ザリガニには、どこにいる?

湿生生態園の画像11

湿生生態園

池でザリガニを釣るの画像12

池でザリガニを釣る

「アメリカザリガニ」どこにいるのか? 「アメリカザリガニ」は主に、水中に堆積した植物遺体、水草、底性生物、生物の死体などを食べて生きている。水の流れがあまり早くなく、エサが堆積しやすく泥などが溜まったところに多い。これらの場所を考えてみると、水深のある農業排水路、水田、どぶ川、そしてブラックバスなどの食べられてしまう生き物が少ない場所にいる。「県立座間谷戸山公園」では、水がたまっている池などがあるが、ザリガニ釣りができるのは、前の頁でも紹介した通り「湿生生態園」。 「湿生生態園」は、水の流れがあまり早くなく、エサが堆積しやすく泥などの栄養分が豊富で食べられてしまう生き物も少なくザリガニが生息するには、適している場所だ。私達が、「ザリガニ釣り」を楽しんだ6月中旬にはすでに、多くの子どもたちや家族が「ザリガニ釣り」を楽しんでいた。

あぜ道脇の水たまりでの画像13

あぜ道脇の水たまりで

親も子も楽しめるザリガニ釣りの画像14

親も子も楽しめるザリガニ釣り

ザリガニの釣り方

ザリガニの釣り方

ザリガニの釣りのようす

釣り竿ができたら、さぁガニ釣りだ。釣り方は、いたって簡単。ザリガニのいそうな穴や池の底面にいるザリガニに向けて釣り糸を垂らすだけ。 ザリガニは、水辺の石間、岸沿、水草の陰に潜んでいることが多い。特に、大きな石の下が空洞になっているような場所にザリガニのひげが見えていることがある。

釣り糸を垂らすの画像15

釣り糸を垂らす

ザリガニ釣りは、ザリガニを見ながら駆け引きするようなもの。餌を水底まで落とし、ザリガニが近づく姿を見て、ザリガニがハサミで餌をつかんだらチャンス。餌をザリガニが引っ張り一定の方向へゆっくり動き始める。数秒待ってから、しっかりつかんだのを確認してから、ゆっくりと引き上げる。

ザリガニが餌をつかんでいるの画像16

ザリガニが餌をつかんでいる

ゆっくりと、また遅すぎずに引き上げるのこコツ。ここで小さな網があれば便利。ザリガニの下後方から網を寄せていき、気付かれないように網に入れしまうと釣り確率が高まる。いきよいよく引き上げたりすると、ザリガニがハサミを離してしまう。ザリガニ釣りは、引き上げるタイミングが勝負といっても過言ではない。

ザリガニをゆっくり引き上げるの画像17

ザリガニをゆっくり引き上げる

ザリガニの持ち帰り

ザリガニ採取への注意看板の画像18

ザリガニ採取への注意看板

子どもにとって、生き物を飼うことは必要なこと。最低1度は持ち帰ってあげたい。ザリガニは、比較的飼いやすい生き物。餌もラス、鰹節、スルメと何でも食べるし、ホームセンターなどでは「ザリガニの餌」が売られているので餌に苦労することはない。エアーポンプもなくても良く、水を浅めに入れておけば大丈夫。かくれがをつくることも大事。水がすぐに汚くなるのだが、週2回の頻度の水交換が理想だが1ヶ月でも私達が釣ってきたザリガニは生きていました。ザリガニをを飼うと脱皮が見れるかもしれない。
「県立座間谷戸山公園」で見かけた看板が、「ザリガニ釣り」へのメッセージを参考として以下に記述する。

①ザリガニは、水中の生き物や水草など何でも食べてしまう生き物で、繁殖力も強い。
②日本の侵食的外来種のワースト100に指定されている。


だから・・・・

a)ザリガニを最後まで飼おう!
b)別の場所に、絶対捨てない!
c)ザリガニ以外は、もとに戻す!


との約束事が記述されていた。
「県立座間谷戸山公園」は、これらの注意を守ることを前提に。ザリガニの持ち帰りが許可されている。

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