子どもと植物園を楽しもう!!

小田原フラワーガーデン02の画像

植物園は、子どもにとってはあまり楽しい場所ではないのではないだろうか?大人は、普段みられない植物を見て感動するものだが、子どもがこれらの植物を見て楽しめるのだろうか?しかし植物園は、子どもに自然のすばらしさを感じさせる一つの施設でもある。日本では「見られない植物」や普段食べている「くだもの」を知る上で非常に重要な場所だ!この植物園を、子どもが楽しめる場所とする工夫を考えれば、子どもも植物園を楽しめると思う。規模の大小はあるが、植物園は結構身近に多くある。植物園を楽しむヒントは、「親が子どもに対して植物の面白さと驚きを与えてあげること」と植物の名前当てクイズなどの催しをうまく利用して「植物園をひとつのゲーム場にする」ことがアイデアの一つではないだろうか。一度近くの植物園に行って、植物園のおもしろさを感じてみてはどうだろうか?

楽しみ方の一例(小田原フラワーガーデン)

小田原フラワーガーデン01の画像

小田原フラワーガーデン

小田原フラワーガーデンは、『花と緑の生活文化の創造』がテーマの植物園。平成7年にオープンし、どちらかというと小規模な植物園だが約300種類の熱帯・亜熱帯花木、果樹が植栽されている。入園料が大人200円、子人100円と安く人気がある。「トロピカルドーム温室」「渓流の梅園」「バラ園」「ハナショウブ池」「「アルカディア広場」「おどる噴水」などがあり1年を通し楽しめる。梅、バラなどの時期は特ににぎわう。今回は、2月に行った時の1年中楽しめる「トロピカルドーム温室」にある植物を例にして、子どもへ展示されている植物の説明の一例をあげてみたい。ここに上げた植物は、あくまで一例なのでみなさんが植物園に行かれる前にインターネット等で事前に調べ、子どもたちに展示されている植物の楽しみ方を教えてあげれば子どもも植物園が楽しめるのではないだろうか?

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カトレアの画像

カトレア

中南米原産のラン科植物の1つで、洋ランの女王と言われている。きれいな花が咲き、さまざまな種類がある冬の温室の中心的存在のラン。カトレアは、その中でも「女王と呼ばれているんだよ」と説明すれば、少しは子どもも興味を示すのでは?

カリアンドラの画像

カリアンドラ

この「カリアンドラ」は、入口に大きく告知されていて時期的に見て欲しいひとつのなのだろう。「レッドパウダーパフ」とも呼ばれていて、小田原フラワーガーデンでは、冬だけ咲く熱帯植物。花に見えるのは、多数ある雄しべで、花は小さくて見えない。マツボックリのようなものはつぼみ。確かに見ていて楽しい花だった。

ベニヒモノキの画像

ベニヒモノキ

ベニヒモノキは、赤い長いひも状の花が垂れ下がるすがたが印象的な常緑低木。英名が「シュニール・プラント」と言い、シュニールは光沢があり毛足の長いシュニール糸を意味しているのでこの名前が付いた。そのまんまの名前。子どもに、植物名の由来などを説明すると「なるほど」とうなづくかも知れない。

バナナの画像

バナナ

温室には、大抵あるバナナの木。バナナは、バショウ科バショウ属の植物。花は先端にありぶら下がっている。写真は、まだつぼみ。バナナを知っている子どもたちは多いと思うが、バナナの花は?に答えられる子どもはどれくらいいるのだろう。日常食べているくだものを知る上で植物園は大いに役立つ施設だ。

パパイヤの画像

パパイヤ

パパイヤも、お店でよく見かける海外のくだもの。メキシコ南部が原産で多くの熱帯の国々で栽培され樹高は10 m以上にも達する。熟した黄色い果実を、種を取り除いて食べるのだが独特の匂いがあり苦手な人もいる。子どもは、食べたことがないくだものには、あまり興味を示さないようだ。ならば、食べてみよう!

