梅雨とアジサイ、日本の風景のひとつ・・カタツムリは?

市立相模原北公園のアジサイ園(2014/06/28)の画像01

市立相模原北公園のアジサイ園(2014/06/28)

梅雨とアジサイ、日本のどこでも見れる光景でだれもが梅雨の季節であることを感じることができる花のひとつだ。梅雨のじめじめした中、鮮やかなさまざまな色で咲くアジサイ。桜ほどの人気はないのだが、梅雨になればあちらこちらで、きれいな花を咲かせている。あまりにも一般的過ぎて興味深く見る人は少ないのかもしれない。しかし、アジサイは、だれもが知っている梅雨を感じさせる代表の植物だ。私が小学校だったころは、雨の中を傘を差しアジサイの葉の上にいるカタツムを見て楽しんだものだ。しかし最近では、アジサイでカタツムリを見ることが少なくなった。アジサイだけを見て楽しめる子どもは少ないと思う。そこで今回、カタツムリ採集を兼ねてのアジサイ見学だったのだが、今回もカタツムリの発見は、ゼロ!お~お~・・・。ネットでも、カタツムリはと?調べると、確かに全国的に減少していてらしい。居るとこには、今でも多く居るのだそうですが、今回出会えませんでした。カタツムリは、運動性が低く環境変化に弱く、農薬散布やほんの少し環境変化で居なくなるとのこと。カタツムリを見かけなかったことで、私達が目の前で見ている自然が、本来の自然なのか、人間が作り出した表面的な自然なのかを考えさせられる一場面だった。ここは、気持ちを変えてきれいに咲いているアジサイを見て行きたいと思う。

アイコン1の画像市立相模原北公園

市立相模原公園のアジサイ園

市立相模原公園のアジサイ園をはじめ、約200種10,000株のアジサイが植栽され神奈川県内でも屈指のアジサイの名所になっている。毎年6月に、「アジサイフェア」を開催してる。相模原市は、「アジサイ」が市の花。これを象徴するように、様々な多くのアジサイを相模原北公園で見ることができる。公園内は、雑木林をうまく利用し、公園全体を植物園のような雰囲気に造られている。また、公園内には、ロックガーデン、ピクニック広場、ハーブ園、野草園、郷土の森、芸術のプロムナード、水辺の広場、菖蒲園、花木園などの施設があり、四季を通じて家族で楽しむことができる公園となっている。

市立相模原公園のアジサイ園の中央の画像02

市立相模原公園のアジサイ園の中央

アジサイ園は、水辺の広場と多目的広場の間にあり、東フロントからは、歩いて8分程度、西フロントからは数分のところにある。園内は、小高い丘を中心にアジサイが植えられており、整備された見学路からゆっくりとアジサイを見ることができる。「和、洋アジサイの出会い」がテーマとなっていて、ホンアジサイ、ヒメアジサイや多くの外国種や西洋アジサイを観賞できる

アナベル(アジサイ)の群落の画像03

アナベル(アジサイ)の群落

北側の様々な色のアジサイの画像09

北側の様々な色のアジサイ

アジサイ園の見学路

アジサイ園の見学路

アジサイとは?

アジサイは、6月から7月にかけて開花し、紫、白、青または赤色の萼(がく)が大きく発達した装飾花を持つ。低木で花は両性花と装飾花からなり、両性花が花の本体だが開花してもあまり目立たなく、むしろ装飾花の方が花びら(がく)が大きく目立つので、多くの人が装飾花を「アジサイの花」と勘違いしやすい。装飾花(がく)の色は、色素によって決まるらしい。また、アジサイは土壌のpH(酸性度)や日を経るに従って徐々に変化する。一般に「酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」になると言われている。同じ株でも部分によって花の色が違うのは、根から送られてくるアルミニウムの量に差があるのだそうだ。このように様々な環境で色や形が変わるアジサイは、良く見ると奥が深い植物だ。

ヒメアジサイの画像06

ヒメアジサイ

西洋アジサイ「エルスター」の画像07

西洋アジサイ「エルスター」

西洋アジサイ「センセーション」の画像08

西洋アジサイ「センセーション」

ホンアジサイの画像09

ホンアジサイ

日本で育成「ダンスパーティ」の画像10

日本で育成「ダンスパーティ」

日本で育成「ウエディングドレス」の画像11

日本で育成「ウエディングドレス」

日本で育成「フラウ・オチョウ」の画像18

日本で育成「フラウ・オチョウ」

西洋アジサイ「マリンブルー」の画像13

西洋アジサイ「マリンブルー」

アナベルの画像14

アナベル

名称不明・・すごいこのアジサイの画像15

名称不明・・すごいこのアジサイ

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