キャンプと虫、切りたくても切れない関係。虫とうまく付き合おう!

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キャンプ場での虫は、虫嫌いの人にはとてもいやなものだと思う。キャンプは、野外で生活すること。その野外には、虫がいっぱいるのは当然。キャンプをするには、これらの虫たちとうまく付き合わなければキャンプを楽しむことができない。なので、キャンプでは、どうしても虫対策が必要になってくる。この虫対策は、虫に出会う確立を低くする工夫虫除け対策、そして虫にさされた時の処置などが上げられる。特に夏のキャンプには、虫対策が必須のシーズンだ。キャンプ場での虫は「蚊」だけではない。怖いのが「ブヨ」「アブ」。「ブヨ」や「アブ」は、刺すと言うよりは皮膚を噛む虫で、数日間赤く腫れたり、数ヶ月もかゆみが続くいやな虫たちだ。このようなことにならないよう虫対策をしよう。逆に、虫対策はキャンプの安全に直結する事でもありキャンプを楽しむ方法のひとつでもある。自然を楽しむキャンプは虫がつきものなので、あまり神経質にならずにできる虫対策をし、虫による被害を最小限に抑える努力と工夫が楽しいキャンプ生活に結びつく。

虫対策のいろいろ

虫に出会う確立を低くする工夫

虫が少ないキャンプ環境の選択や虫を少なくする設営

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最初に考えられる虫対策は、虫に出会う確立を低くする工夫だ。この工夫には、キャンプ場やキャンプサイトの選び方、サイト設営などに現れる。しかし、虫が多い少ないだけでキャンプ場を選ぶことは、なんとなくさびしい・・・・・。キャンプは、自分の好きな自然の中で楽しむことが目的。自分がキャンプしたい場所に虫が多いか少ないかは、事前にキャンプ場に聞いてみることをおすすめする。自然の中には、どこでも虫は居る。その中で自分が許せる範囲と自分ができる虫除け対策の効果をしっかり把握した上で、自分がキャンプをしてみたいと言うキャンプ場と虫がいる環境とを自分自身がしっかり判断することが一番大事だと思う。

【虫が少ないキャンプ環境】
  • 虫の少ない時期にキャンプをする。

    指アイコンの画像夏よりも虫が少ない春や秋にキャンプをする。しかし、虫がまったくいない時期はないと思った方がいい。

  • 虫の少ないキャンプ場を選ぶ。

    指アイコンの画像標高1000m以上のキャンプ場や広い芝生のキャンプ場の方が標高が低い林間などのキャンプ場よりも虫が少ない。

  • キャンプサイトの場所を選ぶ。

    指アイコンの画像キャンプ場の中でも、虫が多い場所と少ない場所がある。湿り気のある場所や水溜りが日常的にある場所に近いサイトは虫が多い。草むらが近い場所のサイトも虫が出やすい。

  • 整備されたキャンプ場を選ぶ。

    指アイコンの画像人の手があまり入っていない自然豊かなキャンプ場は、整備されたキャンプ場よりも虫が多い。整備されたキャンプ場の中には、外灯に虫除け器などが設置されているところもある。自然美にかけるが、整備されたキャンプ場でのキャンプも虫除け対策のひとつだ。

  • 食べ物のごみはすぐに片づける。

    指アイコンの画像食べ物のゴミは、ゴミ袋に入れしっかり閉めておく。ゴミの臭いによって、虫が引き寄せられることを少なくすることも工夫の一つだ。

  • テントの出入りは素早く、虫が入らないようにする。

    指アイコンの画像テントへの出入り時におけるテントの開閉はすばやく行い、虫がテントの中に入らないようにする。テントに一度入った虫は、なかなか出にくいのでテントの開閉には細心の注意をはらう。また、ブヨや蚊の活動時間である早朝と夕暮れにはテントの設営や撤収は極力避けた方が、虫に刺される確立は低くなる。

  • 虫に刺されない服装をする。

    指アイコンの画像暑さにもよるのだが、露出している部分を最小限にとどめる。夏でも、可能な限り長袖、長ズボン、靴下を着用する。首も、バンダナやタオルを巻いていると虫にさされにくい。足元もスニーカーなど、肌が露出する部分を少なくすることがおすすめ。

  • 誘蛾灯の設営。
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    虫除け対策に、明かりで虫を誘う誘蛾灯の設営がある。明るいランタンと暗いランタンを用意し、明るいランタンをテーブルなどから離れた場所に設置して誘蛾灯にする。リビングスペース近くには暗めのランタンを使う。虫が来る割合が変わるだけで、暗めのランタンの方にも虫は来るが、7割以上は明るいランタンに向かう。虫たちは明るいライトの方に集まり、テーブルの上にはあまり来なくなる。誘蛾灯は、状況を見ながら設営するといい。

  • メッシュで囲まれたタープやシェルターの利用。
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    最近のキャンプ場で多く見かけるメッシュで囲まれたタープやシェルターは、虫による被害が少ない。夏などは、風が通らないと暑くなるのだが、利用している人は多い。メッシュで囲まれたとしても虫が中に入ってくることはあるので虫除け用品や蚊取り線香、虫除けスプレーの利用は必要だ。