ベニヒモノキの画像

グズマニア

グズマニアは、パイナップル科グズマニア属の常緑多年草。パイナップルの仲間なのだが果実はならない。グズマニアとは関係ないのだが、パイナップルは、どこになる?。この答えを知っている子どもは、いろいろなものを見ているのだろう。沖縄で見たパイナップル畑を見たとき、この質問の意味がはじめてわかった。

パキスタキスルテアの画像

パキスタキスルテア

パキスタキスルテアは、うろこ状に重なりあった黄色の「ほう」の間から白い花が咲くきれいな植物。高さ1~1.5mの低木。花は短命でだが「ほう」は長期間咲き、温度条件があえば1年中開花するとのこと。花言葉が、8月11日「美しい娘」らしい。花言葉をうまく利用できれば花に対する興味が、女の子には受けるかも?

オギザリスレグネリーの画像

オギザリスレグネリー

オギザリスレグネリーは、花も葉も昼間は開き夜は閉じ睡眠運動をしている。子どもに、その植物の大きな特徴を紹介するのもアイデア。今見ている花が夜しぼむなんであまり信じられないからね。植物も、生き物の一つであることを教えられるのではないだろうか?動く植物は、子どもにとって不思議そのものなのだ。

アンスウム・アンドレアナムの画像

アンスウム・アンドレアナム

アンスリューム・アンドレアナムは、高温多湿を好み切花や鉢花として楽しまれている。朱赤色のハート型のようなものが仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる。中心にある棒のようなものが花。おもしろい形をしている植物の部分部分を教えてあげるのも子どもが楽しめるアイデアなのでは?ム難しいけど・・・・

アイコン1の画像小田原フラワーガーデン

植物園を、子どものゲーム場に・・

植物園を、子どものゲーム場にするにはどうすればいいのだろうか?難しく考えることではなく、各植物園で宝探しのようなさまざまな企画やイベントが催されているのでそこに参加すればいい。小田原フラワーガーデンでは、「探検隊募集」と言う企画が催されていて、私たち家族も参加した。受付で「ミッションカード」とい言われるものを下敷きサイズのカードをもらう。そのカードにはさまざまなタイプがあり、「写真の植物を見たら○をつける」「クイズに回答する」など温室の中をカードに記述されているミッションを解いていく。子どもにとっては、まさにゲーム感覚。一つのミッションをクリアしたら「アロワ・ワッド探検隊証」にスタンプが一つ押され、5つ貯めると次のレベルの探検隊証がもらえるというしくみ。この探検隊証は、「ビギナークラス」「アドバンスクラス」「マスタークラス」がありそれぞれ5つのスタンプが終了するとオリジナルの記念品ももらえるらしい。5スタンプ×3なのですべてをクリアするのは15のミッションをクリアしなければならない。きついね?・・・・
子どもにとっては、温室がまさにゲーム場となる。温室の植物を嘆に見るのではなく、「ミッションカード」を見ながら各ミッションをクリアしていく、まさに3DSのゲームをしているのような感覚。大人も楽しめる。
小田原フラワーガーデンのこのミッション、まず最初に親が受付で最初のミッションをクリアしなければいけない。ここに紹介しておこう。子どもが始める前に、大人がミッションを越えられないときつもんね????答えられない場合は、受付の方がヒントをくれるよ・・・さて最初のミッションは大人のみでそのミッしょんは、
M1:謎の女性植物学者アロワ・ワッド「Aroa・Wad」を並べ替えると、ひとつの日本語になる。それはなに?
クリアできる? お恥ずかしいが私はヒントをもらって回答できた。
A1:「odAWara」小田原が回答なのだ!!
このようなゲーム感覚の催しが、各植物園で催しされているので是非参加して、植物園を楽しいで欲しい。

小田原フラワーガーデン03の画像 小田原フラワーガーデン04の画像
アロワ・ワッド企画01の画像 アロワ・ワッド企画02の画像

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