キャンプの寒さ対策:石油ストーブ編

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今回購入した対流型のコロナ石油ストーブ(SL-6618)

本ホームページでは、春キャンプや秋キャンプの一般的な寒さ対策をファミリーキャンプ(10):春キャンプの寒さ対策(1)で紹介しています。さらに耐寒用シュラフ、シェルター、薪ストーブなどを利用したキャンプの寒さ対策をファミリーキャンプ(11):春キャンプの寒さ対策(2)で紹介しています。 今までストーブがない寒さ対策でキャンプを過ごしてきましたが、雪上キャンプも今後挑戦してみたいと言う気持ちもあり「キャンプで利用できるストーブ」を検討し購入しました。当然電源サイトを利用すれば、「電気毛布」や「電気ストーブ」なども考えらましたが、電源容量などの問題もあるので電源無しで利用できるストーブの購入となりました。秋キャンプとして本ホームページで紹介している南アルプスの奥大井にある「アプトいちしろキャンプ場」で、ストーブ利用をデビューしました。今までの寒さ対策を、さらに上回る「寒さ対策」になったので紹介したいと思います。

キャンプでの寒さ対策に利用できるストーブの検討

キャンプで利用できるストーブを検討する際に最初にやることは、様々なストーブの長短所調べです。電源がないことを条件とすれば「薪ストーブ」「石油ストーブ」「ガスストーブ」の3つがまずは上げられます。

薪ストーブ

キャンプでのストーブと言えば「薪ストーブ」を思い浮かべる人が多いほど3つの中では、最もキャンプらしさがあるストーブです。火が絶えないように薪を入れながら薪が燃える音や揺らぐ炎が楽しめるのが最大の魅力です。3つの中で、最も火力が高く冬場でも広範囲をしっかりと暖められます。また、ストーブの天板部分でやかんや鍋を置き調理を行える製品も多いです。しかし、デメリットとして着火をはじめとする取り扱いが難しい点や持ち運びが不便な点が上げられます。特に煙突の設置には、かなりの慣れが必要で、燃料となる薪も大量に必要になりキャンプ場を選ぶ配慮も必要です。逆に、ほとんどのキャンプ場では薪が販売されているので、燃料が切れても燃料を購入できることは逆にメリットになります。また、薪ストーブ本体や煙突が非常に高温になるので、小さい子どもには特に注意が必要です。様々な薪ストーブが販売されていて、価格も1万円台から5万円前後までと様々な製品があります。

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石油ストーブ

キャンプ用ストーブとして人気が高まっているのが「石油ストーブ」です。キャンプで利用される石油ストーブは、反射式ではなく対流型です。全体に熱が放射され熱くなった空気が上昇することで対流を発生させて温めるストーブです。3つの中では、薪ストーブに次ぎ火力が高く冬場でも広範囲をしっかりと暖められます。また、薪ストーブと同様にストーブの天板部分でやかんや鍋を置き調理を行える製品も多いです。燃料となる石油は、ガソリンスタンドなどで手軽に入手でき燃焼時間が長く燃料を頻繁に補給する必要がないのも利点です。デメリットは、大きく重たい物が多く運搬に車が必須で、燃料の灯油も運ばなければなりません。キャンパーに人気がある小型の持ち運びが楽な小さな石油ストーブも販売されていますが3万円前後で高価です。また、薪ストーブ同様に本体が高温になるので、小さい子どもには特に注意が必要です。着火装置や耐震自動消火装置などが装備されているものがおすすめです。

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ガスストーブ

ガスストーブ」は、ガス缶をセットして利用するストーブと定義します。軽量でコンパクトな製品が多く、携帯性に優れたストーブです。取り扱いもガス缶をセットするだけで簡単に利用でき操作性の高さが魅力です。燃料のガス缶はOD缶とCB缶の2種類があり、キャンプ向けのストーブはCB缶を使用する製品が主流です。カセットボンベとも呼ばれるCB缶は、スーパーやコンビニで手軽に入手できるため、燃料の買い出しが容易なのこともメリットです。しかし火力は、「薪ストーブ」「石油ストーブ」と比べると弱く大人数のキャンプには不向きです。ソロキャンプやサブ用ストーブなどの用途に適し少人数での使用や足元を温める程度になります。また、製品によっては気温が低くなるとガスが燃焼しづらく使用できないことがあるので冬キャンプや雪中キャンプなどには、注意が必要です。さまざまなな安全装置がついている商品の方が安心して使えます。