虫除け対策のポイント

キャンプに「蚊取り線香」は必須アイテム

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キャンプに蚊取り線香は、必須だ。蚊は、どこでも居るので蚊取り線香は必ず用意したい。蚊取り線香は、煙が見え蚊への殺虫効果があるので気分的に楽。蚊取り線香は、風上に置き、1個では心もとないなら2個3個と状況に応じて増やせる。結局のところ、キャンプの虫除け対策にはの蚊取り線香が一番効果があると言われている。基本的に、屋外では蚊取り線香を使いテントの中では電池式の蚊取り器を使う。 通常の蚊取り線香は、人体に安全性の高いピレスロイド(アレスリン)を殺虫成分に利用していて人体に優しく、さらに殺虫効果があるのだが、蚊には効くが「アブ」「ブヨ」などには効かない

私も愛用している注目の「防虫線香」

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最近では、殺虫能力はないが家庭用殺虫剤に広く使用されているメトフルトリンを利用した人体に対して安全性の高い防虫線香がキャンプで人気がある。効力を一層強化し線香の厚みを厚くし煙の量を一段と多く出るようにした富士錦 パワー森林香(赤色) が人気製品だ。これも、「アブ」や「ブヨ」には効かないのだが、防虫としての効果は期待できる。普通の蚊取り線香よりも少し高く、コスト重視の方は、普通の蚊取り線香でもOK。虫を殺すんじゃなくて、寄ってこなくする線香で林業や農作業のプロ作業者も利用している。

テントには乾電池式の電子蚊取り器

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乾電池タイプの電子蚊取り器。写真と同じような電子蚊取り器ノーマット200時間は、上下に吹き出し口がありテントの入口や膜内の設置におすすめ。テント内のランタンフックにぶら下げておけば、薬剤はテント内全体に行き渡る。私たちは、昼間テントを設置したらすぐにこの乾電池式の電子蚊取り器数個をフル稼動させ、寝るときは、1個のみにする。これで、テント内の蚊さされは防げると思う。電子蚊取り器も原則、蚊にしか効かないので他の虫をテント内で見つけたらすぐに追い出すか殺虫スプレーなどで駆除する。

虫よけスプレー

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虫よけスプレーは、実はなかなか効果がある。直接肌にスプレーするので動き回る子供などにも有効。しかし虫よけスプレーも蚊には効果があるが、蛾や羽虫、ブヨ、アブには効果がない。ただ人体に有害であるとの見方もあるので、使いすぎには注意しなければならない。個人的には、虫よけスプレーよりも次に紹介する最近注目を浴びている「ハッカ油水(オーガニック虫除けスプレー)」をおすすめする。

ハッカ油水(オーガニック虫除けスプレー)

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虫除けスプレーをつけていても、あまり効果が期待できないのが「ブヨ」「アブ」など。ブヨ対策には、ハッカ油が効きと言われている。このハッカ油を利用した虫除け水は、数年前に大ブレーク。このハッカ油も完璧ではなく、「ブヨ」に刺されないとは言えないのだが、ブヨが寄ってきにくくなり通常の虫除けスプレーよりも効果があり人体への影響がないことを考えれば、キャンプではおすすめ。作り方は簡単で、スプレーボトルに 精製水 90mlと無水エタノール 10ml を入れ、ハッカ油 を 5~8滴程度入れよく振って混ぜ合わせるだけ。更に強力な虫除けにしたい場合は、ハッカ油の量を増やせば効果が上がる。 しかし、「ハッカ油成分が強すぎると肌が敏感な方には刺激が強い場合があるので気をつけること。ハッカの清涼感により涼しい気分になれる。 スプレー系の弱点は「水に流れてしまう」こと。せっかくスプレーをしても汗や洗い物などをしてしまえば一緒に流されてしまう。ブヨが出やすいキャンプ場では細目なスプレーが必要だ。

吊り下げ式虫除けと虫除けキャンドル

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吊り下げ式虫除けと虫除けキャンドルを、利用したのだがほぼ効果なしだと思う。風に弱いし、どの範囲が効いているのか不明。雰囲気重視の方には受けるのだが・・・・・吊り下げ式虫除けも吊り下げたのだが、蚊取り線香にはかなわない。テント内でも試したのだが微妙?基本は空気が停滞している場所用なのでキャンプに不向きな虫対策だと思う。

虫にさされた時の処置

虫にさされた応急用品

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キャンプでの救急用品として、消毒薬、テープ、冷湿布、目薬、解熱・鎮痛薬、抗ヒスタミン剤、ステロイド外用剤、絆創膏、ポイズンリムーバーが上げられる。蚊に刺されたときは、虫にさされの薬ならば何でもいいのだが、「アブ」や「ブヨ」にさされた場合の用意として、「ポイズンリムーバー」強めのステロイド軟膏を用意すると安心だろう。ステロイドは、副作用が怖いというイメージがあるが、「ブヨ」や「アブ」にさされれた場合は効果の高いステロイドを短期間使用する方が直りが早い。 「ブヨ」や「アブ」にさされれた場合は、まずポイズンリムーバーで”毒抜き”をするのが一番効果的。刺されたらすぐにやらないと効果が薄れるので、早めの対処を心がけよう。とにかく毒を取るのだ。それでも赤くはれ上がった時などはステロイド外用剤を塗る。おすすめは、市販薬の中でも強めのステロイド外用剤として有名なフルコートf 5gがおすすめ。刺された後に、痛み、炎症の拡大、しびれ等が出てら迷わず、すぐに皮膚科に行こう。炎症がひどいのをほおっておくと大変なことになることを頭に入れておいて欲しい。私たち家族も「ブヨ」にさされたことを軽く見て全員がひどくなり、最終的に医者に行き治療した経験がある。

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