雪上散歩や樹木の観察などが楽しめるスノーシュー

真白な森の中をスノーシューで歩く(国営アルプスあづみの公園:2015/02/14)の画像01

真っ白な森の中をスノーシューで歩く(国営アルプスあづみの公園:2015/02/14)

スノーシューは、雪の上を楽に歩くための道具で、西洋の「かんじき」とも言われている。このスノーシューを使って森を歩くことを「スノーシューイング」と言う。雪が降り積もった真っ白な雪の上をだれでもが簡単に歩くことができるスノーシューは、子供からお年寄りまで気軽に楽しめる雪あそびの道具として最近人気が高まっている。スノーシューは、広い雪原や冬の森林散策などができ、新雪や雪の斜面でも歩くことができる魔法の道具だ。今では、積雪がある高原や公園、スキー場周辺などで多くのツアーが開催されている。 また、スノーシューは冬の自然観察をするのにとても適している道具。今回は、長野県安曇野にある国営アルプスあづみの公園の大町・安川地区で自然観察をしながらのスノーシュー体験を家族で楽しんだ。国営アルプスあづみの公園でのスノーシュー体験は、雪上散歩や樹木の観察などが楽しめ公園サポーターが見どころを案内してくれる。さらに、スノーシュー・ストック・スパッツ、防水防寒性スノーブーツのレンタルや参加費が無料とファミリーにうれしいアクティビティだ。(但し、入園料は必要。大人410円 小人80円)体験時間は、経験により1時間~1時間30分と参加者の技量に合わせて体験させてくれるところがうれしい。スノーシューを着けると不思議と雪の上が遊び場に変ってしまう。特に、誰も足を踏み入れていない真っ白な雪の上を、はじめて踏み込み自分の足跡がつくことに人はなぜか感動する。スノーシューを着けて冬の森や雪山などを散策すれば、冬の自然や動物たちの足跡など、普段見られない光景を見ることができる。これがまた、スノーシューの魅力にもなっている。機会があれば、ぜひとも体験してみて欲しい冬の遊びだ。冬山でスノーシューを楽しむ人は、冬山の知識と経験が必要になるので、自分の知識と技量に合ったスノーシューイングを楽しんで欲しい。

公園サポーターがみどころを教えてくれるの画像02

公園サポーターがみどころを教えてくれる

雪上を走る!の画像03

雪上を走る!

アイコン1の画像国営アルプスあづみの公園 大町・松川地区

スノーシューと冬の森林の自然観察

国営アルプスあづみの公園でのレンタルスノーシュー

「スノーシュー」は、靴より少し大きいくらいの楕円形のフレームからなる短い板のような物。スノーシューと靴を「バインディング」で固定し雪の上を歩く。スノーシューの裏側には、金属の爪「クランポン」があり、これが雪面に突き刺さって雪の上を楽に歩くことができるようになっている。高機能なスノーシューには、横滑り、登り下りでのグリップを高める「トラクションデバイス」がついている物もある。スノーシューは、滑るのではなく「歩く」ので、スキーなどと比較して初心者でも簡単に雪上散策が楽しめることが魅力。 スノーシューには、大きく分けてハイキング用と山岳地用があリ、ファミリーが雪上散策を気楽に楽しむのはたいていハイキング用が多い。ATLAS(アトラス)社、MSR(エムエスアール)社、TUBBS(タブス)社、TSL(ティーエスエル)社がスノーシューの主なメーカーで、5千円前後から数万円のものまで多種多様のスノーシューがある。国営アルプスあづみの公園でのレンタルスノーシューは、TUBBS(タブス)社製のハイキング用で、赤が大きめのスノーシューで青が小さめの子供用のスノーシューだ。

国営アルプスあづみの公園でのレンタルスノーシューの画像07

国営アルプスあづみの公園のレンタルスノーシュー

スノーシューの装着の画像05

スノーシューの装着

スノーシューは、雪の上で装着する。地面にスノーシューを置いて、つま先がクランボンより少し出る位置に足を置きバックルは、足の外側になるようにする。

バックルで固定するの画像06

バックルで固定する

はじめはバックルをゆるめ、自分の足の位置が決まったらベルトで靴が固定できるまで、しっかりと引き締める。かかともベルトを引いてしっかり固定する。

完成!!の画像08

完成!!