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ストーブ特性比較表

ストーブ特性比較表の画像01

石油ストーブを選んだ理由と候補ストーブ

本音はアウトドア色が強い「薪ストーブ」が欲しかったのですが、今回は「石油ストーブ」を選びました。一番の理由は、煙突の処理(立て方)。寒い時期での私のキャンプは、10畳程度のシェルター(タープテント)を利用する機会が多く、ストーブはこのシェルター内での利用を考えていました。私のナイロン製シェルター内で「薪ストーブ」を利用するには、高温になる煙突の処理(立て方)を工夫する必要がありました。キャンプ場でよく見かけますが、シェルターから高温になる煙突を外に出すにはそれなりの道具や器具、テクニックと経験が必要です。これは、ストーブ初心者には高いハードルです。そこで今回は、持ち運びが大変で運搬に苦労するのですが反面、取り扱いがしやすく火力も強い対流型の石油ストーブを選びました。私の選んだ石油ストーブは、コロナ石油ストーブ(SL-6618)と2万円前後のお手頃価格で火力がとても強い石油ストーブです。しかし、かなり大型な対流型ストーブいなります。本来は、持ち運びが楽な小さな対流型ストーブがキャンプ用途に合っているのですが、1BOXに乗っていることもあり運搬スペースを確保することができたのが幸いでした。最近、このコロナ石油ストーブ(SL-6618)をキャンプで利用するキャンパーが増えています。これらの傾向は、積載量がある車を利用するキャンパーが多くなったからかもしれません。結果的には、とてもよかったと思います。今までのシェルター内とは違い、断トツに温かい空間をつくることができました。これならば、もう雪中キャンプもできるかと思えるまで温まりました。温度計を見てみると1時間後には、換気窓を設けていましたが外気温5度なのですが、すでにシェルター内は23度になっていました。

検討した石油ストーブ

キャンプで利用される石油ストーブは、反射式ではなく対流型。全体に熱が放射され熱くなった空気が上昇することで対流を発生させ広いスペースを温めるのみ向いているストーブです。キャンプでよく検討される石油ストーブは、フジカアルパカトヨトミアラジンが4大人気石油ストーブと言われています。この中にはコロナはありません。コロナは、どちらかと言うと本体が大きく重い点もありキャンパーからと言うよりは、家庭の広い部屋に使われているストーブです。しかしながら最近では、ホームセンターでも簡単に手に入る購入のしやすさと安価なことからキャンパーが利用することも多くなってきています。

石油ストーブ比較表

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フジカハイペット

フジカハイペットは、1947年創業の国産メーカー「フジカ」が製造しているキャンパーに一番人気の石油ストーブで、技術力、サポート面で安心感があります。5.6Kgと重量が軽量なのにもかかわらず暖かさも十分で、高度3,000mでの燃焼も実証されている高耐久性も魅力です。さらに、フジカハイペットは、灯油を入れるタンクが特許を取得している特殊構造になっていて唯一、転倒・振動時に灯油が漏れがない構造になっています。ストーブの色は黒と白があり、オプションで取外し可能な反射板があります。購入は、メーカーへの電話注文のみのため納期が数ヶ月先となることもあります。 弱点としては、タンク容量が比較的少ない(3.6L)ことです。

アルパカストーブ

アルパカストーブは、フジカハイペットと似ていますが、韓国の企業から発売されている石油ストーブです。フジカハイペット同様、小型で持ち運びがしやすくキャンパーの中では、フジカハイペットに次ぐ人気の石油ストーブです。アルパカストーブの魅力は、フジカハイペットよりも暖房出力が高く燃焼継続時間が長い事です。弱点としては、韓国メーカー製品なので若干故障や不備対応におけるサポート面での安心感と信頼性で気になる部分があります。ストーブの色は赤と白の2色。アルパカユーザーの中には、自分好みの色に塗り替えて使っている人もいるようです。別売りで専用ケースがあるのがうれしいです。

トヨトミレインボー(ランタン調)

トヨトミレインボー(ランタン調)は、国内メーカー「トヨトミ」の石油ストーブで、特殊ガラスコーティングにより7色に光る灯りが美しいことで人気がある石油ストーブです。レトロ調のデザインがあったりカラーバリエーションが豊富な点も、トヨトミの特徴です。フジカハイペットやアルパカストーブよりも若干大きくなりますが、暖房出力・サイズ・価格・扱いやすさなど総合的に見てバランスが良く最初の一台として選ぶキャンパーも多いようです。ストーブの色も、ホワイト、ファインピンク、ダークグリーン、レッドと4色が用意されています。 20時間と燃焼時間が長いのも魅力で、ニオイセーブ消化システムや二重タンク構造になっています。

