子どもの運動不足解消にフィールドアスレチック!

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フィールドアスレチックは、自然の地形や木立などを利用し丸太や綱などで作ったさまざまな遊具を設け、次々とそれらの遊具こなしていくことで、筋力・平衡感覚などを養う野外運動のひとつでありスポーツでもある。フィールド・アスレチックは、field(野外)とathletics(運動)を掛け合わせた和製英語で,日本フィールド・アスレチック協会(1973年設立の任意団体)が保有する登録商標名でもある。日常運動不足な子どもやおとな、運動欲求を満たしていない子どもなどにはうってつけの遊び場なのだ!!フィールド・アスレチックは、幼児期から小学校低学年の子どもたちの運動能力を高めるのに大変よい遊びだと思う。今回は、東京近郊にある横浜の「フィールドアスレチック 横浜つくし野コース」のコースで、子どもと楽しくフィールドアスレチックでの遊び方を中心に紹介します。フィールドアスレチックで楽しく遊び、元気のある子ども成長してくれればと願います。

フィールドアスレチック 横浜つくし野コース

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フィールドアスレチック 横浜つくし野コース 2ndステージ

横浜つくし野コースは、横浜インターから246号線を渋谷方面に少し車で走った右手にあり、運動不足解消や運動能力改善に適した大規模なフィールドアスレチック。東京近郊からも手軽に行け、森林の起伏をうまく利用して地形や池を活かした楽しい遊具やポイントなどが盛りだくさんのフィールドアスレチックだ!!また、人気がある「トムソーヤ 冒険の森」やバーベキュー場などがあり、おとなから子どもまで楽しく1日をすごれせる場所だと思う。フィールドアスレチック 横浜つくし野コースは、「ファーストステージ 東の山」「 セカンドステージ 池 」「サードステージ 西の山」「ファイナルステージ おどろき 」の4つのステージ、50種類のフィールドアスレチック遊具でアスレチックコースが設けられている。個人的には、「 セカンドステージ 池 」がとてもおもしろい。池の上にあるアスレチックなので、失敗するとずぶぬれになる・・・ここは、親も大きな心で子どもの遊ぶ姿を見守って欲しいステージだ!!また、ファイナルステージ の「おどろき 」も他にないめずらしいフィールドアスレチックの遊具がるので楽しんで欲しい。夏休みシーズンは、家族連れが多く渋滞する箇所もあるので空いているところを中心に回ることをおすすめする。若干、シャワーやトイレが老朽化しています・・・。 また、遊具野中には、高い場所のロープを渡ったり、布を滑り降りたり結構難しいものあり、小さい子どもにはきついものもあります。また、勇気がないとできないものもあるので、それぞれのお子さんにあった形で楽しんでください。 大人800円、中学生/高校生700円、3才以上の幼児/小学生500円とチト高い感じもしますが、駐車場が無料なので我慢・・・我慢・・・。ジャージ(上、下)がそれぞれ、300円+保証金1,000円※なので運動着や、着替えは事前に用意していった方がベターですよ・・・

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フィールドアスレチックを楽しむ(1)

楽しみ方は、人さまざまだろうと思う。ただ共通して言えることは「体を動かして何かを得ること」なのではないか?「疲れを得る」なんて言わないで・・「疲れたが、さっぱりとした。」「もやもやしていた気持ちが発散できた。」「体を動かしていい汗をかいた。」などなど・・・前向きな心境変化が欲しい。フィールドアスレチックは、体を動かして精神的な改善を高めることではないかなぁと思う。子どもは、3才過ぎから運動を起こす神経機能が著しく発達し、走ったり、跳んだり、飛び降りたりすることに力強さが加わってくる。4~5才になると、一段と運動能力が発達する。幼児期から学童期前半は、運動神経機能の発達が著しく、日常の遊びによって運動能力の個人差がではじめる。この時期に、さまざまな遊びや運動をさせることは、子どもの成長を促すために必要なことだと思う。フィールドアスレチックは、幼児期から学童期前期の子どもの運動能力を高めるのに大変よい遊び。フィールドアスレチックには、起伏にとんださまざまな遊具が設けられ、日常の生活では経験できない、よじ登り、高いところからの飛び降りなど、高低差のある運動をすることができる。高低差のある運動は神経機能を刺激する効果が高く基礎運動能力の発達に役立つといわれている。 下に、「フィールドアスレチック 横浜つくし野コース」での遊具を例にとって、フィールドアスレチックのよさを考えてみたことを書いてみた。

①子どもの平行感覚、バランス感覚を育てる。

人間にとって平衡感覚、バランス感覚は大事な感覚。大人になればなるほどこの平行感覚が鈍くなってくる。平衡感覚は、体が運動している時などに重力に対して傾いた状態にある時にこれを察知する働き。平衡知覚とも言われている。体がどちらを向いているか、どれくらい傾いているか、動いているかどうかといった情報は運動能力では重要で、人の場合は内耳がその役割を持つ。フィールドアスレチックの遊具としては、簡単なものが多いが、ほとんどのフィールドアスレチック遊具は、この平衡感覚やバランス感覚が基盤となってさまざまな障害を乗り越えるようになっている。平衡感覚、バランス感覚を養うためにもフィールドアスレチックは役に立つ。

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②登る力、それは体を支える力と知恵が必要。

フィールドアスレチックの遊具には、よじ登る遊具も多い。足や手をどこにかければ登れるか?などの知恵も必要になる。また、よじ登るためには、足や手、腕などの力も必要になる。このよじ登るという行動は、想像以上に体全体を使うものだ。。自分の体重をなんらかの形で支えながら移動しなければならないこの行動は、動物的な本能なようなものを感じる。体重が軽い子どもにとってはすんなりクリアしてしまう行動なのだが、太っている大人の人にすれば、このよじ登る運動は非常につらいものになるのだろう。子どもの元気のよさを感じれる行動なのかもしれない。

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③アスレチックの定番、縄の遊具。

フィールドアスレチックの遊具と言えば、縄と丸太でつくられた遊具とイメージする人も多いと思う。縄を利用した遊具は、フィールドアスレチックの定番中の定番なのではないだろうか。網の縄に足を置いてよじ登る遊具はどこのアスレチックでも見られル。この縄の遊具の基本は、網になっている縄に足や手をかけ体を移動していくと言うもの。どこに足や手をかければいいのかという思考能力も子どもには楽しいことなのかもしれない。さらに縄に足をかけて体を支えるので平衡かんかんやバランス感覚も必要になる。体重のおき方も子どもは知らないうちに自然とできてしまうものだ。これが、人間の本能なのかもしれない。いづれにしても、網の遊具は、さまざまなタイプの遊具を作ることができるのでアスレチックの顔なのかもしれない。

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