沼津 志下海岸のイメージ画像

たくさんの流木が打ち上げられていた沼津 志下海岸(しげかいがん)

海岸にたくさんの流木が打ち上げられていた冬の志下海岸の画像01

海岸にたくさんの流木が打ち上げられていた冬の志下海岸(2015/01/17)

は、「牛臥・島郷・志下海岸」として、日本の渚100選に選定されている海岸。 本来は、遠く北方に富士山を望める駿河湾の海岸なのだが、この日は風が強くあいにくの天気で富士山は見られなかった。 北側の浜には、がある。 この広い海岸は、北側から牛臥(うしぶせ)、島郷(とうごう)、志下(しげ)と3つの海岸が織りなす一大景勝地だ。 堤防付近に立てられた防災スピーカーの支柱を基点として、北側(御用邸側)が島郷海岸、南側は志下海岸と言うらしい。今回は南側の「志下海岸」でビーチコーミングを楽しんだ。 風が強かったのでいろいろな物が打ち上がっていると期待したのだが、第一印象は、流木の山。夏には海水浴場ともなる海岸だが、行った冬の日はどこから来たのか流木アートの材料の宝庫となっていた。 逆に、貝殻を見かけることが少なかった。こんな状況の中でみつけた海岸の漂流物を紹介してみたい。

流木の芸術

今回は、とにかく多くの流木が打ち上がっていた。なんとなく芸術的な気持ちが沸いてくる。今回はいくつかの流木(下の「万歳」「ベンチ」)を家に持ち帰ったが、いまだに何もしていない。流木アートができるほどの能力がないのだろう。しかしながら、芸術家になったつもりでいくつかの流木に名前を付けてみた。いかがなものでしょうか?・・・・

流木:「勇気」

流木:「勇気」の画像02

流木:「孤独」

流木:「孤独」の画像03

流木:「流木の森」

流木:「流木の森」の画像04

流木:「犬」

流木:「犬」の画像05

流木:「万歳」

流木:「万歳」の画像06

流木:「ベンチ」

流木:「ベンチ」の画像07

志下海岸の貝

今回の志下海岸では、多くの貝を見ることができなかった。このような中で、みつけた貝を紹介したい。しかし、貝の名称がわからない物が大半だった。打ち上げられた貝の判別は、難しい。

「ナミマガシワ」のかけらの画像08

貝が少ない志下海岸で、「ナミマガシワ」のかけらを見かけた。アクセサリの材料として人気がありビーチコーミングでは良く拾われる貝の一つ。貝質は薄く、黄色、白色、赤褐色などさまざまな変化に富む。

不明な二枚貝?の画像09

これは、何の貝?図鑑でみても「イシガイ」のように見えるのだが、「イシガイ」は淡水系。川から流されてきたのだろうか?貝の裏側には、光沢があったのでタチガイ。タチガイも、川底にいるのだが?

不明な二枚貝??の画像07

またまた名称がわからない二枚貝。ホタテガイとすぐに思ってしまうのだが、ホタテガイは北方に生息。ならば、イタヤガイ?アズマシニシキガイ?または人が食べたあとのホタテガイ?。

ワスレガイ??の画像11

本当に貝の名称を調べるのは難しい。拾った物とまったく同じ貝が図鑑やWebで、なかなかでてこない。この貝は、「ワスレガイ」に一番似ている。本体は、紫ががっているようなのだが????

志下海岸の漂流物

志下海岸には、多くのおもしろいものが落ちていたので紹介したい。本当にどこから来たのか?捨てられたのか? 漂流物は、人間の想像力を高める物なのかもしれない。

ハコフグの死骸の画像19

見た目の形と六角形のウロコからハコフグとわかる。雄は背が紺地で青い水玉模様、 雌は黄褐色なのだがこの死骸は雄なのか?

黄蜜柑(きみかん)?の画像12

静岡県らしく黄蜜柑(きみかん)のようなくだものが打ち上げられていた。黄蜜柑は、3月頃からの収穫なので黄蜜柑どうかはわからない。

タイヤの画像13

農耕機のタイヤか?打ち上げられているのか、捨てらているのか何ともいえない。まだ使えそう。この重いタイヤが、浮くのだろうか?

貝の佃煮びんの画像15

貝の佃煮びんが落ちていた。おそろおそる空けてみたが、悪臭はなく普通の佃煮の臭いがした。

魚のフィギュアの画像16

浜に、魚のフィギュアが落ちていた。これ200円のガチャガチャの魚フィギュアだ!

ロープの画像17

ロープが落ちていた。無人島ならば、何らかの生活の道具に使えそうなロープ。これ、買えば高いのだろう。

シュノーケルの画像18

これが落ちているのはわかる、シュノーケル。マウス部分のゴムが変色、汚れているので時間が経っているのか?

茶碗の画像14

茶碗があった。ここに落ちているのか?流されてきたのか?まったく想像ができない。高価な茶碗かも?

小さなスーパーボールの画像20

浜になんとなくピンクに光る物が?小さなスーパーボール。こんな物も、浜では目立つ物のひとつ。