子どもと楽しむ新横浜ラーメン博物館の表紙イメージ画像

遊び場 公園・施設(36):子どもと楽しむ新横浜ラーメン博物館

昭和の町並みの中で遊び、ラ-メンを楽しむ施設

新横浜ラーメン博物館の館内(2016/09/11)の画像01

新横浜ラーメン博物館の館内(2016/09/11)

横浜ラーメン博物館は、新横浜駅から徒歩数分の好立地にあり1994年世界初のラーメンのフードテーマパークとしてオープン。博物館の外観は、シンプルなのだが、館内に入ると日本が元気だった古き良き昭和33年の町並みがきめ細かく再現され、昭和33年にタイムスリップした体験とノスタルジックな世界観が楽しめる。建物、看板、窓、ベランダなどの隅から隅まで昭和のレトロで埋め尽くされ、町を散策するだけでも楽しめる。昭和の雰囲気内で人気のラーメンを食べられる場所は、全国でここしかない。なぜ昭和33年かと言うと、昭和33年は日清「チキンラーメン」の発売年でラーメンの誕生年。それまでは、「支那そば」や「中華そば」などの名称はあったものの「ラーメン」という名称はなかったとのこと。それが、チキンラーメンの発売によって「ラーメン」という名称が広く知られるようになっていった。新横浜ラーメン博物館は、通称『ラー博』とも呼ばれ、館内に全国各地から選ばれたラーメン名店の9店舗が営業している。各店舗には、通常サイズだけでなくミニサイズが用意されている。ミニサイズは、子どもにも助かり、さらには複数店舗を回りたい人に好都合だ。館内には、ラーメン店の待ち時間一覧表示の掲示板がいくつかあるので、どの店をまわるかの計画が立てられる。横浜ラーメン博物館には、ラーメン店以外にも、ミュージアムショップや喫茶店、スナック、駄菓子屋が軒を連ねラーメン店以外の部分でも楽しめ満足感を与えてくれる。特に、好きなスープ・麺・ たれ・油・具材を自由に組み合わせて、自分だけのオリジナルラーメンを作れる「マイラーメンキッチン」が人気。また、様々なイベントが毎日のように開催されている。 オープンしてから22年以上も経つが、その人気は衰えない。その理由の一つに、店を定期的に入れ替えていることが上げられる。新横浜ラーメン博物館は、このラーメン店の入れ替え、昭和のレトロな街並み、そして様々なイベントが長い間、多くの人から人気を得ているのだろう。新横浜ラーメン博物館は、各店舗でのラーメン代とは別に、入館料が必要となる。入館料は、中学生以上の大人が310円、小学生やシニアが100円で、小学生未満は無料。年間フリーパスは800円という安さ。営業時間が日のよって微妙に異なるので、訪れる前に新横浜ラーメン博物館のホームページを確認しておくといい。新横浜ラーメン博物館には、175台分の駐車場があり、施設利用で30分無料、その後30分ごとに250円かかり、1日最大1,600円。バイクは、駐輪場料金200円で自転車は無料。

新横浜ラーメン博物館の外観の画像02

新横浜ラーメン博物館の外観

館内Wifiと待ち時間表示パネルの画像03

館内Wifiと待ち時間表示パネル

なつかしい?昭和の夕日の画像04

なつかしい?昭和の夕日

遊んだ記憶が?昭和の公衆電話ボックスの画像05

遊んだ記憶が?昭和の公衆電話ボックス

100円のおみくじの画像18

100円のおみくじ

りょう次のBarカウンターの画像19

りょう次のBarカウンター

新横浜ラーメン博物館を子どもと楽しもう!!

新横浜ラーメン博物館は、人気施設なため休祭日には混雑し、店でラーメンを食べるのに30分から1時間程度並ぶことも多く、子どもにとっては、おもしろみが欠ける場合があるのも事実。昭和30年代を過ごした人には懐かし光景なのだが、子どもたちにしてみれば単なるレトロな町並みだけのこと。そこで、この博物館を子どもと楽しく遊ぶ方法がある。それは、大きく三つ。ひとつは館内で実施しているイベント「謎解き」に挑戦し、レトロな町並みを歩きながら謎を解いていく楽しみ方、二つ目は、子どもが好きな駄菓子「夕焼け商店」での買い物、そして最後は鶴亀公園で実施されている大道芸や紙芝居などのイベントを見て楽しむことだ。

「謎解き」に子どもと挑戦しよう!

