一味違うトンボロでの磯遊び(伊豆半島堂ヶ島 象島(伝兵衛島)

トンボロ現象によって歩いて渡れる島の磯は、いつもの磯とは違った顔を持っいていた。

象島(伝兵衛島)は、瀬浜海岸から沖合約200メートルのところにある島。この島は、普段は陸続きではないので歩いて渡れないのだが、干潮時に幅約30mほどの石の道が出現する日本でも大変珍しい「トンボロ現象」で陸続きになり歩いて渡れる島になる。ここでの磯遊びは、豊富な生き物を見ることができいつもの磯とは違う一味違う磯遊びが楽しめる。

伊豆半島堂ヶ島 三四郎島のひとつ象島での磯遊び(2016/07/17:大潮 干潮時 曇り)の画像01

伊豆半島堂ヶ島 三四郎島のひとつ象島での磯遊び(2016/07/17:大潮 干潮時 曇り)

ンボロ現象とは、普段は海なのだが干潮時に歩いて渡れる幅約30mほどの石の道が出現する現象を言い、ここ堂ヶ島のトンボロ現象は日本でも特に知られている。堂ヶ島のトンボロ現象は、内陸側の瀬浜海岸と沖合約200メートルのところにある「象島(伝兵衛島)」との間にできる。今回は、このトンボロ道と「象島(伝兵衛島)」の磯で磯遊びを楽しんだ。特に「象島(伝兵衛島)」の磯遊びはおすすめで、多くのタイドプールが出来上がり、普段の磯とは一味も二味も違う。内陸から離れている場所なので、普段の磯では見られない多くの生き物に出合えるチャンスが多い。このトンボロ現象は、2月~10月中旬の干潮時で潮位が50センチ以下の時に現れる。「トンボロ渡り」は、潮位30センチ以下にならないと難しく3月~9月に比較的チャンスが多い。(夜の干潮時にも渡れるが、とても危険。)特に潮位が50cm以下の2時間くらいがおすすめだ。瀬浜海岸とトンボロについては、本ホームページの磯遊び&シュノーケリングガイドの伊豆半島 堂ヶ島 瀬浜海岸(三四郎島&トンボロ)で紹介している。また、トンボロの道は、普段は海の底になる石なので表面に海藻コケなどが付着していて、とても滑りやすい。歩くのは、マリンシューズや石の上を歩ける安全な靴でゆっくりと歩きたい。トンボロで渡れる象島での磯遊びは、時間や時期に左右されるのだが、一味違った磯の世界を見ることができる貴重な場所でもある。

トンボロ現象の画像02

トンボロ現象

トンボロ道の磯遊びは石を裏返すの画像03

トンボロ道の磯遊びは石を裏返す

大小さまざまなタイドプールができるの画像04

大小さまざまなタイドプールができる

海の透明度も高いの画像05

海の透明度も高い

今回、観察できた主な磯の生き物たち

今回は時間の関係もあり、あまり長い間磯にいることができなかったが、様々な磯の生き物を見ることができた。ここに、その一部を紹介したい。本ホームページで紹介していない生き物は見つけられなかったが、普段の磯で見るよりもどこか違うように感じてしまうのも、トンボロの魅力なのだろう。

※下の画像は、クリックすると拡大画像が表示されます。

イモガイ

生きている「イモガイ」を発見。猛毒の貝で、磯の危険生物のひとつ。イモガイは、イモガイ科イモガイ亜科の総称。今回は、毒腺が付いた銛状の歯舌がでていないかったが、少し置いておくと出てくるので絶対に触らないことだ。今回も種別名が判別できなかった。

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イモガイの画像06

イモガイ

サンゴイソギンチャク

お~サンゴイソギンチャクを見つけた!普段は、磯から少し離れた海中で見るのだが、ここでは磯のタイドプールで。トンボロ時間帯での産物なのか?先が少し膨らんでいるものもあるのでオオサンゴイソギンチャクではないと思う。とにかく、磯で見れるとは思わなかった。

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サンゴイソギンチャクの画像07

サンゴイソギンチャク

幼体のサンゴイソギンチャクか?の画像10

幼体のサンゴイソギンチャクか?

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口盤にある中央の口が見えるの画像08

口盤にある中央の口が見える

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足盤を見たのは初めての画像09

サンゴイソギンチャクの足盤は初

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ケムシヒザラガイ

ケムシヒザラガイを発見。体は細長くてよく伸縮し表面は細かいトゲで被われている。一見したらトゲなどがわからないが観察ケースに入れると、4枚の殻板がとび石のように離れていることやトゲ、ヒザラガイの特徴である丸くなることもわかる。

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ケムシヒザラガイの画像18

ケムシヒザラガイ

トゲや殻板がわかるの画像19

トゲや殻板がわかる

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丸まりはじめたの画像19

丸まりはじめた

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丸まった状態の画像21

丸まった状態

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その他の見かけた主な磯の生き物

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閉じたケヤリムムシの画像13

閉じたケヤリムムシ

海中では、花のように咲くケヤリムス。干潮後、この場が海中になると開くのだろう。

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イボイワオウギガニの画像14

イボイワオウギガニ

本来はもっと大きくなり凶暴になるイボイワオウギガニ。きっと幼体なのだと思う。

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アカクモヒトデの画像13

アカクモヒトデ

岩をひっくり返したら居た「アカクモヒトデ」。体が赤色をし腕には長いとげが密生。

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ムラサキウニの画像14

ムラサキウニ

ムラサキウニが貝を食べているのか、貝がムラサキウニを食べているのか?どちら?

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イソカニダマシの画像15

イソカニダマシ

見逃してしまうほど小さなヒトデ「チビイトマキヒトデ」。成体でも幅長2cmまで。

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ニセクロナマコの画像16

ニセクロナマコ

ニセクロナマコがいた。食用とされるナマコではないので勘違いしないように。

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ユズタマカイメンの画像17

ユズタマカイメン

これも生き物の一つで、海綿動物の一種のユズダマカイメン。赤褐色を見たのは初。

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ムラサキクルマナマコの画像22

ムラサキクルマナマコ

相模湾以南の岩礁海岸で岩などを裏返すとたいてい見つかるムラサキクルマナマコ。

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コウダカアオガイの画像23

コウダカアオガイ

このようなおもしろ味がない貝にも興味を持つと、磯遊びの幅が拡がる。

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判別できなかった生き物

毎回毎回、判別できない生き物がいる。今回も三つの判別できない生き物があった。
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稚ナマコ?の画像24

稚ナマコ?

数cmしかない小さな稚ナマコだと思うが、まったく判別できず。

???ナマコの画像25

???ナマコ

これまたナマコ?イソナマコ、フジナマコ、マナマコの幼体?イソナマコのような気が

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??フサコケムシ?

岩のいらにそびえたつ枝上の物体?コケムシ?、カイメン?フサコケムシか?

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