写真のように、余ったベルトが長い場合は、固定しているかかとのベルトに巻きつける。余りベルトが長いとスノーシューで踏んでしまい危ないよ。

スノーシューの歩き方

小さな子どもならば、広場にある雪のすべり台でソリもできるし満足するかも? また、かまくらは大人も子どもも一度は入ってみたくなる雪の建物だ!

スノーシューで歩くの画像09

スノーシューで歩く

スノーシューでの歩き方は、スノーシュー同士がぶつからないよう足を開き気味に前に出して行くとうまく歩ける。今回は、ストックを利用しなかったが、ストックを使うと歩行がより安定する。斜面を登るときは、つま先を斜面に蹴りこんでキックステップのように登り、下りは雪面にかかとを押しつけていくような感じで下りる。登り、下りとも裏側のクランポンをいかにうまく使うかがポイント

林間を歩くの画像10

林間を歩く

まっ白な雪がまぶしいの画像11

まっ白な雪がまぶしい

スノーシューも雪だらけの画像12

スノーシューも雪だらけ

冬の森林の自然観察

国営アルプスあづみの公園のスノーシュー体験は、雪上散歩に加え公園サポーターがスノーシューイングの中で、樹木の観察説明や動物の習性や足跡などのネイチャーウォチングを教えてくれるのも特徴。今回のスノーシューイングでのネイチャーウォチングの一部を紹介する。

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熊の棚

熊の棚がある木の根元を見ると必ず熊の爪痕がある。公園サポーターの方から説明されたのでわかるが、普通は見落としてしまう。熊の爪痕は初めて見た。普通、熊の爪痕などを見かけたら熊が出現する場所なので熊に気をつけなければいけないとのこと。自然の知識を得るのに、ネイチャーウォチングでのガイド説明は役に立つ。

熊の爪痕の画像14

熊の爪痕

熊の棚がある木の根元を見ると必ず熊の爪痕がある。公園サポーターの方から説明されたのでわかるが、普通は見落としてしまう。熊の爪痕は初めて見た。普通、熊の爪痕などを見かけたら熊が出現する場所なので熊に気をつけなければいけないとのこと。自然の知識を得るのに、ネイチャーウォチングでのガイド説明は役に立つ。

アカマツの種の画像15

アカマツの種

公園サポーターの方が、真っ白な雪の上にあった小さな物を指さした。これが「アカマツの種」。アカマツの種は、松ぼっくりの鱗片の間に挟まっていて乾燥すると鱗片が反り種は風と共に飛散する。アカマツの種は、プロペラの片側のような羽根を持っているので、種の重みと羽根の力によってちょうど竹とんぼのようにくるくると回りながら飛散する。

公園サポーターの説明の画像16

公園サポーターの説明

「アカマツの種」を、公園サポーターの方が写真や松ぼっくりが付いているアカマツの枝などで説明してくれる。説明もわかりやすく説明してくれので、よりスノーシューイングが楽しめる。国営アルプスあづみの公園のスノーシュー体験は、スノーシューが冬の森林のネイチャーウォチングを楽しむ道具だということをあらためて感じさせてくれる。

ツツキの穴の画像17

キツツキの穴

これが、「キツツキの穴」。一般にキツツキは、ゲラと呼ばれる鳥の総称。木を突いている場所を見ていないので断定はできないが、最もよく出会うアカゲラの穴か?キツツキは、穴を掘り木の中の虫を長い舌で捕まえて食べたり、この穴に卵を産む。また、木をつついて大きな音を出し、雌を呼んだり、他の雄に縄張り宣言をする目的もあるとか。

草笛づくりの画像18

草笛づくり

1時間近く歩くとみんなお疲れ気味。ここで、葉っぱをつかって草笛づくり。子どもがスノーシューイングに飽きてきたら、このように遊び心をくすぐるような冬の森林の遊びを取り入れることで気分転換ができる。公園サポーターの人も大変だと思う。

ウリハダカエデの樹皮の画像19

ウリハダカエデの樹皮

葉っぱや花、実などがない冬に、樹木を見分けるのは、樹皮が役立つ。ウリハダカエデの樹皮は、特徴的だ。

動物の足跡の画像20

動物の足跡

今回、明確に動物の足跡がわかるものはなかった。だいぶ前の動物の足跡があったのだが、写真の通りあまりわからなかった。

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