自称「日本一小さなスキー場」の赤城山第一スキー場

鹿島槍スキー場から見える絶景(左:爺ヶ岳 右:鹿島槍ヶ岳)(2015/03/15)の画像01

ソリ、雪遊びが中心の赤城山第一スキー場(2016/02/07)

城山第一スキー場は、群馬県赤城山の一峰・地蔵岳を背にした北斜面に位置する自称「日本一小さなスキー場」だ。スキー場には、スキーの練習をしている子どもたちやソリなどで雪遊びを楽しんでいる子どもたちでにぎわっている。赤城山第一スキー場は、家族連れが主役で、スキーを本格的にやる人は皆無でスキー場というよりもとても広い雪遊び場なのだ、毎年12月末ごろにオープンし3月中旬ごろまで営業する。サラサラの雪がゲレンデに広がりスキーを覚える練習場として絶好のスキー場。スキーデビューをする子どもには、もってこいのスキー場だ。自称「日本一小さなスキー場」の意味をよく考えると一般的には「おもしろくないスキー場」なのだが、なぜ紹介するのかと言うと「おもしろくないスキー場」=「広大な雪遊び天国」だからだ。スキー初心者のころを思い出して欲しい。滑れない子どもが、気兼ねなくゆっくりスキーを覚えるスキー場はないか?人気があるスキー場は、キッズパークと言う囲いの中で遊ぶのがほとんど。このようなスキー場ではなく、スキーができない子どもをゆっくりとスキーに慣れるまで教えてあげられるスキー場が欲しいと思う。また、子どもの雪遊びの中心になるソリを、大いに楽しませてやりたい場所があればと思う人も多いと思う。赤城山第一スキー場は、まさにこれらの思いをかなえられる子どものための楽園なのだ。赤城山第一スキー場は、スキーを本格的にやるには小さく狭いのだが、子どもと家族が安心して遊べる一味違うおすすめのスキー場、いや雪遊び場だ。約100台の無料駐車場があり、スキーやソリのレンタルもある。(大人スキーセット2,500円、子供スキーセット2,000円、ソリ 500円)。赤城山第一スキー場の施設は、飲物や軽食(カップ麺や中華まんなど)、レンタル品、スノーエスカレーター利用券を販売する管理小屋があるだけ。食事等は、買い込んでくるか赤城大沼の周辺の食堂を利用する。トイレは、駐車場のトイレを利用する。場所柄、天候によっては風が強く吹き、十分な寒さ対策が必要。昼の時間帯でもマイナス気温になることが多い。

唯一のプレハブの管理小屋の画像02

唯一のプレハブの管理小屋

遠くに湖面が凍った赤城大沼が見えるの画像03

遠くに湖面が凍った赤城大沼が見える

アイコン1の画像赤城山第一スキー場ホームページ

赤城山第一スキー場の概要

赤城山第一スキー場のコース

赤城山第一スキー場は、ゲレンデ面積がわずか9haで全長で100m程度の広さしかない。リフトやゴンドラはなく、全長60メートルのスノーエスカレーター(日券:800円)が1本あるのみ。この広さからも分かるように本格的なスキーには向かないスキー場だ。斜面頂上を見て左側がソリエリア、右側がスキーエリアになっていているのだが、どちら側もソリで遊んでいる人がほとんどだった。スノーボードは禁止されている。本格的なスキーヤーがいなく、ゲレンデの大部分の人が子連れのファミリーで、そのほとんどがソリ遊びを楽しんでいて、子どもたちが安全に思う存分ソリが楽しめる。 赤城山には三つのスキーがある。ひとつは、ここで紹介している「赤城山第一スキー場」、二つ目は、青木旅館の駐車場脇から続く「赤城第二スキー場」、そして赤城山ビジターセンターに隣接する「第三スキー場」がある。赤城第二スキー場は、現在は営業を行っておらず、「第三スキー場」は、雪遊びのみができる。

赤城山第一スキー場の歴史

赤城山第一スキー場は、今では自称「日本一小さなスキー場」となっているが、大正時代からすでにスキーが行われていて昭和初期には日本を代表するスキー場のひとつとだった。昭和4年2月、新設の「地蔵岳大ジャンプ台」で日本初の国際ジャンプ大会が開催されたほどの場所だ。そのジャンプ台を設計、建設した猪谷六合雄の息子にあたる猪谷千春が、少年時代にこの場所でスキーを練習し1956年にイタリアで行われたコルティナダンペッツォオリンピックのアルペンスキー男子回転で銀メダルを獲得し、アジアで初めての冬季五輪メダリストとなった選手を生み出した場所でもある。一時期は、東京近郊から好アクセスで上質の雪であることから多くの人々が殺到した。その後、スキーブームが過ぎ、平成10年に地蔵岳ロープウェーが休止となり、人々であふれ返ったスキー場も一旦営業を終了した。その後、旅館を営む大沼山荘が委託を受けてスキー場の運営を行うようになり、小さなスキー場が誕生することとなった。かつての広大なスキー場、ほんの一隅にあたる現在のゲレンデに変わったのだが、今では子どもたちの笑い声が響き渡り大きなスキー場とは相違する魅力ある小さなスキー場に生まれ変わった。