今回の「謎解き」の題目は、「怪盗ナルト仮面~消された暗号を解読せよ~」だった。30分~40分程度で解読できたのだが、意外とおもしろかった。やり方は簡単で、交番またはホームランベーカリーで謎解き用紙を入手する。謎解き用紙には、7つの質問がありすべて館内の町並みのどこかに行かなければ回答ができない。質問の場所がわかれば、回答は簡単。質問が指している場所を探すのがキー。この質問の回答を探すのに館内をぐるぐると回るので、自然にレントロな街並みを見学できてしまう。子どもが自然と館内を楽しく歩くことができるだ。7つの質問が回答が判明したら、7つの回答のすべてに当てはまる館内にある「★〇〇〇」を解く。この最後のことばを解くのが難しい。すべて終了したら、館内の駅改札に行きプレゼントをもらう。正直、あまりこのプレゼントには期待しない方がいいと思う。この「謎解き」ゲームは、新横浜ラーメン博物館内を子どもと楽しく廻れるので一番の子どもとの遊びだと思う。
謎解きイベントのポスターの画像06

謎解きイベントのポスター

町の掲示板に、「謎解き」ゲームの用紙配布場所が記述してある。
質問票(予告状)の質問を見るの画像07

質問票(予告状)の質問を見る

まずは、謎解き用紙を入手し質問をすべて読み、館内のどこに行くかを決める。
いざ、出陣!の画像08

いざ、出陣!

最初の質問の回答だろうと言う場所に向かって歩き始める。館内マップは、入口などにおいてあるパンフレットを利用する。
回答がわかる場所か迷うの画像09

回答がわかる場所か迷う

回答がわかる場所だと思って行っても、回答を得られる部分を見つけるのにひと苦労するかも。親の知識が活きる場面も多い。
全回答を見つけるのに館内を一周するの画像10

全回答を見つけるのに館内を一周する

この「謎解き」で考えられていることは、全回答を見つけるのには、できるかぎり館内全体を巡らそうと言う意図が感じられる。
現場で調べる回答もあるの画像11

現場で調べる回答もある

ほとんどの回答が、現場に行けば一目でわかるのだが、中には現場で少し解読しなければならない回答もある。
おまわりさんに聞けばヒントが?の画像12

おまわりさんに聞けばヒントが?

途中で、質問や回答がわからなくなった場合には、館内のおまわりさんや駅員さんに聞けば、ヒントがもらえる。
ゴールの鳴戸橋駅改札所の画像13

ゴールの鳴戸橋駅改札所

最後のシーンを撮り損ねたが、最後のことばを解いたらこの鳴戸橋駅改札所で確認してもらい、正解ならプレゼントがもらえる。

「夕焼け商店」でなつかしい駄菓子を買う

新横浜ラーメン博物館内には、昭和の雰囲気がたっぷりの駄菓子屋 「夕焼け商店」が地下1階銭湯の近くにある。ふ菓子、カレーせんべい、ラムネ、酢イカ、おはじき、ベーゴマ、ビー玉、水あめなど懐かしい駄菓子がところ狭しと並べられている。昭和時代には、どこの町にも必ずあった駄菓子屋で子どもとタイムスリップするのも楽しい。店員さんも、昔のように子供にやさしく大きな声で対応しているのがいい。
駄菓子屋 「夕焼け商店」の画像14

駄菓子屋 「夕焼け商店」

売られている駄菓子の画像15

売られている駄菓子

鶴亀公園で大道芸などのイベントを見る

館内の中央広場を「鶴亀公園」と言う。日々、この鶴亀公園で大道芸や紙芝居などのイベントが開催されている。大道芸人も子供には、やさしく、おもしろく思考を変えている。レトロの町並みで見る大道芸もまた格別だ。
鶴亀公園での大道芸①の画像16

鶴亀公園での大道芸①

鶴亀公園での大道芸②の画像17

鶴亀公園での大道芸②

このページの先頭へ