キャンプサイトのつくり方②

テント設営が完了したら次はタープの設営に入る。今どき利用している人が少ないレクタングラータイプのタープだ!!レクタングラータイプは、多彩なアレンジができ、広さ、天井高もたっぷり取れ雨対策にもなるタープなのだが、設営が若干難しく区画の狭い日本ではやや敬遠されてはじめてきているタープだ。最近では、設営が簡単なワンタッチ型タープを多く見かける。今回は逆に、落ち葉や毛虫が上から常に落ちてくるので、このレクタングラータイプのタープは適していた。テントの上にこのタープを利用しテントの防衛とリビングを作ってみた。
今回のタープ設営は、区間が狭く苦労した。以下にどのように狭い区画でタープを設営したかを紹介したい。

①タープの用途を考える。

タープの設営で大事なのは、タープ設営の目的や用途を決めることだ。タープは、文字通り「屋根」。最近では、ワンタッチのものなどさまざまなタープが販売されている。タープは、「雨よけ」「日よけ」「虫よけ」「リビングの屋根」「食材やゴミの目隠し」「食事場所の屋根」などさまざまな目的や用途に使える。テントのように必需品ではないが、あればさまざまな使い道がある。テントのような屋根とポールだけのワンタッチ型スクリーンタープも売られているが、設営が簡単なのは確かなのだが、設営条件や場所が決まってしまう。私は、さまざまな環境に対応できさまざまな形で張ることができるるタープがお気に入り。今回は写真でもわかるように、上から落ちてくる虫や葉除けと、これらの虫や葉が可能な限り直接テントに落ちないように「虫除け」「落ち葉除け」と食事をするテーブルの屋根用途にタープを利用した。

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タープの利用

  • 風の吹く方向を考える。
    指アイコンの画像風の強い側のポールを低く又は外すが強風時は、張らない方が得策。
  • 太陽の道筋(東と西)方向を考える。
    指アイコンの画像炎天下時は別だが、タープで太陽をあまり遮り過ぎないようにする。
  • 人の往来を考える。
    指アイコンの画像人が出入りできる場所を、ポールやロープのポジションで確保する。
  • ロープをしっかり張る。
    指アイコンの画像強風時を考えしっかりとポールをロープで張り、しっかりとテンションを張る。
  • シワやたるみをなくす。
    指アイコンの画像風を受けやすい又はポールが倒れやすいタープのシワやたるみは、なくす。

②ポールの位置は重要、立て方も工夫。

タープの位置が決まったら、まずはポールの位置を決める。最初は、センターポールから立て始める。通常は、両サイドにセンターポールを立ててから橋のポールを立てていく。今回は、センターポールの片側は問題ないのだが、区画の関係上、片方のセンターポールに工夫が必要になった。上部の写真のように張ったタープでの工夫点を中心に紹介する。

★センターポールから設営★

タープは、センターポールさえ立ててしまえば設営の壁は越えたも同然。基本は、センタポールを立てる位置が決まったら、センターポイール用のペグを最初に打ち込む。このときは、ロープは緩めていてOKだが、ロープにしっかりとテンションがかけられるようロープとペグ角度を約45度程度にし強度を高めてることがポイント。センターポールが倒れてしまうとタープ全体が倒れることとなるのでセンターポールの設営は、タープ設営の肝になる。
タープへのロープがけは、ポールにタープのグロメット部分を通しその上からロープかける。このロープが、タープから外れるのを防止する写真のような道具がある。これが、通称「豚鼻」と呼ばれていてコールマンならば ポールエンドストッパー、ロゴスならば ポールエンドロックと呼ばれている。私は、タープのすべてに、この豚鼻を利用している。タープは、風を受けやすくタープが風で上下にあおられロープが抜けやすくなるからだ。高いものではないので、用意しておいて欲しい備品だ!!

