茨城県 大洗海岸(大洗海水浴場)

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ロケーションガイドの第二十一弾は、茨城県東茨城郡大洗町にある大洗海岸(おおあらいかいがん)です。大洗海岸は、大洗町にある大洗岬からアクアワールドまでの約3kmにわたって続く海岸で、レキ岩が岩礁状に露出している間に砂浜があります。南側にある大洗サンビーチを含めて大洗海岸と紹介されていることが多いのですが、大洗岬からアクアワールドまでが大洗海岸です。大洗海岸は、遠浅なビーチと岩礁が点在する2つのエリアに分かれている海岸で、海水浴、磯遊び、磯釣り、サーフィンなどさまざまな海遊びが楽しめるスポットとして人気があります。外海と面していて波が高い場合が多くシュノーケリングを楽しみたいならば、干潮時の海岸近くにある大きなタイドプール的な波が少ない場所で楽しむ方がいいかと思います。岩と岩に囲まれた大洗海水浴場は、自然の海水プールのようになっていて透明度も高く、干潮時には岩場にタイドプールができカニやヒトデ、ヤドカリなどを捕まえる磯遊びの絶好の海岸にもなります。 大洗海岸はまた、生息する海藻の種類が日本一で、春から夏にかけ多くの海藻を見ることができます。さらにこの時期は、潮の干満がとても大きくなり普段水面下にあり見えなかった岩や群生する海藻が顔を出します。 また、大洗海岸は、南北にわたる海岸線が真東を向いていることからどこから見ても美しい日の出が見れることで有名です。特に、海上の岩の上に立つ大洗磯前神社の鳥居のひとつ「神磯鳥居」は日の出を見る景勝地として知られ、初日の出の時には多くの人が訪れます。鳥居越しに見る幻想的な初日の出は圧巻でなかなか見られない光景です。大洗沖は、冷たい親潮と暖かい黒潮の2つの海流がぶつかる「潮目」にあたり、寒流・暖流に生息する双方の魚介類が存在しています。大洗海岸は、日本の渚百選や日本の白砂青松百選、日本ジオパークにも選定されています。大洗海岸の近くには、宿泊施設も多くありキャンプ場もあります。いくつかの駐車場も点在し合計で約1000台が収容できるとのことです。海水浴シーズンは、有料となりますが他の時期は無料です。大洗海岸は、茨城県の中ではさまざまな海遊びが楽しめるおもしろい海岸だと思います。

大洗海岸で磯遊びを楽しむ家族(2017/07/08)大潮 晴れの画像01

大洗海岸で磯遊びを楽しむ家族(2017/07/08)大潮 晴れ

ロケーション説明

ポイント名:茨城県 大洗海岸(大洗海水浴場)

タイプ 岩礁の磯と砂浜からなる長い海岸
磯遊び
シュノーケル
混雑度 夏季以外は、比較的空いている
子ども
幼児
施設 夏季は、海の家が数件建つ。
生き物 豊富、特に海藻は多い
海の透明度
タイドプール 大・中・小
外海 鹿島灘に面する
駐車場 あり(夏季のみ有料:約1000台)
トイレ・シャワー トイレ 4ヶ所・シャワー 2ヶ所。

ポイント紹介

大洗海岸のポイントの画像02

天神島のポイント

※本画像は、一般社団法人 大洗観光協会「よかっぺ大洗」ホームページの「大洗ゆうゆうマップ」から引用。地図内のエリア番号は、説明のため本Shizengateが独自で追記したもので、公用のエリア番号ではありせん。引用日:2017/07/21

今回、Shizengateでは大洗海岸のエリアを大きく①エリア、②エリア、③エリア、④エリアの4つに分けた。茨城県立児童センターこどもの城の海岸側にある駐車場エリアの前を①ポイント、大洗町観光情報センター前の海岸側にある駐車場の前エリアを②エリア、神磯鳥居周辺を③エリア、そひてアクアワールド側を④エリアとした。遊泳区域は、①、②エリアと③エリアの南側。③エリアは、波が高く遊泳ができない。磯遊びは、①、②エリの岩礁域でできる。

