対岸に房総半島が見え東京湾を行き交う大型の船が所狭しとばかりに往来するのだが、東京湾の海とは思えないきれいな海岸だ。京浜急行の久里浜駅から車で30分もかからないこのような場所に穴場の海岸があるとは思わなかった。燈明堂海岸は、大きな岩礁帯の磯と三浦半島ではめずらしく砂利ではない細かい貝殻の砂からできた白い砂浜を持つ。燈明堂海岸は、500メートルに渡り広い浅瀬が続く海岸で、海水浴や初心者のスノーケリング練習に適している場所だ。それほど広くはないが岩場の磯もあり、磯遊びも楽しめる。逆に広い遠浅の海岸なので、釣り人はほとんどいない。ここまでバスを利用して来るには歩く距離が長く少し不便な場所なのだが、駐車場があるので車で来れば都内から近い海岸だ。海岸の名前にもある通りここには、慶安元年(1648年)幕府の命令で作られ明治5年まで役割を果たした日本式灯台の「燈明堂」がある。「燈明堂」は、浦賀港の西にあり、港に出入りする船にとって灯台の役割を長い間担ってきた。実は、燈明堂海岸は横須賀市浦賀町に残された昔の面影を残す横須賀市指定史跡でもある。高台にある「燈明堂」から眺める砂浜と磯のある小さな燈明堂海岸の光景は実にすばらし眺めだ。燈明堂海岸の南側には千代ヶ崎があり、この千代ヶ崎と燈明堂との間には,東京湾でも数少なくなってきた自然の姿のままの海岸が今でも残っている。 また、このエリアは地元の人々から”首切り場”と呼ばれ宅地開発の波からも免れ,結果的に豊かな自然が残されたとも言われている。この不気味な通称の背景には、江戸時代にこの辺りが浦賀奉行所の処刑場で、罪人の首をはねたところからつけられた。浦賀奉行所で死刑を申し渡せるのは、海事関係者のみだったことからその大部分は船乗りだと言われている。このような背景から、燈明堂海岸には供養塔や地蔵が建てられている。昔はいろいろあったのかもしれないが今の燈明堂海岸は、海、岩場、砂浜、景色とどれもがきれいな穴場の海岸で、磯遊びやスノーケリングが楽しめる貴重な海岸だと思う。

燈明堂海岸から燈明堂を見る(2016/10/02)大潮 曇りの画像01

燈明堂海岸から燈明堂を見る(2016/10/02)大潮 晴れ

ロケーション説明

ポイント名:横須賀 燈明堂海岸

タイプ 岩場と白い砂浜からなる海岸
磯遊び
シュノーケル
混雑度 低い
子ども
幼児
施設 海岸線にはない。
生き物 普通
海の透明度
タイドプール 中・小
外海 東京湾内の海岸
駐車場 あり(有料時と無料時あり)
トイレ・シャワー 200m歩いた場所にトイレ。シャワーなし。

ポイント紹介

今回、燈明堂海岸のポイントを説明するために、三つポイントを設定してみた。一つ目は、燈明堂海岸の砂浜である「Aポイント」、二つ目は、燈明碕と言われている岩場の岬を「Bポイント」、そして三つ目は、燈明碕の北側の小さな砂浜の「Cポイント」とした。

燈明堂海岸のポイントマップの画像02

※本画像は、上記GoogleMyMapsの一部を拡大し引用。説明のため、Shizengate独自ポイン名称を上書しています。
引用日:2016/10/25

Aポイント:燈明堂海岸の白い砂浜

眩しい燈明堂海岸の白い砂浜の画像03

眩しい燈明堂海岸の白い砂浜

燈明堂海岸の砂浜は、貝殻交じりの白い砂浜。海の水も澄んでいて東京湾内の海岸とは思えない光景だ。

本当に、横須賀の海?の画像04

本当に、横須賀の海?