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★センタポールの固定 工夫その1★

今回は、土手側のセンターポールが通常の立て方ができない状況。タープを狭く使うのは悔しい。地面がやわらかい土であったことが幸いし、ポールを写真のように土手の地面に差し込んでしまった。タープやテントの設営に、基本はあっても万能な設営方法はない。状況や環境によってさまざまなアイデアで設営することがキャンプの面白さではないかと思う。この方法は、ペグでよりも頑丈。もちろんロープは、土手の上にテンション用としてペグ設置。

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★土手側ポールの固定 工夫その2★

写真では、わかりにくいと思うが、ご覧の通り今回は、土手側のポールすべてを土手に差し込んでしまった。ロープは、タープにテンションをかけるときの調整として利用。私もこのようなタープのポール設営は初めて。自分ながらGoodアイデアと思った。ロープの地面への固定がすべて土手上なので、多少ロープの地面固定に工夫が必要なのだが、土手をうまく利用した設営なのではなかと思う。
リビング側のポールは、少し斜めになってしまったが、土手でポールが固定されているので、少しぐらい傾いていてもタープのテンションを優先した??これ言い訳で、ポールを立て直すのがめんどうだったのが本当の理由。しかしながら、センタポールは別として、端のポールは、しっかり固定されていれば、多少傾いていてもタープにしっかりテンションをかける方がタープ設営上は、優先ではないかと個人的には思う。説明書のようにしっかり立てるの結構面倒???・・・・端のポールは、それぞれが引き合う形なので逆にやや斜めの方がタープにテンションをかけられるよ・・・

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★追加ロープ張りでタープに広さを 工夫その3★

写真のタープは通常、6本のポールでタープをはるので写真正面から右と左に3本のポールを立てる。逆に、写真手前と後ろ側にポール3本も考えられるのだがタープの有効面積を最大限にするのは、左右3本の構成がベター。しかし、写真手前のタープの下は、テーブルを置いて食事をするリビングスペースとしたいので可能な限りタープの高さを高くしたい。このような場合に、よく使われる方法が、写真のようにポールを利用しないで、タープのグロメット部分に直接ロープを結びタープの高さを高める方法だ!!この方法は、木などがサイトの近くにある場合に、よく使われる方法だ。
今回は、ロープの地面の固定に、写真のように近くにあった土手の上の木に結びつけた。しかし、この結び方、メチャクチャだね??ただ固定すればいい方法でロープワークのお手本にはならないネェ!結び方は、まねをしないで欲しい?

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★ペグを利用した、木へのロープ固定 工夫その4★

土手側奥のポールへのロープは、一つはペグで土手の上に、もう一つは写真のように近くの木に固定した。私は、ロープワークがうまくないので大きな木へのロープ固定に自信がない。木にロープをかけながら強いテンションになったときにロープを固定できるようにペグで固定してしまう。この方法が妥当かどうかは疑問だがしっかり固定できた。この奥側のポールは、土手差込、ロープ固定の地面の高さが相違など基本からすべてが外れているナァ・・・

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★ポールとロープの基本形★

写真のように土手側ではない、奥側のポールの立て方が通常の立て方。まっすぐにポールが建ちロープ間の感覚もちょうどいい感覚。少し高さがある二等辺三角形でペグとのロープの角度も45°。・・・二等辺三角形の頂点部が30度程度のロープの張り方が一番きれいに見えポールもしっかり支えられる基本形なのではないか?本来ならば、端のポールすべてが、このようなポールの立て方ができればベストだ!!

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★ペグ抜け防止 工夫その5★

写真のように、石が置けるペグには石を置いてペグ抜けの防止をした。私は、スノーピークのソリッドステークスペグを利用しているのでペグを地面まで打ち込みやすく、その上に石を置くことができる。抜きにくくなるのだがタープの張りを長い期間しっかり張るには、ペグの固定は重要だ。

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★タープの役割★

上から落ちてくる虫や葉をタープがしっかりと受け止め、タープの下にあるテント、リビング、調理器具などを守っていることが写真からもわかると思う。今回のようなキャンプには、面倒でもタープを有効利用することが快適なキャンプ生活空間を作り出すポイントであることがわかるかと思う。

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