ファミリーキャンプ(16)のイメージ画像

キャンプの寒さ対策②

キャンプの寒さ対策の画像1114

キャンプの寒さ対策①では、一般的なキャンプ用品での寒さ対策を中心に紹介したが、キャンプの寒さ対策②では、耐寒用のキャンプ用品を利用した寒さ対策を考えてみたい。 耐寒仕様のキャンプ用品で一番最初に頭に浮かぶ物は、「」だ。耐寒用シュラフを持っているかどうかで格段に寒さが残る春キャンプの快適さが違う。 私たちは、耐寒用キャンプ用品としてはシュラフしかもっていない。次に耐寒用として考えてみたいのが、「」だ。 最近では、ツールームテントが多く販売されシェルター単独での製品がすくなりつつある。しかし多くのキャンパーがオールシーズンでこのシェルターやツールームテント寒さ対策として利用している。 この「シェルター」は、「リビング用シェルター」「ドーム型シェルター」とか「テントシェルター」「テント型タープ」などさまざまな名称がつけられているが、リビング用の大きなテントだと思えばいい。 最後に考えてみたいのが「」。「ストーブ」まで考えてしうと雪上キャンプも可能な領域に入る。今日では、「薪ストーブ「「石油ストーブ」「燃料ストーブ」などさまざまなタイプのストーブを考えることができる。 他にも耐寒用のキャンプ用品があるのだが、ここではこの3点を紹介してみたい。

耐寒用シュラフ

耐寒用シュラフ 概要

私たちが利用している耐寒用シュラフの画像1113

キャンプ利用なので、本格的な冬の山岳用シュラフまではいらないと思うが、耐寒用シュラフは、予算が許す中で一番適応温度が低いマイナス仕様をおすすめする。 私たちが利用している耐寒用のシュラフは、すでにメーカからの販売が終了しているがColeman(コールマン) の。 コールマンシュラフの中では、適応温度-18℃と一番の耐寒仕様のシュラフ。 実態は、10℃程度高めて-8℃前後かと思う。それでもマイナス適応温度だ。雪上キャンプにも耐えられ寒い時期の春キャンプでは充分な寒さ対策ができる。 ダウンではなく化学繊維100%でガサバルのだが、コストパフォーマンスは高い。今は、販売されていなく右(下)の写真の商品L-15に受け継がれている。


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タスマンキャンピングマニー -15度対応


私たちが利用している耐寒用のシュラフの後継、Coleman(コールマン)の。このコールマンシュラフは、適応温度-15℃と耐寒仕様。実態は、10℃程度高めて-5℃前後かと思う。 人の体型に合わせたマミー型で、保温性と寝返りがうてるシュラフになっている。フード部分を閉めることで冷気の侵入を防ぎ、内部の温度を保持。ファスナー部内側に中綿がしっかり詰まった3インチのチューブを設け、ファスナー部分からの冷気を遮断し保温性をアップしている。 少しガザバルのだが、おすすめのシュラフで洗濯機での丸洗いOKだ。

タスマンコンパクトX/-18での耐寒の工夫

ウィッチワンドローコードの画像1115

耐寒用シュラフは、マミー型がおすすめ。寒さ対策で必要なことは、可能な限り冷気を外から入れず内部の温まった空気を逃がさないのがポイント。

内部の仕切りもあるの画像1116

タスマンコンパクトX/-18は、首下近くに内部の仕切りがあり温まった空気を逃がさない工夫がされている。

ジョップドラフトチューブの画像1117

ファスナー部の内部に中綿がしっかり詰まったチューブを設け。冷気の入り込みを遮断する工夫がされている。

シェルター

シェルター 各社のシェルター

寒さ対策としてのシェルターの画像1118

最近は、ツールームテントの登場で「シェルター」を目にするのが少なくなってきた。しかしながら、ツールテントやシェルターはどこのキャンプ場でも良く見かける。春、夏、秋、冬と「シェルター」は、すでにキャンプ用品の定番になりつつある。 さらに、ツールームテントがどんどん増加しているのも事実だ。 我が家は、春と秋の寒い時期に「シェルター」を利用している。シェルターは、リビングでの視界が狭まり開放感がなくなってしまうので我が家は外で過ごすことが多い。しかし、雪上キャンプには、必須のアイテムとなるので欲しいキャンプ用品だ。 寒さ対策として「シェルター」は非常に役に立つ。リビングでの寒さの原因になる寒気や風を遮断するには最高のアイテム。夏は、メッシュ使用にしてリビングの虫除けとして活躍する。「シェルター」の仕様はメーカーによってさまざまなのだが、個人的には「シェルター」の購入ポイントは、
①フルクローズ時に壁シートの下(はかま部)が、確実に地面についていて地面から風や外気が入らない構造。
②夏に活用できるようフルメッシュ仕様ができる。
③テントと結合が可能なものがベター。(テントと同メーカーならば確実)
の3点。主要なメーカーならば、この3点をほぼクリアしていると思う。


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手ごろな価格で人気があるコールマンのシェルター。ツールームテントの商品に移行していくメーカが多いが、コールマンは、今でもシェルターを商品ラインナップ化し多くのキャンパーに利用されている。


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メッシュシェルター

人気のスノーピークのテント&シェルター。フレーム構造が良く、室内も広い。4人用のリビングを簡単にレイアウトできる。メッシュパネルが多く開放的なエントリーシェルターだ。

ストーブ

ストーブ キャンプで使える薪ストーブ

シェルターの中で燃やす薪ストーブの煙突の画像1119

キャンプでストーブを利用している人はそんなに多くないと思うが、寒い時期に必ずキャンプをするというキャンパーは、ストーブは重宝なキャンプ道具。キャンプでは、煙を上げる薪ストーブが雰囲気をかもし出すと思うが、石油ストーブをシェルター内に置いている人もいる。 なにを隠そうと私は、石油ストーブだ。中には電源サイトを利用して電気ストーブを使う人もいる。ストーブは、キャンプの寒さ対策として利用できるアイテムであることは確か。 しかし、燃えやすい素材でできているシェルター内で、ストーブを利用するなら最大限の注意を払わなければいけない。 特に
①強風によるテントと煙突の倒壊や接触。
②テント、タープ、シェルター、荷物への引火。
③人災、やけどなど。
に気をつけたい。 雪上キャンプならストーブは必需品。逆に春、秋キャンプでは特に用意しなくてなんとか凌げる策はあるにせよストーブはあったほうが良い日もある。 ストーブは、あれば重宝するアイテムなのだがある程度キャンプに慣れてきてから利用したいアイテムのひとつなのではないだろうか?


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日本の薪ストーブ。煙突付きで、暖房、野外調理と様々な用途に使える。本体にステンレスを使用し錆びにくく、天板に鍋やヤカンが置け調理ができる。キャンプ用の薪ストーブとして人気急上昇。


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KAMADO煙突ストーブ

アウトドアシーンに合わせた5つの用途に使えるかまど型の煙突ストーブ。薪ストーブ、焚き火、バーベキュー、ダッチオーブン、かまどなど5つの用途に使える。

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