①エリア

①エリアの画像03

①エリアの全景

①エリアは、北側の海水浴場を中央に北南に広がる海岸。砂浜の海水浴場は百m程度の長さしかなく北側と南側には平らな岩礁が続く海岸。岩礁の上には多くの海藻がついていて生息する海藻の種類が日本一であることがわかる。

①エリア北側の岩礁域の画像04

①エリア北側の岩礁域

①エリアの北側は、平らな岩礁が続き磯遊びに絶好のポイントとなり。奥には湾のような大きなタイドプールができあがり鹿島灘からの強い波を感じない場所ができあがる。ここでは、子どもとのシュノーケリングが楽しめるかと思う。

どこの岩にも海藻がびっしりの画像05

どこの岩にも海藻がびっしり

私たちが行ったのが7月8日にもかかわらず海藻がどの岩にもびっしりついていた。この時期は通常、海藻が少なくなる時期なのだが、大洗海岸では多くの海藻を見ることができる。これも海流の「潮目」と波の荒さが関係するのだろうか?

平坦な岩礁の磯の画像06

平坦な岩礁の磯

大洗海岸の岩礁帯は比較的平坦な岩からなっている。小さな子どもでも安心して歩ける磯だ。しかし、海藻があるので滑りやすいので気をつけたい。岩礁帯の所々に、中、小のタイドプールができあがり多くの生き物を見ることができる。

海藻に囲まれたタイドプールの画像07

海藻に囲まれたタイドプール

大洗b海岸は、とにかく海藻が多い。タイドプールの周辺中に海藻がびっしりある。タイドプール(潮溜まり)には、アゴハゼが所狭しと泳いでいる。岩についている貝で簡単に釣れ地元では「バッコ釣り」と呼ばれている。

岩の上にびっしりついているムラサキイガイの画像08

岩の上にびっしりついているムラサキイガイ

①エリアの岩のあちらこちらにムラサキイガイがびっしりついていた。ムラサキイガイは、イガイ目イガイ科の二枚貝のひとつで、ヨーロッパで食用とされるムール貝なのだが、養殖物は別だが日本の海岸では中毒を起こす可能性が高く食用貝ではないと思って欲しい。

アメフラシのオンパレードの画像09

アメフラシのオンパレード

7月上旬のこの時期に大洗海岸は、多くのアメフラシがあちらこちらで見られた。神奈川県の海岸では、アメフラシは3月下旬から5月にかけて多く見かけるのだが、大洗海岸のようすは4月~5月での神奈川の海に似ていた。海流の関係で生き物の成長時期が少し遅くはじまるのか?

砂浜の大洗海水浴場の画像10

砂浜の大洗海水浴場

駐車場から近いこともあってこ砂浜の大洗海水浴場から南側の岩場に多くの人がいた。海開き前なので若干ひっそりとしているが、海水浴場シーズンともなれば多くの人たちが訪れる。

①エリア南側の磯は大人気の画像11

①エリア南側の磯は大人気

駐車場や海水浴場から近い磯なので、多くのん家族連れが磯遊びを楽しんでいた。北側よりも、起伏があり多くのカニやヤドカリなどが見られ子どもたちも楽しそうにカニを見つけていた。

波が余り入らず磯遊びにGood!の画像12

波が余り入らず磯遊びにGood!

中、小のタイドプールがあちらこちらにでき、子どもたちの磯遊び場にはとてもおもしろい。干潮時には、沖側にある岩が波を和らげてくれて内湾みたいな大きなタイドプールが出来上がることも特徴だ。

起伏ある岩とタイドプールがマッチングの画像13

起伏ある岩とタイドプールがマッチング

南側の磯は起伏がるので、タイドプールができやすい環境。干潮時は、波が高い鹿島灘に面しているとは思えない磯が出来上がる。多くの小魚たちも泳いでいるので子ども大喜び。

②エリア

②エリアの画像14

②エリアの全景

②エリアは、神磯鳥居の北側にある県営駐車場の前から神磯鳥居にかけてのエリアで、ここにも小さな砂浜の海水浴場と磯場がある。「神磯鳥居」近くの磯は鹿島灘から来る波を遮る岩などがなく海が荒いので、磯遊びや、海水浴などは駐車場前の海水浴場と磯場となる。②エリアは、観光ポイントの「神磯鳥居」に近いため多くの人たちが磯遊びを楽しんでいた。

