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観察 | 昆虫①

秦野戸川公園:早春一番に出てくるチョウ「ベニシジミ」

ベニシジミの画像 戸川公園に舞っていたきれいな蝶。早春一番に出てくるチョウでモンキチョウと同じく春を感じさせる蝶のひとつ。どこでも見られる普通のチョウで河原の土手、田の周辺に多く見られる。春と秋は、色彩が明るくきれいな蝶。このベニシジミは、春タイプと夏タイプがあり,夏タイプは色調が黒ずんでいる。このベニシジミ、結構マニアがいるらしい。このきれいな色が、さまざまな形で豊富な色パターンを形作り蝶としての魅力を高めているらしい。蝶は、春を感じるひとつの季節感ある生き物かと思う。私の時代は、蝶とりをすると春が来たと自然に季節感を身につけていたと思う。ある自然物を見て季節感を感じることは大事なことだと思う。四季がある日本で生まれてよかったと思う。(Date:2012/05/05)

厚木荻野運動公園:人為的に持ち込まれたと言われている亜種の蝶「アカボシゴマダラ」

アカボシゴマダラの画像 これもまた、青野川河口で釣れた「コモンフグ」。沿岸域に生息し、内湾や多く日本ではクサフグと同様に多く見られるフグ。大きさも小さいのでふだん食べるトラフグと違うことはだれもが人目でわかる。しかしこのコモンフグは、雄の「白子(精巣)」にも強い毒がある。筋肉の毒性は弱いとされているが素人が調理して食べられる魚ではない。小さな子どもや釣りをはじめた人が、この「コモンフグ」は、すぐ釣れるので釣りの楽しさを感じさせてくれる魚なのかもしれない。つついてみると写真のようにフグらしくふくれた!ふくれた!フグの特徴がひと目でわかる。釣りをやる前にはやはり、危ない魚や食べれない魚を教えて置くことは非常に大事だと思う。何をやるにしても、リスク回避の知識は事前にしっかり勉強しておくことが大事であることをしっかり教えもらった。(Date:2012/04/30)

荻野運動公園(厚木):ピンク色のバッタを発見!!「バッタ」

ピンクバッタの画像 子どもがピンクに変色したバッタを見つけた。ピンク色のバッタは、珍しいとか?バッタやカマキリは生活環境によって羽の色などに褐色が混じったり、体色が変化することがあるらしい。バッタは色が変わるといっても茶色か暗い緑、ときどき紫寄りの色になるぐらいで、このバッタのようにピンク色はまれ?ピンク色のバッタは、異常ではあるものの前例がないわけではないとのことだが、突然変異や環境の影響で起きたわけではないとの事。生殖によってピンク色の遺伝子が受け継がれている可能性もあるそうなので、私たちも自然に返しました。 いつもとの違い気づくことは、非常に大事なこと。大人では見えていない部分を、子どもは見ているのだと感じた。(Date:2012/05/27)

相模原ふれあい科学館:子どもの人気昆虫No.1だ!「カブトムシ」

カブトムシの画像日本全土に分布する子どもに大人気な「カブトムシ」。今年は、残念ながらカブトムシ取りに行けず相模原のふれあいか科学館のカブトムシ観察になってしまった。カブトムシは、夜行性でクヌギやコナラの樹液に集まり、オスは頭角があり人気があるが、頭角がないメスは人気がない。1999年の外国産カブトムシの輸入解禁で、日本のカブトムシよりも大きな外国産カブトに人気が移ってしま気味。体色は赤褐色から暗褐色まで変異がある。 幼虫は、自然の林内よりも畑に使用する堆肥や、積み上げられて腐った畳などで大量に見つかることがるらしい。自然界では、朽ちた倒木の下や腐葉土内。子どもニ人気がるのは、やはりオスの頭角の形だろう。人間の本能の中に強くなりたい、強いものへの憧れが少なからずともあるのかも?和名の由来は、大きな角のある頭部が日本の兜のように見えることによるもの。「昆虫の王様」とも呼ばれるカブトムシは、クワガタムシと並ぶ人気の高い昆虫なので、デパート等で売られているが、できれば親子で山、林の中で採することで自然を感じられると思う。(Date:2012/08/25)

相模原市 南区:夏を感じる音といえば、これでしょう!「アブラゼミ」

アブラゼミの画像言わずと知られている「アブラゼミ」。セミほど人間に知られている昆虫はいないのではないかと言うほど身近かつ季節を感じる代表格。7月初旬頃から9月下旬頃までに鳴く。平地~低山地にごく普通にいる大型のセミで、体色は褐色で羽に黄緑の線がある。鳴き方は、文章では表現できない。とにかくセミの代表格敵な鳴き音。昼下がりの暑い時間にも鳴いて、夕刻まで断続的に鳴き続けているので1日中鳴いている感じがする。良くセミの寿命は短い(1-2週間ほど)と言われているが、飼育が困難だと言うことからきており野外では1か月ほどらしい。幼虫は、地下生活する期間が3-17年(アブラゼミは6年)に達し、短命どころか昆虫類でも上位に入る寿命の長さらしい。セミは、短命との一般情報が多いが実態は異なる。このように間違った知識が一般化するんは珍しくないことなので、子どもには可能な限り正規空くな知識を教えてあげたいと思う。しかし、すべてに性格になるのは至難の業だ????セミが鳴かない夏を、夏と思えるのならば・・・すごい。これほどセミは、我々の生活に密着しているのかもしれない。もし、鳴かない夏があれば、大地震到来かと思ってしまう。うるさくても自然のサイクルが回ることが大切・・・(Date:2012/08/25)

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