アニラオの海の生きもの(24):イソギンチャクの仲間(2種)
ケヤリムシ・カンザシゴカイ

ムラサキハナギンチャクの画像C036

和名:ムラサキハナギンチャク
Point:Sombrero
Date:2001/11/30

ムラサキハナギンチャクは、内湾の砂泥底に生息するハナギンチャク目ハナギンチャク科に属する海産動物。。体の大部分が砂中の管(棲管)の中に隠れており、外観は管の先端部と触手の部分しか見えない。体は刺激を受けると、著しく収縮し管の奥深くに逃げ込む。この管は体表から分泌する粘液でつくられていて切れにくく丈夫。色彩変異に非常に富み、さまざまな色の触手をもったものが見られ、一番普通なのが触手が乳白色、触手端半部が紫色のもので、藍色、黄土色、緑色のものもある。

?の画像c037

和名:?
Point:Sepok Wrell
Date:2002/09/21

図鑑で見つけられなかった。

コウキイケヤリの仲間の画像c038

和名:コウキイケヤリの仲間
Point:Darilaut
Date:2003/01/11

コウキイケヤリは、ケヤリムシの仲間で柔らかいチューブ(棲管)を持っている。白とピンクの花のような細い部分が鰓冠と呼ばれる、チューブの中にゴカイの本体が隠れている。いくつかのカラーパターンがあり、ピンクや茶色の個体が多い。鰓管の径が最大8㎝強になるのもある。

イバラカンザシの画像c039

和名:イバラカンザシ
Point:Sombrero
Date:2003/04/06

イバラカンザシは、カンザシゴカイ科の環形動物でオスとメスがある。本州中部以南の暖海域に分布し。カンザシゴカイ科の棲管は、石灰質でできていて干潮線下の岩やサンゴ礁に付着する。体長5~7cmで,頭端にはえら糸がらせん形に取り巻いて全体が円錐形になった鰓冠(さいかん)が左右1対ある。色は、個体によって赤色,青色,白色,斑入りなどさまざまな色があり非常にきれい。鰓冠のそばに、鰓冠を引っ込めた時に、棲管の入口を閉じるためのふたを持っている。このふたの形態が属や種を決める重要なポイント。

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