②エリアは、①エリアの南側の画像15

②エリアは、①エリアの南側

②エリアは、①エリアの南側が起点となりさらに南側にある神磯鳥居前までとした。②エリアは、砂浜と磯が混じる海水浴場からはじまり南側が大きな磯場となる。

②エリアの海水浴場は砂浜と磯が混在の画像08

②エリアの海水浴場は砂浜と磯が混在

②エリアの海水浴場は、砂浜から入った海の両側に磯が混じる海水浴場。海水浴と磯遊びが両方楽しめるおもしろい場所である。逆に、干潮時は、この磯の岩礁が高い波を抑えている。

砂浜近くに平らな磯場があるの画像17

砂浜近くに平らな磯場がある

②エリアは、砂浜のすぐ近くに磯場があり小さな子供たちも安心して磯遊びができる。平らな岩の上には小さななタイドプールができ多くの磯の生き物を見ることができる。

平らの岩礁の上には、多くの貝が張り付いているの画像18

平らの岩礁の上には、多くの貝が張り付いている。

②エリアの岩礁の上にも①エリアと同じくムラサキイガイがびっしりついていた。岩礁と岩礁の間に割れ目があり、この割れ目にカニなどはいてカニ釣りを楽しむ子どももいた。

磯が平らで子どもに安全な磯の画像19

磯が平らで子どもに安全な磯

②エリア中央の磯は、沖まで平らな磯が続き小さな子どもでも安全に楽しく磯遊びができる岩礁になってる。貝は多く張り付いていたが、海藻は、①エリアよりも少なかった。

小さな湖のようなタイドプールの画像20

小さな湖のようなタイドプール

磯の上に、時折写真のような中程度の深いタイドプールを見かける。意外と深さがあるので大物の生き物を見ることができる。小さな水族館のようだ。

②エリア南側の磯は、外海に面するの画像21

②エリア南側の磯は、外海に面する

②エリアの南側の磯は、外海にだんだん面してくるので大きな波がくることが多い。磯遊びは、海岸側の磯がベスト。特に干潮時間を過ぎた時間は、外海側にはいかない方が得策。

②エリア南端の海水浴場の画像22

②エリア南端の海水浴場

②エリアは、写真の海水浴場までとした。この海水浴場から南側は、波が高く遊泳禁止エリアなので、海水浴や磯遊びはできない。大洗海岸での遊泳はこのエリアまで。

③エリア

③エリアの全景の画像23

③エリアの全景

③エリアは、大洗の景勝地としも有名な「神磯鳥居」がるエリア。コノエリアは、鹿島灘の外海が海岸までダイレクトに来るので波が高く遊泳できない。さらに南側には遊泳エリアがあるとのことだが今回はそこまで足を運ばなかった。いづれにしろ鹿島灘の波は高く、足を引っ張られるような感覚で沖に強く引きずられるリップ・カレントが発生しやすい場所なので、子どもとの遊泳や磯遊びは①エリア、②エリアをおすすめする。

「神磯鳥居」北側の海岸の画像24

「神磯鳥居」北側の海岸

「神磯鳥居」北側の海岸は、外海の波が入りやすい地形になっている。子どもと遊ぶのならば、外海側には近づかない方がおすすめ。見た目より海の流れはあるとのことを、頭に入れておきたい。

「神磯鳥居」南側の海岸の画像25

「神磯鳥居」南側の海岸

「神磯鳥居」南側の海岸は、砂地が少なく岩場の海岸になっている。磯遊びにはおもしろそうな海岸なのだが、鹿島灘の外海は、波や流れが強い。潮の満ち引きの時間を頭に入れて遊びたい。

④エリア

④エリアの全景の画像26

④エリアの全景

④エリアは、アクアワールド地点のエリア。①エリア、②エリアと違い外海がダイレクトに入ってきているので、鹿島灘特有の高い波が押し寄せる。サーフィンなどには良いのだろうが、④エリアは、遊泳禁止エリアになっている。海水浴や磯遊びは、①エリア、②エリアとしたい。

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