変化に富んだ真鶴半島 三ッ石前の磯

真鶴半島 三ッ石前の磯は、岩礁の磯、転石(ゴロタイシ)の磯、そしてさまざまなな形のタイドプール(潮だまり)と変化に富んだ磯。磯の数だけ磯遊びの楽しみがある。

真鶴半島 三ッ石海岸三ッ石前の磯は、年間を通し海の中にあることが多い磯。干潮時に完全に陸続きになるトンボロ現象が見られる磯だ。この磯は、普段海の中にある転石(ゴロタイシ)なので、表面に海藻などがついていてツルツルしとても歩きにくい磯なのだが、これらの磯にできるタイドプール(潮だまり)での磯遊びは一味違った磯遊びが楽しめる。

真鶴半島 三ッ石前 大きなタイドプール(2017/06/11:中潮 干潮時 晴れ)の画像01

真鶴半島 三ッ石前 大きなタイドプール(2017/06/11:中潮 干潮時 晴れ)

本ホームページでは、磯遊びやスノーケリングの場所として何度も紹介している真鶴半島 三ッ石海岸。三ッ石海岸は、岩場の磯や転石(ゴロタイシ)が広がる磯などさまざまな磯があちらこちらにあるが、その中でも干潮時に現れる三ッ石ヘと続く磯は、おもしろい磯遊びができる。真鶴半島 三ッ石は、普段は海によって隔てられている陸地と三ッ石が、干潮時に繋がるトンボロ現象の場所でもある。このトンボロは、年間を通すと海岸と三ッ石へと続く磯の幅が狭くなる程度が多いトンボロ現象エリアなのだが、季節によって相違するが、磯全体が海にもぐる。このような磯は、多くの生き物がタイドプールなどに残されている可能性が高く、海岸線の磯遊びとは一味違った磯遊びができる。今回は6月初旬と言うこともあり、稚魚や幼魚などが多くのタイドプールで泳いでいて、とり残されている大物を見つけることができなかった。それでも、海岸線ではあまり見られない大きなタイドプールでの磯遊びが、満喫できた。真鶴半島 三ッ石海岸での磯遊びは、磯遊び(13):8月の磯 真鶴半島 三ツ石海岸磯遊び(15):3月末 磯遊びシーズン到来(真鶴半島 三ッ石)で紹介している。また海岸自体の紹介は、磯遊び&シュノーケリングガイドの「真鶴半島 三ッ石海岸(三ツ石海岸)」を見てほしい。

三ッ石に渡る磯は、ツルツル滑り歩きにくいの画像02

三ッ石に渡る磯は、ツルツル滑り歩きにくい

海中にある時間が長いことがわかる転石の画像03

海中にある時間が長いことがわかる転石

海岸線とは違う岩場のタイドプールの画像04

海岸線とは違う岩場のタイドプール

神奈川県天然記念物のウメボシイソギンチャク群衆の画像05

神奈川県天然記念物のウメボシイソギンチャク群衆

三ッ石前の海岸側の磯の画像06

三ッ石前の海岸側の磯

海岸側では、多くの人が磯遊びの画像07

海岸側では、多くの人が磯遊び

幼魚やハゼが多く泳ぐタイドプールの画像08

幼魚やハゼが多く泳ぐタイドプール

幼魚採集を楽しむの画像09

幼魚採集を楽しむ

磯の生き物のふしぎ

いつもは、磯遊びで見かけた生き物を紹介するのだが今回は、磯の生き物のちょっとした不思議なものを紹介してみようと思う。磯の生き物の観察は普段、生き物の外観のみで楽しんでしまうのだが、一見見ただけではわからないさまざまなことがある。一歩踏み込んだ磯の生き物観察を紹介してみる。

※下の画像は、クリックすると画像が拡大表示されます。

ニセクロナマコのキュビエ器官

ニセクロナマコのキュビエ器官の画像10

真鶴半島 三ッ石海岸でもよく見られる「ニセクロナマコ」。一見クロナマコかと思ってしまうのだが、簡単な見分け方は、ニセクロマナコは、写真の通りキュビエ器官を持つ。ニセクロナマコは外敵に襲われた時にキュビエ器官を出す習性がある。体を少し刺激すると写真のように、肛門から内臓の白いキュビエ器官を出す。

生き物の説明は、こちら
ニセクロナマコの画像16

ニセクロナマコ

ニセクロナマコは、クロナマコと違い砂をまぶし常に体表に泥や砂を被ってななく白っぽく見えない。大きな違いはキュビエ器官を持たいる点。クロナマコは、キュビエ器官がない

キュビエ器官を出し始めたの画像14

キュビエ器官を出し始めた

キュビエ器官は、ネバネバした糸のようなもので、体や服などにくっつくとなかなか取れない。触らない方が得策。外敵の動きを止めたり、攻撃を防ぐのに役立っていると考えられている。

キュビエ器官を出し切ったの画像12

キュビエ器官を出し切った

キュビエ器官は、出し切っても放出後1~3ヶ月程度で体内で再生する。食用になるナマコはキュビエ器官を持たない。ちなみに、ニセクロナマコの体は有毒で、触っても大丈夫だが食べれない。

イトマキヒトデの裏

イトマキヒトデの裏の画像13

日本各地の干潮線付近の岩礁地帯にごくふつうに見られる「イトマキヒトデ」。ヒトデを見たら裏返しにしてみよう。表からは見えない、口や足が見える。今回撮影できなかったが、腕の裏の先端に小さな赤い点の「眼」がある。この眼は光を感じ環境の粗い濃淡を感じ移動に役立てる。

生き物の説明は、こちら
イトマキヒトデの表の画像14

イトマキヒトデの表

イトマキヒトは、5本の腕でほぼ五角形、中には4本や6本の腕を持つものものもいる。腕の切れ込みが浅く糸巻き型をしていて赤いマダラ模様が特徴の一つ。

イトマキヒトデの口の画像15

イトマキヒトデの口

イトマキヒトデは、、胃を口の外に反転させて大きなえものを食べることができる。今回は、捕食のシーンを撮影できなかったので次回にチャレンジしたい。

イトマキヒトデの管足の画像12

イトマキヒトデの管足

裏側には歩帯溝がありそこに多くの「管足」が並んでいて、移動や捕食に使用する。

タイドプールでの幼魚判別は難しい

タイドプールでの幼魚判別は難しいの画像17

今回、タイドプールでは2種類の幼魚を写すことができた。ひとつは「メジナの幼魚」なのだが、もうひとつが判別ができなかった。幼魚の泳ぎは、なかなか採取できないのだが、二つの網で囲い込みをすれば比較的採取しやすくなる。

生き物の説明は、こちら
メジナの幼魚の画像18

メジナの幼魚

メジナの幼魚は、真鶴半島の潮だまりの主。各鱗の基部に黒色斑がり鰓蓋の後縁が黒くないことがクロメジナと違う。クロダイの幼魚に似る、体側に数本の暗色横帯がなく尾びれが割れているのでメジナの幼魚だ。

判別できない幼①魚の画像19

判別できない幼魚①

体が比較的透けている幼魚なのだが、図鑑などでも判別できなかった。幼魚の判別は難しい。

判別できない幼魚②の画像12

判別できない幼魚②

これもメジナの幼魚の1種という情報もあたのだが、確証がなくギブアップ。

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