黄金崎「願愛海岸」とは
7月28日、29日と「キャンプ黄金崎」でキャンプをし、キャンプ場の目の前にある「願愛海岸」でシュノーケリングを楽しんだ。「願愛海岸」は穴場的な海岸で、湾になっており波の影響を受けにくく比較的穏やかな海岸。海の透明度も高く、色鮮やかなソラスズメダイ、カゴカキダイをはじおめ死滅回遊魚なども見ることができる。海底は砂浜なのだが、海岸線より数m沖に出たところに海藻の群れや岩場がありそこに多くの魚達が群れている。あまり沖に出ずシュノーケリングで魚達を見られるので子どもとのシュノケーリングには適している。時には、イワシの大群に取り囲まれることもありシュノーケリングに適した海岸で、2006年には海水浴場に指定された。また、「願愛海岸」は、砂浜が現れたり消えたりする「不思議な海岸」でも知られている。海流や風による海の荒れ具合で砂は沖に流され石がごろごろとした海岸になったり砂浜になったりする。暖かくなる夏になると、徐々に砂浜が現れて来る。村営のトイレや無料シャワーがある。海水浴場シーズンは、レスキュー(見張り)がいて小さな子供も安心して遊べる海岸となる。この「願愛海岸」の命名には、恋物語の伝説がある。興味がある方は、こちらの根合(願愛)海岸恋物語をどうぞ。 |
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7月末の黄金崎「願愛海岸」でのシュノーケリング
願愛海岸の海底はかなり沖まで砂海底になっている。しかし写真の通り海岸線から数m沖に岩や海藻があり海岸から近いエリアがシュノケーリングに適している。水中は岩(ゴロタ)と白い砂が広がり、水深も最大約20m前後と浅め。黄金崎の方の磯は、崖崩れの恐れがるので危険。海に向かって左側の海岸線は、海底に岩礁と海藻が広がり海岸よりもシュノケーリングに向いているが、海水浴シーズンはダイビングポイントになっているため、レスキューの人に止められるので注意が必要だ。若干残念な気持ちになるが、夏季はレスキューが見守る海岸のエリアでシュノーケリングを楽しみたい。今回は、波もなく本当に最高のコンディションでシュノケーリングができたが、波の高い場合は、シュノケーリングの可否判断を早め早めにして欲しい。海岸なのでエントリーは、比較的楽で浅瀬ほどシュノケーリングが楽しめる子どもにやさしいシュノケーリングエリアだ。 ![]()
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願愛海岸でのシュノーケリング
今回、見かけた生き物
以下の画像は、クリックすると拡大画像が表示されます。 |
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尾が黄色いので、シリキルリスズメダイと間違えやすいが、これがソラスズメダイ。日本でも普通に見られる。ソラスズメダイとシリキルリスズメダイの見分け方は尻尾で、シリキルルリスズメダイの方が丸っこい尻尾になっていて、顔も怖い 生き物の説明は、こちら |
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「クロホシイシモチ」の群れがあちらこちらで見られた。「ネンブツダイ」と良く間違えるが頭のつけ根に黒い斑点があるので「クロホシイシモチ」。クロホシイシモチとネンブツダイは、一見同じように見えるのが伊豆半島は、ほとんどがクロホシイシモチらしい。 生き物の説明は、こちら |
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追っかけきらず顔が撮れなかったが、これは、「キタマクラの幼魚」。毒があるりっぱなフグだ。体色的に雌かもしれない。とにかく早いのでうまく撮れないのが悔しい。 生き物の説明は、こちら |
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目の前を魚の群れが通り過ぎて行った。メジナのような気がするが、なんとなく違う魚だ。図鑑で調べたが調べきれなかった。 |
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この魚の群れも、まったく何の魚の群れかわからず。とにかく水中写真を撮るのが下手だということがおいやでもわかる。でも、このように少し大きめの魚が目の前を泳いでいくことがわかってもらえば幸い。 |
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子どもが海岸海面に泳いでいる小さなイカを網でGet!! イカのあかちゃんなのか「ヒメイカ」なのか「ミミイカ」なのか判別つかず。「ミミイカ」は、ミッキーのようなミミがあるし、ヒメイカは海藻にいるとのことなので、???イカの子どもか? |