アラジンブルーフレーム

アラジンブルーフレームは、英国のストーブ人気ブランド「アラジン」の石油ストーブ。現在では日本アラジン社が、英国製部品と日本製部品を利用し日本で組み立てられていて、日本製の安全装置なども備わっているため安心して使えます。80年以上もの間大きな変更がないレトロな懐かしいフォルムに惚れ込む人が多くいます。内・外炎板の定期的な掃除が必要でメンテナンスを施しながら、一生モノのストーブとして愛用するユーザーが多いです。美しい青い炎が特徴で、酸素の供給が悪いと炎が黄色になるので色で燃焼状態を把握することができます。ストーブの色は、ホワイト、グリーン、ブラックの3色。 8.5kgと重量がありサイズも大きいのですが、キャンプサイトでのアラジンストーブは存在感が抜群です。アウトドアはもちろん自宅の暖房として兼用することもできます。対震自動消火装置や一酸化炭素と炭化水素を低減する排ガス浄化触媒なども搭載されています。価格は、5万円台と高価です。

スノーピークレインボーストーブ


スノーピークレインボーストーブは、スノーピークから販売されている石油ストーブでトヨトミからスノーピークがOEM供給を受けている石油ストーブです。値段が高いのですが、トヨトミのレインボーストーブの良さをそのまま活かし、細かなデザイン、ツマミの色、傾度計の有無など微妙な違いをスノーピークとして取り込み高級感ある石油ストーブに仕上げています。スノーピークならではの高級感とレインボーの灯がうまく調和しています。燃焼時間が20時間と長いのが魅力で重量も6.2kgとややコンパクトなサイズになっています。 別売りのストーブケースを購入すると、持ち運びを便利にすることができます。

コロナ対流型ストーブ

コロナ対流型ストーブは、アウトドア用途で製造された石油ストーブではなく、通常の家庭で利用される目的で製造されている国内大手メーカー「コロナ」製造の対流型石油ストーブです。広いスペースをまるごと暖房でき、遠赤外線炎筒とホワイトフレームから温かさが放されます。アウトドア向の石油ストーブは、コンパクトなものが多く暖房出力面で物足りなさがありキャンプ場では2台利用している人もいます。コロナ対流型ストーブは、重量9.9kgと重くサイズも大きいですが、他の製品の2倍近い火力を持ち冬キャンプの暖をとるのに申し分ないレベルでツールームテントもこれ1台で暖かくなります。価格が安価で手軽に購入できるのも魅力です。難点は、ハイパワーがゆえに燃費が悪いです。耐震自動消化装置付きで乾電池を使った簡単つまみ点火にもなっていてタンクもこぼれにくく作られています。キャンプや大型のイベントテントでも、使いやすい便利なストーブになっています。

石油ストーブを購入したらゴトクも買おう!

キャンプで石油ストーブを利用したならばやはり、鍋やお湯などをストーブの上に置き温め調理に利用したい。石油ストーブも薪ストーブと同様に料理を温めたりお湯を沸かしたりすることができる。ストーブ上に直接置いて料理に利用することもできるが、置いたものが滑るなどしてあぶないのでここはゴトクを購入したい。特におすすめなのは、キャプテンスタッグの七輪用ゴトク。本来は、七輪用なのだがキャンプで使われる様々なスト-ブにも使える。特にコロナ対流型ストーブには、ぴったりとはまる。キャンプで利用する石油ストーブを購入した場合は、キャプテンスタッグの七輪用ゴトクをぜひ検討してほしい。1000円以下で買えるのもうれしい。

コロナ対流型ストーブにぴったりの画像310

コロナ対流型ストーブにぴったり

>本来は七輪用のゴトクの画像311

本来は七輪用のゴトク

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なぜ・・・コロナを選んだか?