砂浜が白いこともあり海がきれいに見えるのだが、本当に海の水が澄んでいてファミリーにも優しい海岸だ。

遠浅でスノーケリングに適している海岸線の画像05

遠浅でスノーケリングに適している海岸線

燈明堂海岸から燈明堂を見渡す光景がたまらない。この海岸線一帯が遠浅でスノーケリングが楽しめる

コバルトブルーに見える海の画像06

コバルトブルーに見える海

燈明堂海岸は、海底も砂なので晴れている日には海がコバルトブルーに見え、まるで南国の海のよう。

海中は、ある程度の透明度の画像07

海中は、ある程度の透明度

海上から見ると海の透明度が高いように見えるが、水中はある程度の透明度。それでも三浦半島の中では、高い透明度だ。海況が良ければ10月で5m~10m程度か?

近づけば、生き物も色鮮やかにの画像08

近づけば、生き物も色鮮やかに

遠浅なので、海中の生き物に近づけばフラッシュなしで写真を撮れる透明度はある。魚影は、多くはないがベラなどの一般的な魚が見れる。

Bポイント:燈明碕の岩場

燈明碕の岩場の画像09

燈明碕の岩場

燈明堂がある高台は、燈明碕と言われ小さな岬になっている。潮が引くと、大きな岩が海のあちらこちらに見られ、岩場の間に小さな内湾のような場所ができスノーケリング、磯遊びに適している場所となる。

穴だらけの岩の画像101

穴だらけの岩

燈明碕の岩場は大きく、なぜか岩の表面に穴がいっぱいある。この大きな岩によってタイドプール的なエリアができ磯遊びが楽しめる。岩場の間での磯遊びは、海につかるので海に濡れてもいい服装がベスト。

スノーケリングが楽しめる岩場の画像11

スノーケリングが楽しめる岩場

燈明堂海岸のスノーケリングも楽しいが、燈明碕の岩場もスノーケリングポイントとしては楽しい。ハゼや岩場に潜む魚たちが見れる。見た目より浅いので魚の数はそんなに多くないが、子どもの練習場所に適している。

見た目より浅い岩場の画像12

見た目より浅い岩場

燈明碕は、岩場の磯でタイドプールがあるというよりは外海が岩で囲まれている部分があるという感じ。写真の通り、潮が引けば子どもでも立てる程度の浅いエリアなので子どもにもやさしい岩場だ。

浦賀側の岩場の画像13

浦賀側の岩場

燈明碕は、燈明海岸側と浦賀川の二面がある。この写真は、浦賀側。遠くに見える岬が観音崎。その背景にぼんやりと見えるのが房総半島だ。

燈明碕の岩場は滑るので注意!!の画像14

燈明碕の岩場は滑るので注意!!

燈明先の岩場は、海藻がついていてとても滑りやすい。特に、海藻が岩一面についている場合はとくに滑りやすいので、海藻がない岩の部分を選んで岩場を歩きたい。

Cポイント:浦賀側の小さな海岸

小さな白い海岸の画像15

小さな白い海岸

燈明堂の浦賀側を降りると、白いプライベートビーチ的な白い海岸がある。貝殻交じり白い砂浜で海も澄んでいて、とても気持ちがいい場所だ。

澄んだ海と砂浜と岩の画像16

澄んだ海と砂浜と岩

外海の景観は、団地などが見えて若干、都市開発的な景観になってしまうが、海岸の一部を見れば沖縄の海と間違えてしまうほどの景観が感じれる。

三浦半島ではめずらしい白い砂浜海岸の画像17

三浦半島ではめずらしい白い砂浜海岸

燈明碕の海岸は、ほとんどが貝殻なので白く三浦半島ではめずらしいきれいな砂浜だ。横須賀にも、このような貴重な場所があるとは・・・・。

遠浅の海岸の画像18

遠浅の海岸

写真ではわかりにくいと思うが、潮が引けばこの海岸の50m沖程度まで遠浅だ。50m沖でも、身長150cmの子どもの腰までしかない。

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