スノーエスカレーター①の画像04

スノーエスカレーター

スキー場唯一の施設、スノーエスカレーター。土日祝日の午前9時~午後4時に運行され、料金は、一日券800円で利用できる。

スノーエスカレーター②の画像05

スノーエスカレーター②

スノーエスカレーターの長さは60m。がんばっても歩いて登れる距離なので、利用しなければ無料のゲレンデだ。

親が子どもにスキーを教えているのが目立つの画像06

親が子どもにスキーを教えているのが目立つ

ゲレンデでは、あちらこちらで親が子どもにスキーを教えているのが目立つ。傾斜もゆるくスキーの練習には最適だ。

頂上を見て左側のゲレンデの画像07

頂上を見て左側のゲレンデ

頂上を見て左側のゲレンデは、ソリエリアなのだがスキーを練習している子ども多い。ソリもスキーもどちらも楽しめるゲレンデだ。

頂上を見て右側のゲレンデの画像08

頂上を見て右側のゲレンデ

頂上を見て右側のゲレンデは、スキーエリアなのだが、ゲレンデではソリ遊びがほとんど。まるでソリの王国のようだ。

ソリは、子どもたちの雪遊びNo.1の画像09

ソリは、子どもたちの雪遊びNo.1

子どもにとってソリは、雪遊びNo.1の遊び道具だ。広いゲレンデで思い存分、ソリ遊びができる。

親子でソリ遊びの画像10

親子でソリ遊び

スキーには狭いゲレンデだが、ソリならば広いゲレンデとなる。親子で広々とソリが楽しめるのが特徴だ。

引っ張ってもらうソリも楽しいの画像11

引っ張ってもらうソリも楽しい

ゲレンデの下側は、広くてなだらかな傾斜なので、子どもを乗せてソリを引っ張ることも楽々できる。

ゲレンデの雪で遊ぶ①の画像12

ゲレンデの雪で遊ぶ①

ソリ遊びに疲れたら、ゲレンデの雪の上で遊ぶのも楽しい。このゲレンデは、大きな雪遊び場だ。

雪の上に寝るのも気持ちいいの画像11

雪の上に寝るのも気持ちいい

雪の上で寝そべるのも、子どもにとっては楽しい遊びのひとつ。雪の冷たさを感じるのも自然との遊びのひとつだ。

雪山を作るの画像14

雪山を作る

雪で大きな山を作ることもできるゲレンデ。思いっきり雪で遊ぼう!!

雪は、子どもの創作意欲を沸き立てるの画像15

雪は、子どもの創作意欲を沸き立てる

雪で何かを作る・・・子どもが雪で楽しめる遊びのひとつ。多くの雪で自分の思うものを作ってみよう。

赤城山第一スキー場へ行く場合の注意

赤城山第一スキー場は、首都圏からも比較的アクセスがよく日帰りもできるスキー場なのだが、ひとつ注意して欲しいことがある。赤城山は、降水量は少ないが1月、2月には月間平均気温が0度を下回る。結果的にスキー場に車で行く場合の途中の道は、積雪と言うより、凍結している箇所が多い。赤城山第一スキー場の標高は約1300mで、県道4号線のみが通行可能となる。標高1,000メートルから積雪や凍結がありスタッドレスタイヤ、チェーン等の装備は必須。カーブの多い圧雪、凍結の山道を慎重に運転することになる。以前は有料道路で除雪、凍結防止の処置がされていたようだが、今は無料になり放置状態。4WD車ではない車や雪道になれていない人にとっては、厳しい道だ。相当神経を使って運転しなければならない。 雪道の運転に自信が無い人や車の装備に自信がない人は、 「富士見温泉駐車場」から赤城山直通バス(11月1日~3月31日の土日祝日※有料)が運行している。このバスを利用するのも手だ。帰りも、温泉でリフレッシュできる。バス停は赤城山大洞で、富士見温泉~赤城山大洞は、通常運賃で往復2,400円。

アイコン1の画像関越交通 赤城山直通バス運行情報

アイコン1の画像富士見温泉 見晴らしの湯ふれあい館

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