キャンプで利用する石油ストーブならやはり、 フジカハイペットが一番に来るでしょう。ある程度の火力があり小型、しかも石油がこぼれない機構で持ち運びが楽な点はキャンプに適している石油ストーブです。次にくるのは、スノーピークーもOEMを受けているトヨトミレインボー(ランタン調)になるのでしょう。 コロナ対流型ストーブを選ぶ人は少ないかと思いきや最近ではこのコロナ対流型ストーブを選ぶ人が増えてきているとのことです。確かに外に立ててあるイベントなどでのテントでも使われていてその暖房能力は認められています。とにかく欠点は、大きさと重さ。この欠点・・・つまりキャンプ道具としての観点から考えれば運搬点が大問題になります。この問題を克服できるのであれば、コロナ対流型ストーブは、コスト、火力、取り扱い面でずば抜けています。ホームセンターで、簡単に買えてしまう入手のしやすさも魅力です。私の場合は、運搬を克服できたのでコロナ対流型ストーブを選びました。

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デリカD5でもかなりのスペースが取られる

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ストーブを使う際の注意点

キャンプでストーブを使う際に注意する点は、「一酸化炭素中毒」・「換気」・「やけど」・「置き場所」の4点です。一酸化炭素中毒は、狭い空間で燃焼器具を使用し酸素が不足した場合に起こる症状で、主に頭痛、めまい、しびれ、呼吸困難、昏睡などの症状があらわれます。一酸化炭素は、木炭、練炭だけでなく灯油やガスなど燃焼するものがあれば必ず発生します。一酸化炭素中毒防止のために十分に換気を行うことが大切です。完全に信頼してはいけないのですが、「一酸化炭素警報機」を設置すれば、設置しない場合よりも安心感は高まります。さらに、薪ストーブ、石油ストーブなどのストーブ本体や煙突などは非常に高温になるので、小さい子どもなどが「やけど」しないように注意してください。また、ストーブとタープなどとの距離を十分にとってください。コットン素材以外の化学繊維はすぐに燃えてしまいます。

デリカD5でもかなりスペースが取られるの画像100

一酸化炭素中毒

換気

やけど

置き場所

一酸化炭素警報機

今回、はじめて「一酸化炭素警報機」を購入し利用してみました。利用価値などを説明するほどの知識が得られなかったので今回は紹介のみにしました。別途、さらに使い込み試験などを実施し今後紹介していきたいと思います。一酸化炭素中毒対策の一つとして今回購入した「一酸化炭素警報機」は、どこの国で作られているのかあまりわからない危なっかしい製品なのですが、アマゾンで2番目に売れている安価の物(2000円)を試験的に購入しました。販売されている一番安い物よりも少し高い製品です。最近、これらの安価な「一酸化炭素警報機」を購入をしているキャンパーが増えているとのことです。正直、性能に半信半疑でしたがタープ内で七輪の上で手羽先を焼き煙が出たときに、確かに反応しましたので感知はしていると思います。換気を十分に取っていたので、この場面以外では一切警報が鳴ることはありませんでしたが、一つ持っていれば安心は高まるかもしれません。携帯可能な小型の一酸化炭素警報機で唯一、日本のセンサーを採用しているのが、DOD(ディーオーディー) キャンプ用一酸化炭素チェッカー2 CG1-559です。安価と言えど12980円が購入相場です。やはり、日本製センサーを利用すると高いのでしょうか?海外なものがなぜ2000円前後で売れるのかを考えてしまうと・・・・。「一酸化炭素警報機」に関しては、もう少し使い込んでみないと何とも言えないのが現実かと思いました。ほとんどの「一酸化炭素警報機」は、一つの目安として200ppmを超えると注意環境のはじまりのようです。

購入した一酸化炭素警報機の画像307

購入した一酸化炭素警報機

警報アラームが鳴った状況の画像308

警報アラームが鳴った状況

68ppmで警報アラームが鳴ったの画像309

68ppmで警報アラームが鳴った

安価な丸型の一酸化炭素警報機

この丸型の一酸化炭素警報機がインターネット上でよく紹介されている安価な製品で、アマゾンでは一番人気。 アマゾンでも外観が同じ製品が多くあり価格が違う。非常に不思議な製品だ。信頼性があるのかないのかまったくわからない。

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安価な角型の一酸化炭素警報機

これが私が購入した一酸化炭素警報器。ディスプレイが見やすく300ppm以上になると大音量と英語の人音声プロンプトの警報がなり価格もお手頃。50ppmが60分~90分程度続くと警報が鳴る。とにかく仕様が良くわからない。

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DOD一酸化炭素チェッカー2

正直この製品が一番信頼できそうな製品。国産センサーを使用していて信頼でき小型に設計され動作気温・湿度の対応幅が広い。価格が12000円台と高いのが難点。警報が鳴る濃度は、300ppmで200ppmを超えると点滅する。

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