ビーチコーミング(7):片瀬海岸東浜/腰越海岸3の表紙イメージ画像

どんな貝、漂流物が拾えるのかなぁ?Part.2

片瀬海岸東浜/腰越海岸の画像17

海岸にはいろいろなものが打ちあがっている

海岸に打ち上げられた物

ビーチコーミングは、貝拾いだけではなくさまざまながある。この頁では、貝以外の海岸に打ちがったものを見てみたいと思う。

カジメの画像18

この海藻は、「カジメ」。茎の下のメカブ(和布蕪)がないので「ワカメ」ではない。茎が1本で、2本に分かれていないし葉のようなところに波打つシワもないので「アラメ」でもない。 だれもがワカメ!・・コンブ!と叫びたくなるような海藻なのだが、食用にもされないよく見る「カジメ」だ。3月は、海藻拾いが楽しめるシーズンだ。

海藻?の画像19

この海藻がいつもわからない。海藻サラダになっているようなこの海藻の未詳は不明。「ハリガネ?」「トサカノリ?」とにかく海藻の種類の判別は難しい。 なんとなく食べられそうな気もするけど????

タイワンガザミの甲羅?の画像20

ハサミ部分や脚がないので断定できないが甲羅の模様から判断しておそらく「タイワンガザミ」の甲羅だと思う。以前はホンワタリガニが多かったのだが、ここ10年くらいにタイワンガザミが日本でも増えているとのこと。ゆでると赤くなりおいしいカニらしい。 甲羅部分だけなので食べられないですが??甲羅も手のひらサイズ。

キンセンガニの甲羅の画像21

またまた、ありましたカニの甲羅。こちらもハサミや脚がなにのですが、この甲羅は「キンセンガニ」でしょう。沿岸の砂底にすむ甲殻綱カラッパ科のカニ。甲羅は、ほぼ円形であずき色の小点が多数ある。写真でもわかるように、側縁の中央部に1本の突起がある。キンセンガニは、脚がすべて平らで砂底近くをすばやく泳ぐ。 海岸では甲羅だけだったが生きている本物を見たくなるカニだ。

モクズガニの甲羅?の画像22

今回は、いろいろなカニの甲羅を見つけるなぁ!これも、ハサミ部分や脚がないので断定できないが甲羅の形と大きさから「モクズガニ」と思う。モクズガニは、はさみに褐色の毛が生えているのが特徴なのだが今回はこれを確認できない。ビーチコーミングの醍醐味である「一部分を見て全体像を想像する」に適している見つけ物か?

カニのはさみの画像23

個人的には、タイワンガザミのはさみのような気がするのだが、大きさやハサミのとがり方がなんとなくタイワンガザミではない?一部分を見て全体像を想像するのは、本当にそのものの特徴をしっかり知らないと容易には想像できないものだ。

流木(魔法尾杖)の画像24

流木は、海岸のあちらこちらに落ちている。今回は、この「魔法の杖」が気にいった。ビーチコーミングは、このようなおもしろい流木を見つけて家に持ち帰り、芸術的に何らかの細工をすればとてもおもしろい遊びになる。私たちは今回、持ち帰らなかったがビーチコーミングの間、この「魔法の杖」を歩く杖として活用した。

魚の骨の画像25

この魚の骨は、海の生き物が食べたのだろうか?それとも人間が食べて捨てたのだろうか?どちからを言い合うのもビーチコーミングの楽しさ。家の子どもは、骨だけがきれいに残っているので海の生き物の食べた後と言う。私は、完全には賛成できないような気持ち。本当はどちらなのだろうか?